「ばけばけ」髙石あかりのお見合いが成功、怪談好きの寛一郎と祝言…第2週ネタバレと第3話予告

09時30分ドラマ
©NHK

松野家の借金を減らすべく、働き者の婿殿を手に入れようと画策するトキ(髙石あかり)、司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)。やっと元士族の銀二郎(寛一郎)との見合いがうまくいった。NHK朝ドラ「ばけばけ」の第3週「ヨーコソ、マツノケヘ。」(10月13日~10月17日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。



朝ドラ「ばけばけ」とは
「ばけばけ」松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語だ。その第2週が10月6日から放送された。

ヒロイン・トキの父「かっこいいと言われたい」けど…

武士制度が廃止された後、手を出した“うさぎ”の商売で多額の借金を背負ってしまった父・司之介(岡部たかし)。まじめに牛乳配達の仕事をしているが、トキ(髙石あかり)に「かっこいい」と言われる日はいつかくるのだろうか?トキにはジャイアントスイングされたりしても、怒りもしない、優しい司之介だが、頼りにはなかなかならないようだ。そんな司之介が大注目されたのは、9日放送の第9話だ。トキの見合いを成功させるため、髷を切り、“落ち武者スタイル”で登場したのだ。これには視聴者の話題をさらった。

トキの本当の両親は?三男の三之丞(板垣李光人)に傳(堤真一)はなぜそこまで冷たいの?

第1週では貧乏ながらも“仲のよい”親子の様子が描かれ、雨清水家の傳(堤真一)やタエ(北川景子)はただ“親切な親戚”として描かれていた。しかし、トキの見合いの話になってくると、母・フミ(池脇千鶴)がタエに対してとる態度やトキが傳と二人で話したと聞いた時の司之介とフミの慌てる様子に、トキの出生にはなんらかの秘密があるのではと思われた。史実を調べると、トキは養女として子どものいない松野家にもらわれてきたことがわかる。また、雨清水家の三男の三之丞(板垣李光人)は父である傳から目も合わせてもらえない。あまりにも邪険な扱いがすぎ、ここにもなんらかの秘密があるのではと思われる。

第3週も波乱の展開

見合いがうまくいき、銀二郎(寛一郎)も働いて、松野家に徐々に未来が見え始めたようだったが、なんと、トキが働いている雨清水傳(堤真一)の工場が傾いてしまう。さらに、傳は病に倒れ、トキは傳の看病と松野家での生活、工場での働きと馬車馬のように働くことになってしまう。

【第2週(2025/10/6-10/10)ネタバレあらすじ】

貧乏脱出のため結婚を目指す、トキ(髙石あかり)。しかし、チヨ(倉沢杏奈)とせん(安達木乃)と行った恋占いの結果は一人だけ悲惨で・・・落ち込むトキを励ますため、司之介(岡部たかし)とフミ(池脇千鶴)は、お見合い相手探しに奔走する。しかし、客である知事の江藤(佐野史郎)のところで「ご子息は?」などと言ってしまい、怒りを買ってしまう。

そんな中、フミは親戚の雨清水タエ(北川景子)の元へ縁談を探してもらうために出向く。しかし、タエはすでにトキの縁談には着手しているという。フミは少し悲しい思いをした。

一方、工場では恋占いの結果通りに、せんの結婚が決まりチヨと雨清水家の三男・三之丞(板垣李光人)が祝福をしていた。それを知ったトキは占いの結果通りの結婚に焦りを覚える。工場ではせんに続き、チヨの結婚も恋占い通りに決まってしまう。絶望するトキを見かね、工場の社長であり親戚の雨清水傳(堤真一)は、トキを励ます”ランデブー”に誘うのだった。怪談好きのトキを楽しませたのだが、家に帰ってきたトキに司之介やフミは「なにか言われなかったか?」と心配な様子を見せた。

そしてついに、傳とタエによって、トキのお見合いが決まる。ついに貧乏脱出のチャンスとばかりにトキははじめてのお見合いに挑む。お見合い相手の中村家の親子は、髷に裃姿で登場した司之介、勘右衛門(小日向文世)に圧倒されてしまう。そんな中、緊張したトキが茶をもってやってきた。そして、仲人の傳とタエに見守られ、お見合い相手である元士族の商人・中村守道(酒井大成)と対面する。すると2人はいい雰囲気になり、帰宅後、家族みんなで、夕食の場で感慨にふける。

しかし、トキのお見合いは、司之介と勘右衛門のせいで、破談になってしまう。二人が士族にこだわっている姿勢に「婿には出せぬ」と言ってきたのだ。トキは悲しんでしまう。

仲人の雨清水傳とタエは、また司之介たちのせいで破談にならないよう、トキに嫁入りを勧める。借金をかかえた家をでていけば、トキが幸せになるチャンスが大きいというが、トキはその提案を却下する。一人だけで幸せになってもつまらないというのだ。

そして、トキに二度目のお見合いのチャンスが訪れる。自分のせいで破談にならないようにと、司之介は髷を切り落として、見合いの席に臨んだ。しかし、傳とタエは二度目が破談にならないようにと、今でも士族であったことに埃をもっている人物を探してくれていたのだ。そこで、鳥取藩の元士族の長男・山根銀二郎(寛一郎)と出会う。

両家の親同士も良好な雰囲気で、トキと銀二郎のお見合いはうまくいきそうな空気になった。しかし、急に現実味を帯びてきた結婚に、トキは銀二郎とのお見合いを進めることをためらってしまう。顔をあげることができなくなったトキに、司之介が尋ねると「怖い」といいだす。そんなトキに、銀二郎は二人だけであるかないかとさそい、“ある場所”を目指す。

トキが二人ででていって心配でたまらない司之介、フミ、勘右衛門。しかし、そのころ、トキは銀二郎が“怪談好き”であることを知り、銀二郎もトキが怪談好きなことを知り、好感を持った。そして、ついに二人は祝言をあげることになった。当日、みなが喜ぶ中、タエはフミに「よくここまで育てました」と声をかけると、フミは「おトキは私の娘でございますけん」と答えた。

そのころ、アメリカではレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が新聞社の文芸部の部長として働いていた。次の特集を考えていると、編集員のイライザ・ベルズランド(シャーロット・ケイト・フォックス)が日本を特集しようといい、二人で日本へ行こうと言い出していた。



【第3週(2025/10/13-10/17)あらすじ】


■第11話(月)

無事にお見合いもうまくいき、トキ(髙石あかり)と銀二郎(寛一郎)の新婚生活がはじまった。働き者の銀二郎のおかげで、松野家の生活も少しは楽になり、祖父・勘右衛門(小日向文世)、父・司之介(岡部たかし)も、跡取りとなる銀二郎への期待が膨らむ。幸せ絶頂のトキ。しかし、仕事場である雨清水家の機織り工場では不穏な空気が流れ始めていた。

■第12話(火)

トキ(髙石あかり)が働く機織り工場が、景気悪化で資金難に。社長であり親戚の雨清水傳(堤真一)が金策に繰り出し、その間、雨清水家の三男・三之丞(板垣李光人)が社長代理を務めることになった。トキやチヨ(倉沢杏菜)、せん(安達木乃)、女工たちにも不安が広がっていく。一方、松野家では勘右衛門(小日向文世)による銀二郎(寛一郎)への跡取り教育が過熱していた。そんなある日、金策中の傳が倒れてしまう。

■第13話(水)

病に倒れた雨清水傳(堤真一)。トキ(髙石あかり)は日頃、お世話を焼いてくれる傳への恩返しのため、看病を買って出る。日中は工場、朝夜は傳の看病。二重生活がはじまり毎晩遅くに帰ってくるトキを司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)、銀二郎(寛一郎)は心配する。特に司之介とフミの様子はただ帰りが遅いことを心配しているにしては大げさで・・・銀二郎はひょんなことから“松野家”の秘密を知ることになる。

■第14話(木)

トキ(髙石あかり)が傳(堤真一)の看病をはじめて3週間。傳の具合は回復しない。工場の様子を心配する傳に順調であると答えるトキだが、工場では傳が戻るまでに経営状況を回復させようと、トキやチヨ(倉沢杏菜)、せん(安達木乃)、工女たちが馬車馬のように厳しく働かされていた。ある日、看病のために夕食を作っていたトキがけがを負ってしまう。そこに、駆けつけたタエ(北川景子)の提案にトキは衝撃を受ける。

■第15話(金)

トキ(髙石あかり)の献身もあり、傳(堤真一)の体調に回復の兆しが。トキは代理社長の三之丞(板垣李光人)に回復を報告をするが、三之丞はどこか上の空。そんな中、工場では検番の平井(足立智充)による厳しい品質検査が行われ、失敗が続くせん(安達木乃)についに平井の手が出てしまう。その瞬間を、久しぶりに様子を見に来た傳が目撃してしまう。傳は三之丞に事態の説明を求める。

■スタッフ他


作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌: ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
出演:髙石あかり,北川景子,堤真一,小日向文世,池脇千鶴,岡部たかし,寛一郎,板垣李光人,さとうほなみ,円井わん,渡辺江里子,木村美穂,岩谷健司,足立智充,倉沢杏菜,安達木乃,安田啓人,吉田将,他

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式サイト
NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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