【ネタバレ】「エスクワイア」チョン・チェヨン敗訴、でも法廷で愛を学ぶ…イ・ジヌクが考える愛は?最終回視聴率8.4%

7日、Netflixで配信中のJTBC土日ドラマNetflixで独占配信した、JTBC土日ドラマ「エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち」(에스콰이어: 변호사를 꿈꾸는 변호사들)の最終回(第12話)が放送され、ユン・ソクフン(イ・ジヌク)とカン・ヒョミン(チョン・チェヨン)が「愛とは何か」という普遍的な問いを胸に刻みながらドラマが幕を閉じた。
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なお最終回の視聴率は全国平均8.4%、首都圏平均は9.1%の高い数字で有終の美を飾った(ニールセンコリア調べ)。➡【韓国TV視聴率TOP10】一覧
「エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち」は、正義感が強く堂々としているが社会生活に不慣れな新人弁護士ヒョミン(チョン・チェヨン)が、実力はトップクラスのパートナー弁護士ソクフン(イ・ジヌク)を通じて一人前の弁護士へ成長していく物語。【「エスクワイア」を2倍楽しむ】では制作発表会まとめやキャストの魅力、全話あらすじと見どころなど、ドラマを深掘りしていく。
■キャスト⇒【どこよりも詳しい!キャスト・キャラ紹介(画像・相関図)】
ユン・ソクフン役:イ・ジヌク
カン・ヒョミン役:チョン・チェヨン(元DIAチェヨン)
イ・ジヌ役:イ・ハクジュ
ホ・ミンジョン役:チョン・ヘビン
ほか
■第12話(最終回):「愛の誓い その先に」(※ネタバレあり)

夫婦はアメリカで出会い、体外受精で子供をもうけた。問題は、この“共同養育契約”を韓国の法廷が認めるかどうかだった。ヒョミンは「公序良俗は固定的な概念ではなく、時代性と社会倫理に応じて理解されるべき。結婚の形も多様に解釈される必要がある」と語り、事件を引き受けた。
裁判でも「契約が公序良俗に反するのか」「進化した結婚のかたちと認められるのか」をめぐって双方の主張が展開され、裁判所は熟慮のため審理を続行することに。
一方ソクフンは、元妻から「同居人でも結婚相手でも、一緒に育てる人を見つけてほしい」という条件で愛犬ハッシュを託された。その約束を受け入れた彼はすぐさま結婚情報会社に登録。ところが「離婚歴のある30代後半」の希望を出したはずが、AIが選んだ最高のパートナーとして目の前に現れたのはヒョミン。その会社は「共同養育契約」案件の妻の会社で、勧められたヒョミン登録していたのだった。
驚きのあまり席を立とうとしたソクフンだが、一人で食事をする彼女を気にかけ、結局一緒に食事をすることに。
ソクフンの再婚の理由を知ったヒョミンは「“同伴者”って言葉、とてもいいですね」と反応。ソクフンは「結婚って本当に難しい。愛はお互いを見ることなら、結婚は同じ方向を見ることじゃないか」と語り、「自分の人生は失敗作みたいだ」と打ち明けた。するとヒョミンは「ある愛は長編小説、ある愛は短編小説。でも短編だからって失敗ではない。本の一冊が終わっただけ。これから新しい小説を書けばいい」と彼を励ました。
やがて依頼人夫の離婚請求が認められ、ヒョミンと依頼人は敗訴。裁判所は「結婚とは不完全な愛を共に耐える過程である。その過程は難しく、失敗もあり、離婚を選ぶこともある。しかし愛が難しいからといって最初から愛を除外すれば、その旅の本質的な価値を失うことになる。婚姻関係は終了しても、その中に存在した真心と責任は長く残ることを望む」と言葉を添えた。
裁判が終結し、10歳の年齢差が悩んでいたホ・ミンジョン(チョン・ヘビン)だったが、イ・ジヌ(イ・ハクジュ)への恋心を認め、ジヌの一大プロポーズ作戦も成功。ブルーストーンを通じたハイニック・コア買収問題も阻止することができた。
ソクフンとヒョミンは考え込んだ表情で清渓川を歩きながら再会。並んで座り語らう中で、ヒョミンは「負けたけどよかった。法廷で愛を学んだ気がする」と話し、ソクフンに「愛って何でしょう?」と問いかけた。ソクフンは「さあ...僕が考える愛とは…」と言葉を残し、余韻深いエンディングを迎えた。
■見どころ
最終回ではコ・スンチョル(キム・ウィソン)側を追い詰めたクォン・ナヨン(キム・ヨジン)たち。釣り場でのキム・ユルソン(ホン・ソジュン)からコ代表への静かな最後通告、コ代表からクォン代表への「ユルリムを頼みます」と静かな社内政治の結末も胸を打った。
また最終回では養子に出されたヒョミンの双子の姉ヒョジュ(チョン・チェヨン二役)が、突然生母であるウニ(ユン・ユソン)たちに会いに来た。耳に障害があるヒョジュが「叔母さん、突然訪ねて来て驚いたでしょう」と口話で話し出したことに驚くウニ。ウニは養子に出したことを謝り、いつかヒョジュに会える日を夢見て覚えた手話で話しかけ、母子愛のわだかまりも溶かした。
視聴者の反応は好意的なものが多く、「イ・ジヌクの演技がリアルで感動した」「ヒョミンの成長と苦悩に共感した」「法廷ドラマとしての深みや伏線回収が良かった」といった声が多い。
特に最終回の台詞や複雑なキャラクター心理に触発された視聴者が多く、ドラマ全体を通してキャラの成長や内面の葛藤を高く評価している。一方で「愛というテーマに対して結論を出さず、視聴者に問いかける形で終えたことに余韻を感じる」という感想も多い。
本作の後、JTBC土日ドラマでは9月13日から、キム・ダミとシン・イェフン主演で「100番の思い出」を放送する。こちらはU-NEXTで独占配信される。
●【2025年9月韓国でスタートの新ドラマ】
◇YouTube「에스콰이어9회 예고편」EP9予告
◇JTBC「에스콰이어: 변호사를 꿈꾸는 변호사들」HP
