コ・ヒョンジョン、母であり連続殺人魔…「カマキリ」の主役は息子・チャン・ドンユン【制作発表会動画・まとめ】

SBSの新金土ドラマ「カマキリ:殺人者の外出」(사마귀: 살인자의 외출)の制作発表会が9月4日午後、ソウル・木洞のSBS本社で行われた。SBS番組サイトに会見写真が、YouTubeにて会見の動画が公開されたのでまとめて紹介する。
「カマキリ:殺人者の外出」「カマキリ:殺人者の外出」は、20年前に5人の男性を残虐に殺害した女性連続殺人犯と、その犯罪を模倣した事件を解決するために協力する彼女の警察官の息子の物語を描く犯罪スリラー。➡【関連・各話のあらすじ】
監督は映画『密愛』や『火車』、ドラマ「白雪姫に死を-Black Out」で繊細な演出を見せてきたピョン・ヨンジュ。脚本は映画『ソウルの春』で緻密な構成を認められたイ・ヨンジョン。主演をコ・ヒョンジョンとチャン・ドンユンが務める。

■コ・ヒョンジョン、史上最凶の母へ
コ・ヒョンジョンは劇中、5人の男性を殺害した凶悪な連続殺人魔チョン・イシンとして登場する。ピョン・ヨンジュ監督は彼女を起用した理由について「台本を読んだ瞬間、真っ先に頭に浮かんだのがコ・ヒョンジョンだった」と明かし、昨年の最高のキャスティング判断だったと自信をのぞかせた。
一方コ・ヒョンジョンは、「“母”と“殺人魔”という両立しがたい役割だが、私は“母”より“チョン・イシン”そのものに近づいた」と語り、重みのある役柄に覚悟をのぞかせた。
■主人公はあくまで息子
監督は「主人公を肯定した途端、観客は不快感を覚える。チョン・イシンを理解させるのではなく、ただ“見せる”ことで視聴者に判断を委ねた」と説明。そして「本当に支持されるべき主人公は息子チャ・スヨルだ」と強調した。
■チャン・ドンユン、伝説の女優と母子に
息子チャ・スヨルを演じるのがチャン・ドンユン。母が「カマキリ」であるという宿命を抱えつつ、模倣殺人に挑む若き刑事だ。コ・ヒョンジョンは「初めて会ったとき“こんなきれいな俳優がいるのか”と思った。撮影中、本当に息子のように感じる瞬間が多かった」と微笑んだ。
これに対してチャン・ドンユンは「“レジェンド”である先輩が殺人鬼を演じる姿に衝撃を受けた。他の誰も想像できないチョン・イシンだった」と大先輩への敬意を表した。
■コ・ヒョンジョンにとって特別な復帰作
本作はコ・ヒョンジョンにとっても大きな意味を持つ作品だ。彼女は「体調不良で一時撮影を離れたが、スタッフや俳優たちが手を差し伸べてくれた。本当に支えられて完成した作品」と語り、「これは私一人の作品ではなく、みんなの作品だと感じた。だからこそより多くの人に見てもらいたい」と思いを込めた。
SBS「カマキリ:殺人者の外出」は9月5日(金)21時50分に初放送される。日本での放送・配信は未定。また、同日20時50分から「マイ・ユース」がJTBCにて放送、日本ではFODで独占配信される。
◇YouTube「사마귀: 살인자의 외출」제작발표회(制作発表会動画一覧)
◇YouTube|SBS Drama「사마귀」EP1(第1話先行公開)
◇SBS「사마귀: 살인자의 외출」HP
