「コンフィデンスマンKR」ついにイ・イギョン逮捕、ロウン瞬間の特別出演―第4話で「JP」との違いが明確に

12時01分ドラマ
YouTube:TVCHOSUN JOY[#컨피던스맨KR/하이라이트] EP4より

9月13日にPrime Videoで世界配信した、TV CHOSUN土日ドラマ「コンフィデンスマンKR」第3話では、ユン・イラン(パク・ミニョン)、ジェームズ(パク・ヒスン)、ミョン・グホ(チュ・ジョンヒョク)が黒い欲望を抱いたスター美術評論家ユ・ミョンハン(イ・イギョン)の素顔を暴こうと奮闘する姿が描かれた。

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「コンフィデンスマンKR」は、巧妙な手口で“悪”を騙す天才詐欺師たちの姿を描いた痛快エンターテインメント。脚本家・古沢良太が書き下ろし、長澤まさみ×小日向文世×東出昌大で大ヒットした「コンフィデンスマンJP(以下、「JP」のリメイクとして、韓国ならではのスケール感と演出が話題を呼んでいる。【「コンフィデンスマンKR」を2倍楽しむ】では、制作発表会まとめやキャスト・登場人物徹底紹介、放送に会わせて全話のあらすじと見どころ、「JP」との違いなどを紹介していく。

■キャスト(JP)キャスト、登場人物(日本版対応キャラ)を画像付きで徹底紹介
ユン・イラン役:パク・ミニョン(ダー子:長澤まさみ)
ジェームズ役:パク・ヒスン(リチャード:小日向文世)
グホ役:チュ・ジョンヒョク(ボクちゃん:東出昌大)
 ほか

■第4話(ネタバレあり)
コンフィデンスマン画像:YouTube:TVCHOSUN JOY[#컨피던스맨KR/하이라이트] EP4より
悪徳美術商ユ・ミョンハン(イ・イギョン)を追い詰めるため、イランたちは大胆な計画を実行したが、イランの助力者である贋作大家キム・ヨンボク(チェ・ホンイル)逮捕される。通報したのはミョンハン。このことで、彼の名声はさらに高まる。自分が利用されていると知ったイランは、彼の政財界の要人に繋がる「裏金リスト」を狙い、慈善オークションを舞台に仕掛けを始める。

オークション当日、警備会社の職員に変装したジェームズは、ゲスト歌手とそのイケメンマネージャー(ロウン)を睡眠ガスで眠らせ、ジャズ歌手に変装してパーティーへ潜入。

一方、イランはオークション会社ワンダービーのアジアマネージャー、オリビア・キムに、グホは財閥3世LHCのチェ・スンチャンとしてパーティー会場にいた。オークションが始まりイランは、チャリティーの名目で賄賂を渡していると気づく。手数料だけでも一晩で数億ウォンになる。

イランは、ミョンハンを誘惑し執務室へ。隠しカメラで金庫のパスワードを入手し、ボーイに変装したグホがUSBを奪取することに成功する。危機一髪で逃げ帰った3人は、USBから裏金リストだけでなく、ミョンハンが新人画家のボラたちを暴力と薬物で支配し偽造画を描かせていた映像まで発見する。

いよいよ仕上げのコンゲームに入るイランたち。まず、グホが所蔵している美術・芸術品の鑑定をミョンハンに依頼。その中でミョンハンは、1933年のチョン・ミョンシン作家の「海の風景」が気に入り、オークションにかけることに。

手はず通りにイランが落札してミョンハンの欲を刺激する。ミョンハンは部下に、すぐにチョン・ミョンシンの別の作品を探すよう指示し、とある有名なアンティーク美術店を通じて作家の実家を訪れる。田舎の老人に変装したジェームズが、チョン・ミョンシンは亡き伯母だと説明し、ミョンハンは大喜びしてすべての作品を買い上げようとする。ところがそこにイランとグホまでが現れ、結局ミョンハンは50億ウォンで全作品を買い取る羽目に。

そして「新星発見」を大々的にアピールするオークションを開くが、そこに真実を突きつける人物が現れた。自分がチョン・ミョンシンだと立ち上がったのはボラの母()。「天才ではなくただの商店主だ」と暴露する。さらにボラ(チョン・イジュ)も現れ、スクリーンにはミョンハンの悪行を映す映像が流される。偽造の実態や暴行の記録、さらには醜態まで暴かれ、ミョンハンは「誘拐監禁、脅迫、麻薬販売罪」で逮捕された。



■見どころ
ロウンこの回でもパク・ヒスンの編組会うがたっぷり見られた。そしてファン待望のロウンがやっと登場。しかし芸能マネージャー役でジェームズに眠らされる役。ほんの一瞬の出演だった。それでもファンは大喜び。
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そしてこの回一番の見どころは、一件落着と思いわせた後のイランのこうどうだ。イランはUSBの中にユ・ガンイルを発見すると、震える手でファイルを削除、ゴミ箱まで空にしていた。そして、作戦成功で有頂天のグホたちに対して表情を硬くするイランは、車を飛ばして廃邸へ。沈鬱な表情で廃邸に入るイランを、離れた場所でジェームズが見守っていた。

その後、拉致された幼いイランを抱きかかえるジェームズの姿が回シーンとして流れた。エンディングでは、壁の額縁の跡に浮かび上がる1枚の絵をみてイランが静かに涙を流し、好奇心を急上昇させた。

■「JP」との違い
この回はオリジナルの「JP」第3話「美術商編」の後半を原作としている。しかし、見どころで紹介してエンディングは、「JP」版にはない、韓ドラらしいダークでドラマティックな人間ドラマとしての一面だった。次回からの愉快なコンゲームの中で、このエピソードの真相がどのように解明していくのか、今後の展開が気になる。

今回は、「JP」のリメイクを離れて、米国ドラマ「スパイ大作戦」(映画『ミッション:インポッシブル』元になったドラマ)の様相を呈するハラハラドキドキ感だった。

「美術商編」では「JP」でもダー子がやり手の美術商に扮装したが、変な日本語を使う中国のおばちゃんバイヤーで、華麗はファッションに身を包み色香でターゲットを惑わずイランとは大いに違う。

また、「JP」でも悪徳美術商(石黒賢)からセクハラ被害に遭った女性(馬場ふみか)の元に、グホ=ボクちゃん(東出昌大)が報告に行くが、女性は自らセクシーを売り物にして、絵を売りつけるという、ボクちゃんガッカリの結末だった。

なお、本作は韓国ではTV朝鮮で放送されており、第4話の視聴率は前半は0.7%、後半は0.9%と視聴率面では苦戦が続いている。➡【9月13日視聴率TOP10】

「コンフィデンスマンKR」は韓国ではTV朝鮮とクーパンプレイで同時配信され、アマゾンPrime Video(プライムビデオ)を通じて世界240か国・地域で配信されている。

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YouTube|TVCHOSUN JOY「컨피던스맨KR/하이라이트」EP2ハイライト映像

TV CHOSUN「컨피던스맨KR」HP

kandoratop【作品詳細】【「コンフィデンスマンKR」を2倍楽しむ】