キム・ゴウン×パク・ジヒョン主演、Netflix新作「ウンジュンとサンヨン」メインポスター&公式予告解禁

10時11分ドラマ
画像出典:Netflix KOREA公式Xより

友達という言葉で片付けられない、女同士の複雑で濃密な関係が新たにドラマとして描かれる。

Netflixオリジナルシリーズ「ウンジュンとサンヨン」 がいよいよ9月12日に全世界同時配信される。26日、Netflix KOREのSNSでメインポスターと予告動画が公開された。

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「ウンジュンとサンヨン」は、10代から40代まで、互いを最も好み、憧れ、そして嫉妬や恨みを抱きながら一生を通じて絡み合う二人の友人、ウンジュン(キム・ゴウン)とサンヨン(パク・ジヒョン)の人生を描く。韓国ドラマ界を代表する実力派2人が、愛憎入り混じる半生を繊細に演じきる。


■ポスターに漂う、言葉にならない感情


公開されたメインポスターは、互いを見つめ合うウヌン(キム・ゴウン)とサンヨン(パク・ジヒョン)の表情を切り取った一枚だ。微笑の奥には温かさと冷たさが同居し、二人の間に横たわる複雑な歴史を物語る。
さらに視線を奪うのは、10代のウヌンとサンヨンの姿。11歳から始まった二人の関係がいかに長く深いものであったかを示しており、観る側の期待を一気に高めている。


■予告編が突きつける「もしも会わなければ…」


メイン予告編は、大学の飲み会の席で久々に再会する21歳の二人の姿から始まる。

은중과 상연 | 공식 예고편 | 넷플릭스(公式予告)

「その日、私たちは再会すべきじゃなかった」──ウヌンの一言は、画面に映る明るい笑顔とは裏腹に、のちに訪れる後悔を暗示する。

「皆がウンジュを好きだった」「サンヨンは完璧に見えた」──互いを羨望しつつも、どこかで影を感じさせる言葉の数々。10代、20代と共に過ごした青春時代が、単純な友情だけでなく、嫉妬や劣等感と複雑に絡み合っていたことを予感させる。

そして大人になったサンヨンが受賞の場で「人生で最も大きな影響を与えた友人、リュ・ウンジュンに感謝します」と告げる一方、ウンジュンの口からは「私はチョン・サンヨンの成功を認められない」という冷たい言葉が突き刺さる。二人の間には、もはや“親友”という言葉だけでは表現できない過去が積み重なっていく。



■40代、最後の再会


予告の後半には、40代へと年齢を重ねた二人の姿が映し出される。サンヨンはウンジュンに「お願いしたいことがある」と告げるが、それは到底理解しがたい頼みごとであることが示唆される。
若き日の眩しい絆から、避けがたい対立、そして再び向き合う人生の終盤……。二人の物語が最終的にどのような結末を迎えるのか、大きな関心を集めている。


■“女の友情”がなぜ心を揺さぶるのか


「ウンジュンとサンヨン」が描くのは、女性にとって特別な存在である「友達」との関係だ。
少女時代、片時も離れず一緒に過ごした友達は時に一番の味方でありながら、一番強く嫉妬してしまう相手でもある。人生を支え合う存在でありながら、時に振り返れば心の傷を残す関係でもある。
この相反する感情が丁寧に盛り込まれているからこそ、同じ経験を重ねてきた私たち世代の心を強く揺さぶるに違いない。


■演技派が紡ぐ“人生の記録”


キム・ゴウンは感情の揺れを目線と声のトーンで繊細に表現し、パク・ジヒョンは強さと脆さを併せ持つサンヨンの人生を立体的に描き出す。キャリアを積み重ねた二人がぶつかり合う演技合戦は、本作最大の見どころだ。

Netflixの新作「ウンジュンとサンヨン」は、単なる友情物語ではない。誰もが経験する「かけがえのない友との時間」と「心の奥に沈む痛み」を、両方とも真正面から描き出す。
青春から中年期に至るまでの半生をかけた感情の連続は、きっと見る者に自分自身の人生と友の記憶を思い起こさせるだろう。

「ウンジュンとサンヨン」──9月12日、Netflixで全世界同時配信開始。

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