キム・ゴウン、「ウンジュンとサンヨン」で魅せた40代演技の深さに涙が止まらない理由

21時27分ドラマ

Netflixシリーズ「ウンジュンとサンヨン」で主演を務めるキム・ゴウンの演技が、公開から2カ月近くたった今もなお視聴者の心を捉え続けている。特に彼女が40代のウンジュンを演じたシーンは、深い共感と感動を呼び、制作発表会でキム・ゴウン自身が「은중은 나의 눈물 버튼（ウンジュンは私の涙ボタン）」と語り涙ぐんだことも納得のいくなり切りぶりだった。

●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

「ウンジュンとサンヨン」は、幼少期から40代に至るまで親友でありながら複雑な感情を抱く二人の女性、リュ・ウンジュン（キム・ゴウン）とチョン・サンヨン（パク・ジヒョン）の人生の物語だ。

キム・ゴウン作中、過去と現在を行き来する複雑な感情を丁寧に描き出し、ドラマ中盤以降の病気で弱る友サンヨンとの対峙シーンでは、冷たさと長年の憐れみが入り混じった感情を見事に表現。言葉を超えた沈黙の演技で視聴者の胸を打っている。

また、江陵の海辺でのシーンではウンジュンの視線の中に諦念と慰めが同居し、サンヨンの兄（キム・ジェウォン）のカメラを前に震える指先で歳月の重みを伝えるなど、細部にわたる演技力の高さも際立った。この40代ウンジュンの抑制された感情表現は、これまでのキャリアで培った演技の集大成といえる。

Netfliｘシリーズ「ウンジュンとサンヨン」

Netfliｘシリーズ「ウンジュンとサンヨン」
キム・ゴウンは20代の不安、30代の激しさ、40代の成熟という複数の人生の段階を一貫した流れで紡ぎあげ、「ウンジュンとサンヨン」を世代を超えた秀作に仕上げた。彼女の演技への真摯な姿勢と深い感情表現が、韓国ドラマ界における名女優としての確固たる地位を示している。キム・ゴウンの演技熱は2カ月近くたっても冷めず、特に40代の演技が視聴者に深く響いている。制作発表会では「ウンジュンは私の涙ボタン」と語り涙ぐんだキム・ゴウンのなり切りぶりが、そのまま演技に表れていた。

作品では過去と現在が交錯する中で、キム・ゴウンは複雑な感情を繊細かつ深く表現。病気で苦しむサンヨンとの再会シーンでは冷たさと長年の憐憫を同時に見せ、言葉にできない葛藤を沈黙で伝えた。江陵の海辺での視線や震える指先など、細部まで演技を極め、40代ウンジュンの成熟した感情を見事に描き出している。

「Netflix「ウンジュンよサンヨン」メイキング

20代の不安、30代の激しさ、40代の落ち着きを一つの流れでつなげ、世代を超える魅力を発揮。キム・ゴウンは今回の作品で、その確かな演技力をさらに証明し、韓国ドラマ界の名女優としての地位を盤石にした。

【「ウンジュンとサンヨン」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、キャスト徹底紹介、制作発表会などをまとめている。

ドラマ「ウンジュンとサンヨン」は、Netflixで一挙独占配信中だ。

◇YouTube｜Netflix Korea「ビハインド映像」

◇「ウンジュンとサンヨン」| 日本語版予告編 |