Disney+「濁流」後半戦突入 ロウンとパク・ソハム対決か?麻浦渡しを舞台に血の抗争【EP6-7予告】

10時27分ドラマ
画像:YouTube|[탁류] 6-7회 예고편 より

本日10月10日配信「濁流」第6話では、麻浦の渡し場と漢江周辺に血の嵐が吹き荒れる。荒くれ者たちと腐敗官吏たち、漢江を手中に収めようとする異民族が絡み合う、血みどろの戦いが本格化する。YouTubeにて第6話と第7話の予告を公開している。

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「濁流」は、朝鮮中期の1500年代、今の漢江周辺「京江」を舞台に、腐敗した権力者や荒くれ者たち、商団という三つ巴の勢力が入り乱れる中、運命が交錯する人間模様を描く本格アクション時代劇だ➡【時代背景は?】

ここまで公開された5話までは、主演のロウンが演じるチャン・シユルは幼馴染の友人チョン・チョン(パク・ソハム)と同じく、人民が豊かに暮らす世を願っていた。しかし時代の現実の厳しさは二人を別々の運命へ導く。特にシユルは地元の治安を守る左捕庁の従事官チョンチョンに迷惑が掛からぬよう、麻浦の荒くれ集団を率いるムドク(パク・ジファン)と手を組み、知らずに敵対する関係となってしまった。

第5話を終え、ついに後半戦へと突入する「濁流」。ここから物語は二つの大きな軸に分かれて動き出す。

濁流画像:YouTube|[탁류] 6-7회 예고편 より
ひとつは、幼い頃から兄弟同然に育ったシユルとチョン・チョンの関係の変化だ。シユルがムドクと手を組むしかなかった事情を知らないチョン・チョンは、荒くれ者として生きるシユルと衝突。共に「人民の苦しみを止めたい」と願いながらも、奪う者と守る者という対立の構図が生まれていく。二人の友情と信念が交錯する後半の展開は、本作最大の見どころといえる。

濁流濁流画像:YouTube|[탁류] 6-7회 예고편 より
もう一方の軸は、京江の富と物流を支配し権勢を拡大する“黒幕”の正体だ。現在までに悪の中心として描かれているのは従事官イ・ドルゲ(チェ・グィファ)。荒くれ者たちを支配し、容赦なく民から税を搾り取る姿が描かれている。しかし、彼が忠誠を誓う“真の支配者”が存在することがほのめかされ、その正体をめぐる緊張感が高まっている。さらに、その背後には異民族勢力の影もちらつき、物語は一層スケールを増していく。

宅龍画像:YouTube|[탁류] 6-7회 예고편 より
そして、商団の娘チェ・ウン(シン・イェウン)の存在も物語に新たな息吹を与える。女性であるがゆえに軽んじられながらも、才知と胆力で商団を継ぐにふさわしい人物として成長を遂げるチェ・ウン。

濁流画像:YouTube|[탁류] 6-7회 예고편 より
彼女はシユル、チョン・チョンそれぞれと深い縁で結ばれており、その関係性が後半にどのような波紋を呼ぶのかにも注目が集まる。

本作の脚本を手がけるのは、「推奴-チュノ-」で知られるチョン・ソンイル。腐敗と抑圧の中で、民が手を取り合い運命を切り拓く――そんな作家ならではの骨太なテーマが、今作でも見事に息づいている。

個性的な俳優陣の活躍も目立つ。特に第1話から物語を牽引するパク・ジファンは、隙だらけながら“決め技”を持つ荒くれ者リーダーのムドク役を演じ、その多彩な演技で観客の視線を奪っている。「私たちのブルース」「于氏王后」「ソウル・バスターズ」など様々なジャンルで硬軟演じ分けてきた彼が、本作でもコメディと悲壮感溢れるドラマを自在に表現し、ドラマの中核を支えている。

【「濁流」を2倍楽しむ】では、制作発表会レポートまとめ、何処よりも詳しいキャスト・キャラクター紹介、全話あらすじと見どころ、時代背景や豆知識など、ドラマを深掘りしている。

「濁流」第6話と第7話は、10月10日ディズニー+で独占配信される。

[탁류] 6-7회 예고편 | 디즈니+(EP6-7予告)

韓国ドラマ『濁流』|本予告

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