「エスクワイア」イ・ジヌクとチョン・チェヨン、デート暴力で傷ついた女性の心を癒やす 第6話7.7%で好調維持

Netflixにて独占配信中のJTBC土日ドラマ「エスクァイア:弁護士を夢見る弁護士たち」(에스콰이어: 변호사를 꿈꾸는 변호사들)、17日(日)に放送された第6回では、ユン・ソクフン(イ・ジヌク)とカン・ヒョミン(チョン・チェヨン)が、愛に傷ついた依頼人にかけた慰めが視聴者の心にじんわりと染み入った。
これにより第6回の視聴率は首都圏8%、全国7.7%を記録した。(ニールセンコリア有料世帯基準)⇒【韓国視聴率TOP10】
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「エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち」は、正義感が強く堂々としているが社会生活に不慣れな新人弁護士ヒョミン(チョン・チェヨン)が、実力はトップクラスのパートナー弁護士ソクフン(イ・ジヌク)を通じて一人前の弁護士へ成長していく物語。【「エスクワイア」を2倍楽しむ】では制作発表会まとめやキャストの魅力、全話あらすじと見どころなど、ドラマを深掘りしていく。
■キャスト⇒【どこよりも詳しい!キャスト・キャラ紹介(画像・相関図)】
ユン・ソクフン役:イ・ジヌク
カン・ヒョミン役:チョン・チェヨン(元DIAチェヨン)
イ・ジヌ役:イ・ハクジュ
ホ・ミンジョン役:チョン・ヘビン
ほか
■第6話:「愛という名の錯覚」(※ネタバレあり)
ユルリム法律事務所の代表コ・スンチョル(キム・ウィソン)が引退して顧問になると宣言。そして新たに発表された代表は社内政治に負けて地方企業の社内弁護士となっていたクォン・ナヨン(キム・ヨジン)だった。
一方、ヒョミンを訪ねてきた依頼人ソル・ウニョン(チョン・ヒジュ)は、加虐的な関係を強要し、消せない傷を残した元彼氏を傷害罪で告訴したいと告げた。しかし、全ての行為が同意のもと行われていたため、それを無効にするには依頼人の心神耗弱を立証する必要があった。
ヒョミンは訴訟チームのミーティングで、「愛も心神耗弱だと主張できるのではないでしょうか?」と予想外の質問を投げかけた。深い愛情は理性的判断を曇らせ、衝動的な決定をさせるため、心神耗弱の状態と見なせるという理由からだ。ソクフンはこの主張を興味深く受け止めた。依頼人にあったソクフンは、「愛の前では誰もが非理性的で弱くなり得る」と説明し、愛が大きいほど弱者になり得ると語った。そしてデート暴力事件として訴訟を引き受けることに。
ところが、ヒョミンが親友たちと出かけたクラブで、ゲーム会社代表チョン・ハンソク(チェ・ジョンウ)と偶然出会う。ハンソクはデート暴力事件の加害者だった。ヒョミンに興味を持ったハンソクは、後日、事件を早々に片づけてヒョミンと親しくなりたいと、希望通りの慰謝料を支払うと合意した。
事件はうまく収束したものの、依頼人の傷は依然として深く、事件そのものが急ぎ足で終わった印象にヒョミンの心はすっきりしなかった。悩んでいるヒョミンを見たソクフンは、依頼人が告訴を決意したのは身体の傷ではなく心の傷のためだと見抜いた。そして傷を癒やすには、その内面まで見る必要があり、金銭的補償だけではその傷は癒えなかっただろうと指摘した。
この言葉は、合意内容を説明していたヒョミンが依頼人から聞いた告白と重なった。依頼人は自分を最も苦しめたのは傷跡ではなく、自分を責める心だったと打ち明けた。そして「愛の前では誰もが非理性的で弱くなり得る」というソクフンの言葉がその自責を和らげ、自分の重荷を軽くしてくれたと弁護士たちに感謝を伝えた。ヒョミンは「身体の傷は傷跡として残っても、心の傷だけは残らないように」との心のこもった一言で依頼人に温もりを届けた。
愛が深ければ誰でも理性を失い弱くなり得るが、その弱さは決して罪ではない。自分を責めることなく、過去の愛をきちんと終わらせるべきだという暖かいメッセージが感動的な余韻を残した。
一方、新代表のクォン・ナヨンは、「実力で信頼を積み、勝利をつくる法律事務所」という明確な目標を掲げ、縁故や接待に頼る古い体質を正面から指摘した。この言葉に一部の既得権を持つパートナー弁護士たちは不快感を示したものの、場内からは熱い拍手が起こり、新たなリーダーの誕生を知らせた。
就任直後、ナヨンはかつて自分を追い出したコ・テソプ(パク・ジョンピョ)と対峙。回想を通じて、彼女が一度は席を譲らざるを得なかった過去が描かれ、復帰の理由と強い決意に説得力が加わった。その後、ソクフンと二人きりで向き合い、「目には目を、歯には歯を」との固い覚悟を明かし、法律事務所の生き残りをかけた構造改革を予告して変革の幕を開けた。
■見どころと次回第7話予告
コ代表が、新代表としてクォン・ナヨン指名したことに、息子のテソプは憤慨した。しかしこれには腹黒い魂胆があった。第3話で、「自分の後任として代表を務めてほしい」とソクフンに申し出た。改革のためには、実力のないパートナーや、旧態依然としたやり方を変えられないメンバーを排除する必要があり、ソクフンはその“刃を振るう役”になるつもりはないと強い姿勢を示した。
ソクフンが断った“刃を振るう役”をナヨンに押し付けたのだ。そんな社内政治の戦いが続く中、クォン・ナヨンという頼もしい支えの登場で、ソクフンは「沈みかけた舟」を立て直すことができるのか注目が集まっている。
イ・ジヌクとチョン・チェヨンの法廷活躍と共に、毎回「愛」に新しい視点を投げかけているJTBCの週末ドラマ「エスクァイア」は毎週土曜22時40分、日曜22時30分に放送される。第7話は23日放送、その後、Netflixにて独占配信される。
◇YouTube「에스콰이어 7회 예고편」EP7予告
◇JTBC「에스콰이어: 변호사를 꿈꾸는 변호사들」HP
