【8月30日視聴率TOP10】「暴君のシェフ」ミニシリーズ1位、2位は「エスクワイア」「TRY」「TWELVE」？

8月31日、ニールセンコリアによって8月30（土）に放送された全番組の視聴率ランキングが発表された。この日は、NetflixとDisney+で世界配信している韓国ドラマ（ミニシリーズ）が大激戦を展開した。ミニシリーズ土曜日のランキングと共にあらすじも紹介する。

●【韓国ＴＶ視聴率　TOP10】一覧

【2025年8月30日（土）ニールセンコリア調べ】
地上波・総合・ケーブル視聴率全国基準TOP10
（全国、小数点2位を四捨五入）
① KBS2：週末ドラマ「華麗な日々」（13.7％）
② tvN：土日ドラマ「暴君のシェフ」（7.6％）
③ JTBC：土日ドラマ「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」（7.1％）
④ MBC：不朽の名曲（6.8％）
⑤ SBS：金土ドラマ「TRY～僕たちは奇跡になる～」（6.4％）
⑥ MBC：MBCニュースデスク（5.8％）
⑦ KBS1：KBS9時のニュース（5.6％）
⑧ MBC：撮るなら何する？（5.1％）
⑨ KBS2：家事をする男たち（4.6％）
⑩ KBS1：シニアトークショー 黄金の池（4.4％）

「華麗な日々」、全番組1位

この日の全番組視聴率1位も、チョン・イル×ソン・インソン×ユン・ヒョンミン主演の「華麗な日々」（화려한 날들）第7話だった。全国13.7％、首都圏12.4％と安定している。

第7話は、ジヒョク（チョン・イル）の携帯番号まで消えてしまい、家族の心配はますます大きくなる。ジヒョクの音信不通に腹を立てたウノ（チョン・イル）は、これまで大事に取っておいたジヒョクの持ち物をすべて捨ててしまう。一方、プライドを傷つけられたジヒョク父サンチョル（チョン・ホジン）は就職活動を始めるが、うまくいかない。そんな中、ジヒョクは、逃げるように向かった場所で、かつて輝いていた自分と向き合うことになる。
※この回の詳しいあらすじと見どころは第8話放送後に【「華麗な日々」全話あらすじと見どころ】で紹介する。

週末ミニシリーズ、大混戦

■ミニシリーズ1位「暴君のシェフ」
全番組首位を1位を猛追し、ミニシリーズ首位に輝いたのは、イム・ユナ（少女時代）×イ・チェミン主演の料理×料理×タイムスリップ時代劇、tvN「暴君のシェフ」（폭군의 셰프）。第3話は料理シーンのリアリティ、主演のケミストリーなどが高く評価され全国7.6％、首都圏も7.2％で自己最高を記録した。

この回では、正統フランス料理「オート・キュイジーヌ（高級フランスコース料理）」で王イ・ホン（イ・チェミン）の心をつかんだジヨン（イム・ユナ/少女時代）は、「大領熟手（テリョンスクス／宮廷料理の最高位の料理人）」に任命される。これを妬んだ側室モクジュ（カン・ハンナ）は、ある策略を企てた（暴君の食卓で新たなサバイバル開幕）。
※この回の見どころは【3話見どころ】で。詳しいあらすじと見どころは4話放送後【「暴君のシェフ」を2倍楽しむ】で紹介する。

■ミニシリーズ2位「エスクワイア」
これに続いたのはJTBC「エスクワイア：弁護士を夢見る弁護士たち」（에스콰이어: 변호사를 꿈꾸는 변호사들）。全国7.1％、首都圏7.4％でミニシリーズ2位。全番組でも3位と安定した人気だ。

第9話は、飛行機の中で倒れた男性に応急処置を施したが、結局は死亡させてしまった医師。だが、過去の因縁によって殺人容疑で告発される危機に追い込まれる。弁護を担当するソクフン（イ・ジヌク）とヒョミン（チョン・チェヨン）は無罪を立証するために奔走し、その過程で再び「正義」とは何かを問い直すことになる。一方、ユルリムの代表の座に就いたナヨン（キム・ヨジン）は、かつて自分が担当していたAI半導体スタートアップ「ハイニックコア」の元代表と再会し、ある疑念を抱く。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【第9話あらすじ】で、これまでの全話は【「エスクワイア」を2倍楽しむ】で紹介している。

■ミニシリーズ3位「TRY」
続くミニシリーズ3位、全番組で5位となったのはSBS「TRY～僕たちは奇跡になる～」最終回。全国6.4％、首都圏6.69％、最高7.9％と記録した。第8話で記録した自己最高（全国6.8％、首都圏7.3％）には届かなかったが、自己2位で有終の美を飾った。

最終回は、漢陽（ハニャン）体育高校ラグビー部が15年ぶりに全国体育大会で優勝を果たす感動的な結末が描かれた。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【第12話（最終回）あらすじ】で、これまでの全話は【「TRY」を2倍楽しむ】で紹介している。また本作の後は、コ・ヒョンジョン＆チャン・ドンユンのサスペンス「カマキリ：殺人者の外出」を9月5日から放送する。

■マ・ドンソク「TWELVE トゥエルブ」苦戦
8月23日ミニシリーズ首位スタートしたマ・ドンソク主演のKBS2「TWELVE トゥエルブ」（트웰브）の視聴率が伸び悩んでいる。初回（全国8.1％、首都圏7.2％）から第2話（全国5.9％、首都圏5.3％）。30日放送の第3話は全国4.2％、首都圏は3.7％まで数字を落とした。アクションで注目を集めたものの、2話以降のストーリーの掘り下げやテンポの改善が遅れで、視聴者離れが進んだことが視聴率低下の主な原因と考えられる。もっとも、主な視聴者層が若者であることから、サブスクリプション（サブスク）動画配信サービスでの視聴にシフトした可能性は十分に考えられる。

第3話は天使たちが悪鬼との戦いに苦戦を強いられる中、過去に命を落とした4人の仲間や、テサンが人間と距離を置く理由が明かされた。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【第3話あらすじ】で、これまでの全話は【「TWELVE」を2倍楽しむ】で紹介している。



■その他のミニシリーズ
土曜日は他にもイ・ボヨン主演のMBC「メリー・キルズ・ピープル」（메리 킬즈 피플）第8話と、コン・スンヨン主演のCHANNEL A「あなたの旅、代行します」（여행을 대신해 드립니다）第9話の放送があった。

「メリー・キルズ・ピープル」第8話は、テヒョン（カン・ギヨン）は「尊厳死を助ける仕事はしない」と宣言し、ジフン（イ・ミンギ）はマリア福祉病院に入院したテヒョンの様子を不審に思い、訪ねていくという展開。視聴率は全国1.4％だった。
※この回の詳しいあらすじと見どころは、【「メリー・キルズ・ピープル」全話あらすじ】で紹介する。

一方「あなたの旅、代行します」第9話は、オグエンターテインメントにソン会長（ナム・ギエ）の娘であり、かつてヨルム（コン・スンヨン）の番組を打ち切った本部長が現れる。母の死以降、ヨルムとソン会長の関係を疑う彼女は、母とヨルムの間で交わされた秘密保持契約書を突きつけ、厳しく追及する。最終的に、ヨルムに一つの古びた鍵を手渡し、今度は本部長自身がヨルムに“旅”を依頼。視聴率は全国0.3％だった。
※この回の詳しいあらすじと見どころは【「あなたの旅」全話あらすじ】で4話ずつ紹介する。

この後、韓国では9月も新作がどんどん放送される。⇒【2025年9月韓国でスタートの新ドラマ】

なお、「暴君のシェフ」と「エスクワイア」「TRY」はNetflixで。「TWELVE トゥエルブ」はDisney+（ディズニープラス）で独占配信中だ。「華麗な日々」と「メリー・キルズ・ピープル」、「あなたの旅、代行します」の日本での配信・放送の予定は、8月31日現在まだない。

●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマはこちら】

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