「コンフィデンスマンKR」パク・ミニョン、悪徳美術商イ・イギョンにハニートラップを仕掛ける?第3話あらすじと「JP」との違い

09時47分ドラマ
YouTube:TVCHOSUN JOY[#컨피던스맨KR/하이라이트] EP2より

9月13日にPrime Videoで世界配信した、TV CHOSUN土日ドラマ「コンフィデンスマンKR」第3話では、ユン・イラン(パク・ミニョン)、ジェームズ(パク・ヒスン)、ミョン・グホ(チュ・ジョンヒョク)が黒い欲望を抱いたスター美術評論家ユ・ミョンハン(イ・イギョン)の素顔を暴こうと奮闘する姿が描かれた。

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「コンフィデンスマンKR」は、巧妙な手口で“悪”を騙す天才詐欺師たちの姿を描いた痛快エンターテインメント。脚本家・古沢良太が書き下ろし、長澤まさみ×小日向文世×東出昌大で大ヒットした「コンフィデンスマンJP(以下、「JP」のリメイクとして、韓国ならではのスケール感と演出が話題を呼んでいる。【「コンフィデンスマンKR」を2倍楽しむ】では、制作発表会まとめやキャスト・登場人物徹底紹介、放送に会わせて全話のあらすじと見どころ、「JP」との違いなどを紹介していく。

■キャスト(JP)キャスト、登場人物(日本版対応キャラ)を画像付きで徹底紹介
ユン・イラン役:パク・ミニョン(ダー子:長澤まさみ)
ジェームズ役:パク・ヒスン(リチャード:小日向文世)
グホ役:チュ・ジョンヒョク(ボクちゃん:東出昌大)
 ほか

■第3話(ネタバレあり)
イランは世界的なオークション会社の購買責任者を名乗り、豪華なドレスや巧妙な変装でVIPパーティへ潜入。ジェームズはジャズ歌手、グホは財閥3世に扮し、ユ・ミョンハン(イ・イギョン)の気を引きつつワイングラスの指紋や金庫のパスワード情報を盗み出すなど、見事なチームプレーを展開した。

彼らがユ・ミョンハンを標的にした理由は、グホの知人ボラ(チョン・イジュ)が彼にセクハラ被害を受けたから。最初はイランが規模の小ささから乗り気でなかったが、過去のトラウマやユ・ミョンハンの美術取引を調べていくうちに事件の大きさに気付き、チームに合流した。彼の不正行為は贋作の制作・売買、文化財の違法取引、政財界への裏資金提供など多岐に渡っており、チームは次第により大胆な作戦に乗り出す。

イランは世界最高のオークション会社「ワンダービー」のアジア購買総括オリビア・キムと偽ってユ・ミョンハンを騙し、贋作師の協力を得て偽のエルカソ作品を仕掛ける作戦に突入。グホが大邸宅オーナーに変装しミョンハンに精密鑑定を依頼するが、彼は「偽物ではない」と信じ込み、取引成立寸前まで進む。

作戦成功を確信したのも束の間、イランの助力者である贋作大家キム・ヨンボク(チェ・ホンイル)が警察に連行される場面に遭遇し、チームは動揺する。その直後、ミョンハンが3人へ鋭い視線を送り、さらに予告編では「私たち、奴を過小評価しすぎた」との言葉が残るスリリングな終幕となった。



■見どころと「JP」との違い
この回はオリジナルの「JP」第3話「美術商編」が原作。セクハラ&悪徳美術評論家を成敗するエピソードの前描いている。
※続きが気になる方は「「JP」第3話あらすじで紹介しているが、ネタバレしているので要注意を。

「JP」では石黒賢が演じた「城ケ崎善三」をイ・イギョンが「ユ・ミョンハン」として演じた。イ・イギョンと言えば前作「私の夫と結婚して」でパク・ミニョンの“クズ夫”役として大きな話題となっただけに、2人の久々の共演にファンは喜んだ。ジェームズ役のパク・ヒスンの渋い歌声も披露した。
ついに今夜≪私の夫と結婚して≫イ・イギョン、「コンフィデンスマンKR」に登場、ロウンも義理を示す

今回の詐欺案件を持ち込むのは「JP」と同じグホ(ボクちゃん)。フェルメールの「真珠の耳飾り」や贋作作家メーヘレンの紹介。イランの助力者であるに贋作作家の登場など原作通りだが、今回のターゲット、「ユ・ミョンハン」の悪党ぶりは「JP]をはるかに超える。また、コンゲームの描かれ方も大きく違い、物語の軸や雰囲気、キャラクターの掘り下げ方にしっかり現れている。

「JP」は一話完結型でテンポ重視、詐欺の種明かしを楽しむ爽快なコメディが魅力。キャラクターは役割分担で描かれ、観る側も詐欺師チームと一緒になって悪を騙す共犯感、どこか遊び心あふれるノリになっている。

一方、「KR」は物語全体に縦軸が通り、伏線や人間関係の背景をじっくり描く。チームそれぞれの過去や傷が物語の動機になるため、詐欺の理由や心理描写にも重みがある。視聴者も“観察者”の立場で、「ほんとうに信じられる仲間は誰なのか?」と緊張感を持って見守る流れだ。

悪を懲らしめるだけでなく、韓国社会で問題視される権力や格差構造も物語に折り込まれ、エンタメ性に社会性が加わるのも「KR」ならでは。衣装や演出、アクションもさらに豪華になり、各キャラの個性や絡む心理戦にぐっと引き込まれる。

「JP」は軽快でコミカルな逆転劇、「KR」はダークでドラマティックな人間ドラマ。それぞれの国らしい個性が鮮明に出たリメイクとなっている。

詐欺師たちの華麗で痛快なコンゲームと、ターゲットとの心理戦や予想外の展開が楽しめる全編。“コンフィデンスマン”特有の緊迫感と爽快感が詰まったエピソードだった。

なお、本作は韓国でTV朝鮮で放送されており、第3話の視聴率は前半0.8%、後半1.0%まで落ち込んでいる➡【9月13日視聴率TOP10】

「コンフィデンスマンKR」は韓国ではTV朝鮮とクーパンプレイで同時配信され、アマゾンPrime Video(プライムビデオ)を通じて世界240か国・地域で配信されている。

【2025年9月韓国でスタートの新ドラマ】

YouTube|TVCHOSUN JOY「컨피던스맨KR/하이라이트」EP2ハイライト映像

TV CHOSUN「컨피던스맨KR」HP

kandoratop【作品詳細】【「コンフィデンスマンKR」を2倍楽しむ】