「TRY」“シャボン玉に秘めた涙”―ユン・ゲサン、笑顔のキャラポスターに隠された衝撃の真実

10時05分ドラマ
画像:SBS「트라이: 우리는 기적이 된다」キャラクターポスター

Netflixで独占配信龍のSBSドラマ「TRY~僕たちは奇跡になる~」では、ユン・ゲサンがシャボン玉を吹くキャラクターポスターが、放送前に先行公開され「明るくコミカル」だと話題となっていた。しかし第5話でその裏に隠されたかなしい事実が明らかになった。

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ガラムの病とシャボン玉の本当の意味
ユン・ゲサン扮するガラムは普段、他人の視線を気にせずコミカルで余裕のある姿を見せる監督として描かれてきたが、実は自らの病「重症筋無力症」と向き合いながら戦っていた。

8日に放送された第5話はガラムに筋肉マヒの症状が現れ、廊下で倒れてしまうという、深刻なシーンから始まった。友人のマ・ソクポン(ぺ・ミョンジン)が病院に連れて行き、医師から予定日に健診を受けなかったことを注意される。さらに「呼吸筋麻が再発したら助からないかも」と警告される。すると、ガラムはポケットからシャボン玉を取り出し、「毎日空気の泡を吹く」ことで呼吸筋麻痺のリスクを管理していることを明かす。この場面は、視聴者の胸を強く打った。先行ポスターでのシャボン玉は単なる演出に見えたが、第5話でそれが“生きるための儀式”であることが描かれ、キャラクターに重みと説得力を与えた。

ユン・ゲサンの繊細な演技
ユン・ゲサンの演技は、評論家や視聴者から「愉快さと深い苦悩を併せ持つ監督像を、ユーモアとお茶目さで繊細に描き出した」と高く評価されている。表向きは能天気だが、心の底には痛みを抱える人物像を、密度の高い表現力で体現。ラグビー部メンバーや視聴者の心を確実につかみ、ドラマ全体の感動を増幅させた。


「TRY ~僕たちは奇跡になる~」は、何が起こるか予測できない変わり者の監督チュ・ガラムが、いつも最下位のハニャン体育高校ラグビー部を引き受け、全国大会優勝を目指して突き進むコミカルな成長スポーツドラマだ。この回の詳しいあらすじは【第5話あらすじと見どころ】で、これまでの全話とキャスト徹底紹介、制作発表会まとめなどは【「TRY」を2倍楽しむ】でまとめている。


毎週金・土曜日21:50からSBSで放送され、その後、Netflixにて独占配信中だ。

「TRY」第6話は8月9日(土)放送、その後Netflixにて独占配信される。

SBSNOW公式X「트라이: 우리는 기적이 된다」EP6予告

TRY 〜僕たちは奇跡になる〜 | 予告編 | Netflix
SBS「트라이: 우리는 기적이 된다」HP
YouTube「SBS Catch」チャンネル

kandoratop【作品詳細】【「TRY」を2倍楽しむ】