「カマキリ:殺人者の外出」第5話・第6話:裏切りと執着の連鎖、犯人が動き出す

16時00分ドラマ
画像:SBS「사마귀: 살인자의 외출」HP より

U-NEXTで独占配信中!9月19日、20日にSBSで放送された韓国ドラマ『カマキリ:殺人者の外出』第5・6話では、イシンの過去が揺れ動く中、模倣犯が新たな事件を起こし、スヨルは父の死の真相に迫る。チームの絆が試される中、隠された記録と謎のアプリ「ジョイ」が物語を加速させ、真犯人の影が静かに忍び寄る。緊張と裏切りが交錯する、怒涛の展開へ。

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「カマキリ:殺人者の外出」は、20年前に5人の男性を残虐に殺害した女性連続殺人犯と、その犯罪を模倣した事件を解決するために協力する彼女の警察官の息子の物語を描く犯罪スリラー。➡【全話あらすじ】

■キャスト
チョン・イシン役:コ・ヒョンジョン
チャ・スヨル役:チャン・ドンユン
チェ・ジュンホ役:チョ・ソンア
キム・ナヒ役:イエル


■第5話あらすじ(ネタバレあり)

カマキリ画像: 公式サイト「사마귀: 살인자의 외출」[5회 선공개] よ 2002年、取調室。連続殺人事件の現場には、必ずチョン・イシン(コ・ヒョンジョン)の痕跡が残されていた。チェ・ジュンホ(チョ・ソンア)刑事は彼女を追い続けていたが、イシンもジュンホを観察していた。取調室でイシンは「息子が一番大事」と語り、名前の変更を求める紙を渡す。そして「息子が成人するまで守ってほしい」「刑事さんのような人間になれるよう助けてほしい」と懇願する。

現在。イシンが脱走してから6時間後、チャ・スヨル(チャン・ドンユン)は彼女がソ・グワン(イ・テグ)を車で轢いて殺したのではないかと疑う。車は1km先で発見され、SDカードは抜かれていた。スヨルはイシンが自宅に向かうと考え、急いで帰宅すると、そこにイシンがいた。イシンは「嫁のジョンヨン(キム・ボラ)に会いたかった」と答える。スヨルは家を出てすぐに彼女に手錠をかけ、保護房へ戻す。スヨルが「ソ・グワンを殺したのか」と問いただすが、イシンは否定する。

パク・ミンジェ(イ・チャンミン)は証拠不十分で釈放され、捜査はジュンホとスヨルの二人だけで進められていた。他のチーム員たちは不満を抱き、捜査権が本庁に移る可能性も出てくる中、ジュンホは「もう少し待ってほしい」と説得する。スヨルは父の事件の手がかりを求め、イシンの精神鑑定を担当した医師を訪ねるが、医師は協力的ではなかった。ジュンホが外で騒ぎを起こして注意をそらす間に、スヨルは医師のPCからイシンの相談記録をUSBにコピーする。その中には、初めての殺人や祖母の死に関する記録が含まれていた。

スヨルは祖父を訪ね、祖母が火事で逃げられず亡くなったことを聞く。スヨル宛に宅配便が届き、中には携帯電話が入っていた。

ミンジェのオンライン履歴から出会い系アプリを見つけ、「ジョイ」という人物を特定する。 過去の事件の被害者たちは皆ジョイをフォローしていた。一方、届いた携帯には、カマキリ模倣事件の映像が保存されていた。携帯の持ち主は、事件の被害者のものだった。その携帯に電話がかかってきて、「その女に渡せ、意味はわかるだろ」と言われる。スヨルが応答すると、変声された声がイシンの存在とスヨルとの関係を把握している様子だった。

ナヒ(イエル)が「その女とは誰か」と問い詰めると、スヨルは困惑。その場を離れようとするが、ナヒは怒りを爆発させる。ジュンホはイシンとの協力を隠したかったが、スヨルはイシンが捜査に協力していることを明かす。チーム員たちは裏切られたと怒るが、ジュンホは「極秘の協力だった」と説明する。ナヒが「他に隠していることは?」と問い、「ない」とスヨルは答える。そこでミンジェが使っていた出会い系アプリ「ジョイ」の話を聞きフォロワーの中に次の被害者がいる可能性があると考え、チームはイシンに会いに行く。チームはイシンに会い、携帯の映像を見せると、彼女は犯人の心理を分析する。

ジョイのアカウントは海外サービスで、追跡に時間がかかっていた。ジュンホはスヨルの携帯でミンジェに連絡し、ジョイと話したことがあるか確認する。ミンジェは「連絡はしたが会っていない」と答え、連絡が来たら知らせるよう頼まれる。その後、犯人からビデオ通話が入り、イシンが本物か確認される。模倣の理由を問うと、犯人は「イシンの行動を広めたかった」と語る。イシンは鏡を使った演出を褒めるが、犯人は「周波数変換器で追跡は不可能」と言い、最後の犯行を今日中に終えると告げる。

ジョイのフォロワーの中に公演予定の人物がいて、今日がその公演日だった。イシンは「簡単すぎる」と警戒し、「ジョイではなく、自分のように考えろ」と助言する。スヨルたちは会場へ向かい、被害者の周囲を警戒。ミンジェはジョイと会う約束を取り付ける。公演後、保護対象のキム・ソジュンが急ぎ足で外へ出たとの情報が入り、スヨルが駐車場で確保。彼の腕には注射痕があった。

同時刻、ミンジェのPCが異常を起こし、見知らぬ人物に襲われる。ジュンホとイシンが話す中、イシンは「最初の事件について聞かれなかったから話さなかった」と答える。そこへキム・ヒョヌの携帯が鳴る。スヨルはミンジェのメッセージを確認し、作業場へ向かう。ミンジェは電線に巻かれた状態で発見される。その様子は、犯人がビデオ通話でイシンとジュンホに見せていた。


■見どころ

5話では、出会い系アプリ「ジョイ」を通じて被害者たちが繋がっていたことが判明し、犯人がイシンの行動を模倣する理由や次の犯行を予告するビデオ通話が行われる。チームは劇場での犯行を阻止すべく動き、スヨルが保護対象のキム・ソジュンを確保する一方で、ミンジェが襲撃されるという緊迫した展開が続く。イシンの「ジョイではなく、自分のように考えろ」という言葉が印象的で、彼女の過去やジュンホとの対話を通じて事件の核心に迫る重要な回となった。SNSでは「イシンの心理分析が鋭すぎて鳥肌」「鏡の演出が天才的」「ミンジェのPC異常シーンがホラー並み」といった声が多く、コ・ヒョンジョンの演技力や物語の緊張感に対する称賛が相次いだ。

なお、第3話以降3回連続で自己最高を更新してきたが、第5話は全国6.6%、首都圏6.9%。前回(全国・首都圏ともに7.5%)から数字を落とした(ニールセンコリア調べ)。詳しくは【9月19日視聴率TOP10】で。

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■第6話ネタバレあらすじ

カマキリ画像: 公式サイト「사마귀: 살인자의 외출」[6회 선공개]より模倣犯の正体が急速に明らかになり、母チョン・イシンと息子チャ・スヨルの関係がさらに揺さぶられる。イシンはパク・ミンジェの事件現場を訪れ、証拠が一切残されていないことから「計画性のない衝動的な犯行」と分析。現場にはイシンとスヨルが描かれた絵があり、スヨルは「あなたのように考え、行動する」と頭を下げて犯人逮捕への協力を懇願する。

犯人はウェブ漫画作家であることが判明。イシンの挑発により、仮面姿を初めて見せ、4人目の殺人を予告する。その映像からホテルを特定。ホテルは満室で、捜査は困難を極める。スヨルはイシンの事件資料に記されていた「418」という数字を思い出し、犯人が潜伏している可能性が高いと直感する。 犯人は殺害の様子をイシンに生中継し、スヨルは帽子をかぶった人物を追うが襲われて逃げられる。被害者はホテル支配人で、命は一度助かったものの後に死亡する。

ナヒはスヨルに疑念を抱き、身辺調査を依頼。スヨルはイシンに23年前の資料を渡し、イシンはミンジェの絵に彼自身を描き加える。犯人はイシンの歌まで模倣しており、供述書にもない内容にイシンとスヨルは驚く。23年前の殺人現場にいた人物が犯人で、イシンが彼の望みを叶えたため通報しなかったという。

イシンは被害者の傷の一部が自分のものではないと指摘し、死後に追加された傷から強い恨みを感じ取る。炭鉱町で見かけた傷だらけの少年が、4人目の被害者の息子であり、犯人だった。スヨルはチームに情報を共有し、ヨンジュンが女性になった可能性を視野に捜査を開始。療養施設で母親に会うと「さっき来た。化粧していた」と証言され、CCTVは故障していたが女性だったという。病院でヨンジュンを手術した看護師に会い、ジョイの正体がヨンジュンであると確信。

捜査チームは隠していることはないと断言したスヨルがチョン・イシンの息子であるという事実を知り、深い衝撃と裏切りを感じる。これまで協力していた仲間が、連続殺人犯の息子だったという事実に、チーム内の信頼は大きく揺らぐ。スヨルに「チームを離れてほしい」と告げる。スヨルは妻ジョンヨンに「連続殺人犯カマキリは母親だ」と告白し、ジョンヨンは衝撃を受けてその場を離れる。物語は、犯人の過去と現在が交錯する衝撃の展開へと突入する。

■見どころ

第6話では、模倣犯の正体が急速に浮かび上がり、母チョン・イシンと息子チャ・スヨルの関係が決定的に揺らぐ瞬間にある。犯人が初めて白い仮面姿を現し、殺害の様子を生中継するという衝撃的な展開は、視聴者の緊張感を極限まで高めた。さらに、イシンの事件資料に記された「418」という数字がホテルの部屋番号と一致し、スヨルが直感で犯人の潜伏先を突き止める場面は、彼の刑事としての鋭さと母への複雑な感情が交錯する名シーンとなった。

SNSでは「仮面の犯人が怖すぎる」「418の伏線回収が鳥肌」「母が犯人だと知った妻の表情が忘れられない」と反響が続出。裏切り、執着、過去の罪が交錯する濃密な回となった。

この回は、犯人の心理、母子の葛藤、そして捜査チームの崩壊が同時に進行する濃密な構成で、シリーズ屈指の緊張感を生み出した。視聴者の間では「次回が待ちきれない」「このドラマ、ただのスリラーじゃない」と絶賛の声が広がっている。

ニールセンコリアによると、第6話は全国6.0%、首都圏6.4%で、瞬間最高視聴率9.6%し、物語の中盤を迎えて視聴者の没入感をさらに高めた。そのほかの作品の視聴率など詳しくは【9月19日視聴率TOP10】で。

「カマキリ:殺人者の外出」第7話は9月26日22時にSBSで放送、その後、U¥NEXTにて独占配信される。


YouTube|EP7 https://www.youtube.com/watch?v=tFqtUfs840M(予告)
SBS「사마귀: 살인자의 외출」HP

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