イ・ジヌク＆チョン・チェヨン主演「エスクワイア」、視聴率3.7％→8.3％で週末ドラマの台風の目に

09時05分ドラマ

俳優イ・ジヌクとチョン・チェヨンが主演を務めるJTBC土日ドラマ「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」（에스콰이어: 변호사를 꿈꾸는 변호사들）が、週末のテレビドラマ市場で存在感を急速に拡大している。正義を掲げた弁護士たちの巧みな活躍と、人間的な交流を軸に描かれる成長物語が、多くの視聴者の心をつかんでいる。

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本作の脚本を手掛けたのは現役の弁護士であり、法廷ドラマとしてのリアリティとテーマ性の深さが際立つ。序盤から注目を集めてきたが、8月2日の初回放送で3.7％（ニールセンコリア・全国基準）を記録した後、10日放送の第4話2倍以上の8.3％まで急伸した。これは現在放送中の週末ドラマの中でも際立った伸び率であり、勢いはさらに加速すると見られる。

Netflixでの反響も大きい。放送直後から「今日の韓国TOP10シリーズ」で1位を獲得し、8月4日から10日までの間に460万回の視聴を達成した。これにより、Netflix非英語圏TVショー部門で世界第2位にランクインし、国内外で話題を呼んでいる。日本でも8月15日の【今日のTV番組TOP10（日本）】で3位をマークしている。
●Netflix（非英語圏）TOP10　韓国「エスクワイア」世界2

「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」は、経験不足だが情熱と正義感を兼ね備えた新人弁護士カン・ヒョミン（チョン・チェヨン）が、冷静沈着で類い稀な実力を誇るパートナー弁護士ユン・ソクフン（イ・ジヌク）と出会い、共に事件を解決しながら一人前の法曹人へと成長していく過程を描く。都市ガス使用量の改ざん事件、医療機器破損による損害賠償訴訟、母親の過剰な保護による子どもの交通事故、児童虐待犯への制裁など、多様な題材がテンポよく展開してきた。

物語は単なる事件解決にとどまらない。依頼人の抱える傷や葛藤に寄り添い、法廷という舞台で正義が形になる瞬間と、その過程で人々が救われていく様子を丁寧に描き出す。脚本のパク・ミヒョンは「法律の中で愛を探ってみたかった」と語っており、子どもを望む夫婦が病院の過失で夢を絶たれる事件や、息子への執着を愛と信じる歪んだ母性といったテーマを訴訟の形で取り込み、深い余韻と共感を残している。

イ・ジヌクは、冷たく見えながらも信念を内に秘めたユン・ソクフンを緻密に演じ、物語の軸を支えている。対するチョン・チェヨンは、不器用ながらも鋭い直感と行動力で事件に挑むカン・ヒョミンを生き生きと表現し、物語に活気を与えている。ベテランと新人が衝突しながらも一つのチームとして信頼を築く展開は王道ではあるが、各事件を経て関係性が深まっていく様子が見どころとなっている。

次回、8月16日放送の第5話では、姉からの依頼を受けたヒョミンが、著作権侵害で有名作家から訴えられたアマチュア画家を弁護する。公判前日に訴状が届くという異例の事態の中、ソクフンが黙々と支え、二人が仕上げた弁論が予想外の展開を呼び込む見込みだ。

「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」は、正義感が強く堂々としているが社会生活に不慣れな新人弁護士ヒョミン（チョン・チェヨン）が、実力はトップクラスのパートナー弁護士ソクフン（イ・ジヌク）を通じて一人前の弁護士へ成長していく物語。

これまでの全話あらすじと見どころ、キャストの魅力などは、【「エスクワイア」を2倍楽しむ】でまとめている。

JTBC「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」次回第5話は、8月15日（土）22時30分に放送、その後、Netflixにて独占配信される。