「19番目のカルテ」松本潤からの優しい言葉で涙を流したウイカに共感の嵐【第5話ネタバレと第6話予告】

8月17日に「19番目のカルテ」(TBS、日曜21時)の第5話が放送された。心臓血管外科の茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)の厳しい母・愛(朝加真由美)に悩んだ過去も、嫌い似慣れない気持ちも全て徳重(松本潤)が包み込んだ。第6話は8月24日に放送する。訪問診療で終末期医療に滝野(小芝風花)が挑戦する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「19番目のカルテ」とは
2025年7月から放送されるTBS日曜劇場「19番目のカルテ」は、「しょせん他人事ですから ~とある弁護士の本音の仕事~」などの作画を手掛ける富士屋カツヒトによる連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス)の原作を、「コウノドリ」シリーズの坪田文が脚本を書き、松本潤がキャリア30年目で初めて医師役に挑戦する、新領域・総合診療医を描く新しいヒューマン医療エンターテインメントドラマだ。その第5話が8月17日に放送された。
■第5話ネタバレあらすじ
心臓血管外科の茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)は、卓越したオペ技術と華麗な経歴を持つ魚虎総合病院の看板医師だが、素顔はベールに包まれており、プライベートについては誰も何も知らないミステリアスな人物だ。茶屋坂は、病院の変化の中心にいる徳重(松本潤)のとある過去を知ったことから、まるで獲物を狩るかのように興味と追求を徳重に向けていく。それは徳重が過去に救急医として働いていたということだ。なぜ、救急医をやめて総合診療医になったのか、茶屋坂の興味は尽きない。
そんな中、茶屋坂の母・愛(朝加真由美)が、重篤な状態で魚虎総合病院に救急搬送される。本来、肉親の手術は回避することが多いが、魚虎総合病院で一番腕のいい外科医は茶屋坂だ。茶屋坂は無難に手術を終え、愛は助かった。しかし、麻痺は残る。茶屋坂は一人娘である自分が一人で面倒をみることなどできないといって、施設に入れることにする。
しかし、それを機に茶屋坂の心身に異変が起き始める。文字がかけず、手術中にメスを落としてしまうなど、震えが止まらない。徳重は茶屋坂の診療をしてほしいと院長の北野栄吉(生瀬勝久)に頼まれる。
徳重は「サイコかソーシャルか」という。精神か社会かという意味だ。そして、医師としての茶屋坂、娘としての茶屋坂のどちらかをえらばなくてはいけないという葛藤から、自分が見えていないのだという。最初は反発していた茶屋坂だが、母親との関係についても話始める。
茶屋坂は幼いころから愛に厳しく育てられていた。そして、「でもママは大変なの。ママは一人で可哀想なの。私が いい子じゃないから悪いの。私がひどい子だから」と思いをぶつける。徳重は母親の苦労は苦労として認めても、それを全て娘が受け入れる必要はないという。そして、だれかのために心を痛める茶屋坂のことを“優しい人”という。茶屋坂は涙をこぼした。
その後、母親の病室に行き、一緒に暮らせないと謝った。愛は「ありがとう。助けてくれて」と茶屋坂の手を握りしめた。
帰ろうとする徳重に茶屋坂は「心はどこにあるの?」と質問する。「心という臓器はありません」といった後、それでも人は響き合う、好きな人を見ると胸が高まる、傷付けられると瞳が潤むといい、人と人との間に心が産まれるのだと思うと茶屋坂に告げた。
東郷陸郎(池田成志)は息子の康二郎(新田真剣佑)に院長選挙にでると宣言した。
心臓血管外科の茶屋坂心(ファーストサマーウイカ)は徳重(松本潤)の言葉に素直になれた
卓越したオペ技術と華麗な経歴を持つ魚虎総合病院の看板医師であり、プライベートをみせない茶屋坂心に第5話ではフォーカスがあたった。母が重篤な状態になって以降、心の心身に変調が起きる。なぜ、手が震えるのか?その応えは徳重との“会話”で判明してゆく。茶屋坂心を演じているファーストサマーウイカはNHK朝ドラ「おちょやん」、大河ドラマ「光る君へ」、そして評判となったTBSの「不適切にもほどがある」などに出演して、俳優として多彩な顔を見せている。24日放送の第6話はターミナルケア(終末期医療)を取り上げる
総合診療科に内科から相談が入り、在宅ケアに乗り出す。患者と専門医をつなげる“紹介”のような関係が続いていたが、ドラマ中盤になり、第5話では心療内科のような役目、そして第6話では専門医から患者を紹介される状態になってゆく。徳重(松本潤)は、終末期医療を滝野(小芝風花)に託すが、患者の死をどう受け入れてゆくのか?大きな経験をつむ滝野の成長が見られる第6話となる。スタッフT受注販売&グッズ第3弾販売
座長である松本潤が差し入れたスタッフTシャツを公式SNSで紹介し、評判となった。そこで、受注販売が決定した。受注期間は9月15日までとなる。また、魚虎くんをモチーフにしたカードケースミラーと付箋セットの販売も始まった。詳細については番組公式サイトに掲載されている。■第6話あらすじ
総合診療科は在宅ケアを望む患者の訪問診療を受け持つことになった。滝野(小芝風花)が担当するのだが、滝野にとっては初めてのターミナルケア(終末期医療)だ。患者は、肺がんステージ4と診断された半田辰(石橋蓮司)。静かに人生の終わりを受け入れている辰は、滝野に「かっこよく死にたい」と自らの希望を伝える。そんな患者本人の願いと、その家族たちの葛藤を前に、滝野は医師として自分に何ができるのかと思い悩む。
TBS 2025年7月13日スタート。毎週日曜日21時放送「19番目のカルテ」。出演:松本潤(嵐)、小芝風花、新田真剣佑、木村佳乃、田中泯、清水尋也、岡崎体育、池谷のぶえ、本多力、松井遥南、ファーストサマーウイカ、津田寛治、生瀬勝久、池田成志 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@19karte_tbs」。
◇TBS「19番目のカルテ」番組公式サイト
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