“オレンジ族”2PMジュノ、すべてを失った夜―「テプン商事」初回視聴率5.9%スタート

08時03分ドラマ
画像:YouTube|tvN drama「태풍상사」EP1予告より

11日、Netflixにて配信開始した、2PMのイ・ジュノ主演のtvN土日ドラマ「テプン商事」(태풍상사)初回では、IMF通貨危機の嵐に巻き込まれた父子の悲劇が描かれた。

ニールセンコリアによるとこの回の視聴率は全国5.7%、首都圏5.9%を記録した。この数字は、最終回17.1%で幕を閉じた前作「暴君のシェフ」の初回(全国4.9%、首都圏5.1%)より高く、幸先の良いしスタートを切った。

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「テプン商事」は、1997年、IMF危機に揺れた時代を背景に、笑いと涙、そして懐かしさをたっぷり詰め込むヒューマンドラマ。当時の時代背景はこちらで詳しく紹介➡時代背景:【韓国を変えたIMF時代とは】【97年狎鴎亭の“オレンジ族”】


中小企業「태풍상사」を経営するカン・ジニョン(ソン・ドンイル)は、取引先の不渡りで経営難に陥りながらも社員を守ろうと奮闘する。一方、息子カン・テプン(イ・ジュノ)は遊びに明け暮れる“オレンジ族”。トラブルを起こして警察に呼び出された彼を、父は激しく叱責し、「お前のような奴を息子と思った自分が情けない」と言い放つ。

その直後、IMF危機が韓国を襲い、友人の破産や父の突然の倒れにより、テプンの生活は一変。ナイトクラブでの騒動に駆けつけた隙に父が息を引き取ってしまい、彼はIMF救済要請のニュースを前に呆然と立ち尽くす。

本作は、すべてを失った青年テプンが父の遺志を継ぎ、倒産寸前の貿易会社を立て直そうと奮闘する成長物語。オレンジ族、ポケベル、シティフォンなど90年代の象徴的アイテムが登場し、「応答せよ」シリーズを彷彿とさせるレトロな世界観が話題を呼んでいる。

また、初回はイ・ジュノの父カン・ジニョン役で「応答せよ」シリーズで国民的父親と呼ばれたソン・ドンイルが特別出演し、ドラマに重みを与えた。そしてテプンの仲間のカン・ジヨン役で「瑞草洞」のイム・ソンジェ、DJ役でコメディアンのユン・ソンホ。テプンたちが出演したお見合い番組「愛してスタジオ」の男性MCと女性MCにはそれぞれアナウンサー出身のタレントのキム・ジョングンとイ・ソニョンが特別出演した。

テプン画像:YouTube|tvN drama「태풍상사」EP1予告より

その他のキャスト・キャラクターについては【どこよりも詳しい!キャスト、キャラク】で画像・相関図付きで詳しく紹介している。この回の詳しいあらすじと見どころなどは第2話放送後【「テプン商事」を2倍楽しむ】で紹介する。

第2話は今夜12日21:15からtvNで放送、そのあとNetflixを通じて世界配信される。

kandoratop【作品詳細】【「テプン商事」を2倍楽しむ】