「新東京水上警察」佐藤隆太が観察眼バツグンのリーダーに、日本初の“水上警察ドラマ”がついに始動（第1話ネタバレ）

佐藤隆太がフジテレビ制作連続ドラマ初主演となる「新東京水上警察」（フジテレビ／毎週火曜21時）の第1話が10月7日（火）に初回15分拡大でスタートした。第1話では、発足してまもない水上警察署に事件が降りかかり、小指が入った発泡スチロールの箱が漂流してくる。第1話あらすじ、見どころを紹介しよう。第2話予告動画は番組公式サイトで公開中だ。

ドラマ「新東京水上警察」の原作は、人気ミステリー作家・吉川英梨の同名シリーズ。日本連ドラ史上初の「水上警察」をテーマに、東京の海や川を駆け巡りあらゆるジャンルの事件に挑んでいく。今までになかった、船×海×刑事という新ジャンルで描かれ、大迫力のマリン×クライムエンタテーメントが誕生した。

■第1話あらすじ：水上署初事件は、漂流してきた発砲スチロールの箱から始まる
東京水上警察署が発足した。チームのリーダーとしてやってきた碇（佐藤隆太）は「バツ2で3人の子持ち」と自己紹介をし、同じ水上署のメンバーとなった、日下部（加藤シゲアキ）、藤沢（中尾明慶）、遠藤（齋藤璃佑）、細野（山口紗弥加）、高橋（皆川猿時）らを驚かせる。

発足して間もなく通報が入り、碇たちは現場へ向かう。通報の内容は、漂流してきた発泡スチロールの箱の中に“人間の指と思われるもの”と「次は」と書かれたメモが入っていたというものだった。鑑識の結果、それは成人男性の右手の小指と判明。捜査一課との合同会議が開かれるが、水上署には班の割り振りがなく、碇たちは捜査から外されてしまう。

水上のプロである海技職員・有馬（山下美月）にルートを任せ、碇と日下部は警備艇で捜索を開始する。「最近、カラスの数が増えた気がします」と有馬が言い、東京湾唯一の人工無人島・第六台場で船を停めた。そこで碇たちは右脚のない白骨遺体を発見。遺体には小指が残っており、発泡スチロールの箱の指とは別人であることがわかる。

箱の側面に貼られていたラベルから出どころを突き止めた碇は、介護施設「キズナオーシャン豊洲」を訪れる。碇と日下部は入居者の福留と面会。彼女から、施設内で殺人が起きており、それを知らせるために入居男性・中川の小指を切断し、「次は私の番　助けて」と書いたメモとともに箱を流したと聞く。

鑑定の結果、小指は中川のものであり、体内から微量のコノトキシン（毒物）が検出される。碇と日下部は再度、福留に話を聞く。福留は、毎週水曜日に決まって殺人が行われていると訴える。そして、唯一話を信じてくれた入居男性・服部は、右脚がなく車椅子の身だったが施設を抜け出したと話す。

一方、第六台場の白骨遺体は銃殺と判明。照合の結果、その遺体が服部であることがわかる。碇は日下部とともに再び「キズナオーシャン豊洲」へ。そこで、服部が施設を抜け出した当日、職員の三上（松本怜生）が扉のロックと解錠が可能なIDカードを紛失していたことを知る。また、三上は入居女性・宇部を殴り、その後無断欠勤して姿を消していた。

やがて、碇は宇部がつぶやいていた数字が第六台場の緯度と経度であることに気づく。第六台場は資産家だった服部の隠し財産の場所であり、三上がそれを知って服部を殺害したのではないかと推測する。

船で逃亡を図る三上を碇が追い詰めるが、三上は同行していた田淵（山崎裕太）に拳銃で撃たれ、海へ転落する。警備艇を操縦していた有馬は追跡をやめ、救助を優先。しかし碇は海を見つめたまま動けず、「碇さん！」という有馬の声が響くのだった──。



■第1話の見どころ：刑事歴20年以上、リーダー・碇の鋭い観察眼
第1話では、東京水上警察署が発足し、初事件が降りかかった。主人公・碇の抜群の観察眼が描かれ、個性豊かな水上署メンバーとの今後のチームワークに期待が膨らむ。日下部の「水恐怖症なんですよね？」という質問に「こんなの怖いやつ、いねえだろ」と碇は答えていたが、碇は水恐怖症トラウマを抱えている。これから起こるであろう様々な水上の事件で、どのように水恐怖症と戦っていくのだろうか。第2話は、10月14日（火）21：00より放送予定。お見逃しなく。

■第2話予告
田淵に拳銃で撃たれた三上は海に落ちてしまうが一命を取り留めた。日下部は三上に寄り添い、服部が自殺であることを聞く。田淵の行方について、三上は「観閲式の日……」と言いかける。だが湾岸署の和田（谷田歩）たちが現れ、日下部は病室から追い出されてしまう。碇は日下部からの報告を受け、キズナオーシャンの入居者が毎週水曜日に毒殺されているという事件の捜査にシフトする。

■放送情報
『新東京水上警察』
フジテレビ系
2025年10月7日（火）スタート
毎週火曜 21:00〜21:54（初回15分拡大）

■キャスト
佐藤隆太、加藤シゲアキ（NEWS）、山下美月、中尾明慶、齋藤璃佑、松本怜生、
山口紗弥加、柿澤勇人、長谷川純、谷田歩、小林隆、皆川猿時、椎名桔平　ほか

■スタッフ
原作：吉川英梨
『新東京水上警察』シリーズ（講談社文庫）
脚本：我人祥太
音楽：得田真裕
プロデュース：大野公紀、山崎淳子
演出：西岡和宏、柳沢凌介、土方政人、朝比奈陽子

◇フジテレビ「新東京水上警察」HP

◇公式X
◇公式Instagram
◇公式TikTok

【全話あらすじ・関連記事】