【最終回拡大SP】「大追跡」拉致された松下奈緒を追って、大森南朋と相葉雅紀が走る【第8話ネタバレと第9話予告】

09時52分ドラマ
©テレビ朝日

「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(テレ朝、水曜21時)8月27日、第8話が放送された。元警察官・加茂雄作(螢雪次朗)が銃で襲われた事件は22年前のホームレス殺人事件に繋がった。独自の視点で一人、犯人を追いかけた青柳遥(松下奈緒)は拉致されてしまった。9月3日、最終回・第9話が放送される。伊垣修二(大森南朋)、名波凛太郎(相葉雅紀)が探しだす真実とは?予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」とは
テレビ朝日でこの夏から始まり、シリーズ化が期待される「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」は、初動捜査で犯人の足取りを追うための防犯カメラ映像の収集や分析、スマートフォン、パソコンの解析、犯人像のプロファイリングなどを担う《現代捜査のキーマン》とも言うべき最先端のプロフェッショナル集団、捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)を舞台にした刑事ドラマだ。その第8話が8月27日に放送された。

■第8話ネタバレあらすじ

夜の路地裏で突如銃声が響き、男性が腹部を撃たれた。臨場した伊垣修二(大森南朋)は男性が元警察官で伊垣の先輩の加茂雄作(螢雪次朗)だと知り驚いた。

加茂が撃たれた銃は、警察官が使用するものと同じ38口径。事件当夜、現場付近の警察官が挙動不審な人物を見かけ声をかけるも、逃走されてしまっていた。

木沢理(伊藤淳史)が五反田駅の防犯カメラに映る逃げた男を発見する。青柳遥(松下奈緒)は五反田から乗車可能な電車の駅を全てチェックするようSSBCに命じる。

一方伊垣は、北区に住む加茂がなぜ五反田にいたのか、そもそもなぜ拳銃を持っているような人物と関わりがあったのか、その理由が気になっていた。

その矢先、搬送された病院で生死の境をさまよう加茂のもとを久世俊介内閣官房長官(佐藤浩市)が見舞いに訪れる。

やがて、加茂を撃った拳銃が22年前のホームレス射殺事件で使用されたものと同じものであることが判明。しかもその拳銃は当時の現職警官から奪われたもので、なんとその警官は加茂だったのだ。

事件解決のために八重樫(遠藤憲一)は久世に話しを聞く。久世の口から語られたのは、加茂との知られざる関係、そしてSSBCを創設するに至った経緯だった。22年前、久世は組織対策課と刑事部の合同捜査を仕切っていた。その時、加茂が銃を奪われたのだ。そして、その銃でホームレスが殺された。加茂は責任を感じて、その後も銃を奪った犯人を追い続けていた。それは警察を辞めてからも同じだった。今回、加茂が撃たれたのは22年前の事件がからんでいると思われる。

名波は、久世がまだ隠していることがあると思う。久世は殺されたホームレスが実は張り込みをしていた刑事だと打ち明ける。自分の命令で部下が殺されたのだと。そして、そんなことを防ぐために、SSBCを設立したという。

一方、加茂が撃たれた事件の捜査で“赤いシャツ”を着た男が容疑者として浮上した。捜査員が部屋を調べると、本物の拳銃がでてきたので、逮捕する。

青柳はテレビのインタビューが行われ、加茂が探っていた五反田に向かう。そこでインタビュー映像に映り込んでいたアロハシャツの男を見つけて尾行した。インタビューに応じた女性はその後年金詐欺にあったという。

青柳がつけていた男がビルに入り、そこに向かうと青柳は背後からナイフを突きつけられた。抵抗しようとしたが殴られて気絶してしまう。

青柳と連絡が付かないと娘の美里(今濱夕輝乃)から連絡をもらった伊垣は防カメ映像で青柳がアロハシャツの男を尾行していたことを知る。

配信数も好調!

「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」は、放送と配信の両面で大ヒットを記録している。視聴率の好調に加え、配信総再生数は早くも1,000万回を突破した。昭和の刑事ドラマが持つ骨太な魅力と、現代ならではのスピード感、そしてユーモアを絶妙に融合させた新しい刑事エンターテインメントとして、多くの視聴者を惹きつけていると評判になっている。

「防犯カメラ映像」が大変

監督の田村直己がこのドラマで挑戦だったと話すのは「防犯カメラ映像」だという。「これは今までの撮影の倍かかるんです。例えば、顔が見えちゃいけないとなったときに、どの角度ならわざとらしくなくその画を作れるかということを考え、その画を作り、それをSSBCのセットに持ってきて次はキャラクターが見ているシーンを撮る…二度手間なんです(笑)。なんでこの企画が今までやられてこなかったかがわかります(笑)でもだから視聴者も新しさを感じて楽しんでみてくれているのかと思います」と防犯カメラ映像を撮ることの大変さを話している。監督のインタビュー記事全文は番組公式サイトに掲載されている。

9月3日の第9話で最終回

テレビ朝日、10年ぶりとなる水曜21時の新シリーズとして7月9日に放送を開始した「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」だが、9月3日の第9話をもって最終回となる。8月27日に放送された第8話で、単独行動で疑わしい男を追っていた青柳遥(松下奈緒)が拉致されてしまった。最終回では、どうやって、元夫の伊垣(大森南朋)や名波(相葉雅紀)が青柳を助けるのか、22年前の事件の真犯人を捕まえることができるのか?などが見所となる。



■第9話あらすじ

行方をくらました青柳遥(松下奈緒)を探しに、伊垣修二(大森南朋)は、SSBCで防犯カメラ映像を確認し、名波凛太郎(相葉雅紀)とともに遥が姿を消した地点へ急行する。防犯カメラが途切れた付近の雑居ビルに入った2人は、もぬけの殻になっている特殊詐欺グループのアジトらしき部屋を発見した。

その頃、追っていた”赤いシャツの男”=兵藤剛士(七瀬公)を連行し取り調べを続けていた捜査一課は、事件当夜兵藤にアリバイがあったこと、そして遥が「拉致されたかもしれない」という情報を得る。

SSBCが見つけた映像には、ビルから木箱のようなものを運び出す男たちの姿が映っており、その木箱の中に遥が入れられているのではないかと推測。伊垣と名波は遥の救出へと奔走する。

一方、伯父である久世俊介内閣官房長官(佐藤浩市)から、SSBCを創設した理由、そして22年前に起きたホームレス射殺事件の真相を聞いた名波は、その事実を伊垣にも共有し、2人は特殊詐欺グループのリーダー格である坂崎龍(板橋駿谷)とその弟の坂崎蘭(渡邊圭祐)が22年前の事件に関わっていると確信し、SSBCメンバーの協力も得て、行方を追う。

テレビ朝日 2025年7月9日スタート。毎週水曜日21時放送「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」。出演:大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒、光石研、遠藤憲一、佐藤浩市、伊藤淳史、髙木雄也(Hey! Say! JUMP)、足立梨花、丸山礼、野村康太 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@daitsuiseki2507」。

テレビ朝日「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」番組公式サイト

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