「ザ・ロイヤルファミリー」税理士事務所を首になった妻夫木聡は社長・佐藤浩市の部下になる【第1話ネタバレと第2話予告】

12時30分ドラマ
©TBS

税理士・栗須栄治(妻夫木聡)は優秀だが、依頼主・山王優太郎(小泉孝太郎)の意向を無視して、社長・山王耕造(佐藤浩市)と10頭の馬を助けた。しかし待っていたのは、税理士事務所の解雇。そして、耕造と栗須は手を組んだ。「ザ・ロイヤルファミリー」(毎週日曜、21時、TBS)2025年10月19日、第2話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「ザ・ロイヤルファミリー」とは
「ザ・ロイヤルファミリー」あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまった税理士・栗須栄治(妻夫木聡)が、馬主である山王耕造(佐藤浩市)と出会ったことで、大きく人生を変えてゆく。波乱と情熱に満ちた20年間を描くドラマとなる。その第1話が10月12日に放送された。気になる視聴率は火曜日の発表となる。

迫力満点のレースシーンは、JRA全面協力

12日に放送された第1話に登場した新潟競馬場でのレースシーンは、実際の競馬場で撮影されたものだ。馬の走る迫力や観客席の熱気をリアルに伝えており、フィクションでありながら本物の競馬の臨場感が溢れた。

目黒蓮の本格登場は、19日の第2話以降

第1話の放送前に、主要人物についての紹介は、PR動画や公式サイトで紹介されてきたが、唯一、目黒蓮の人物像については発表がなかった。「いったいどんな役?」と期待して見た視聴者だったが、第1話での登場は“声”のみとなった。ナレーションをしているが、姿を見せないとは考えられず、第2話以降に、栗須(妻夫木聡)たちに大きな影響を与える役として登場すると思われている。

ドラマ内の“馬”集めには今も苦労が続いている

実際にサラブレッドを走らせて撮影するが、走って“怪我”を追うリスクがあり、登場する馬を集まる作業は今でも継続して続いているという。

ドラマを彩る主題歌は玉置浩二

北海道生まれで、馬も身近な存在だったという玉置浩二が主題歌を担当する。書き下ろしの「ファンファーレ」だ。疾走感溢れるメロディーと圧倒的な歌唱がドラマを彩ってゆく。玉置は「勝ち負けでなく、そのままの自分で真っ直ぐ前に向かって行くことが、大切なんだと思います」とコメントを出している。

■第1話ネタバレあらすじ

栗須栄治(妻夫木聡)は大手税理士事務所に勤務しているが、父の死をきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまっていた。税理士として立派に活躍してきた父を尊敬していたが、その父の期待に応えることがなく、東京にとどまっていた栗須は“父を裏切った”という気持ちが強くなっていた。

そんなときに山王耕造(佐藤浩市)が社長を務めるロイヤルヒューマン社から競馬事業部の実態調査を依頼される。耕造が推し進める競馬事業部は赤字続きで、それをよく思わない耕造の息子で人事統括部長の優太郎(小泉孝太郎)が、競馬事業部撤廃をもくろみ調査を依頼してきたのだった。競馬事業部で、耕造が使い込みをしていると思い、それを暴いて欲しいという依頼だった。

栗須は耕造に会いに指定してきた北海道のセリ会場へ赴くが、早速遅刻してしまう。初めて見たセリの光景に唖然とする栗須を横目に、耕造は遅刻を叱責するも、その後の馬主業務につき合わせ、所有するある一頭の愛馬を紹介する。その馬は、足が悪く、本当なら“殺処分”になるような馬だったが、耕造が引き取ったのだ。

栗須はこれまで競馬とは縁のない生活だったので驚くことばかり。さらに、今は北海道で実家のファームを手伝う元恋人・野崎加奈子(松本若菜)と思わぬ再会も果たす。調査を終え、予定通り競馬事業部撤廃のための報告を行った栗須だが、あることが気になり加奈子に連絡すると、競走馬の世界の現実を聞きショックを受ける。

そんな耕造や加奈子の馬への熱い思いが、税理士の仕事への向き合い方に悩んでいた栗須の心を突き動かす。馬の行く先を探すと耕造に言う栗須だったが、馬のことがわからない栗須にはそれができない。そこで、本当に耕造が使い込みをしたのかを再度調べるために、耕造から競馬事業部の資料を全て借り、全力で数字を読む。

ロイヤルヒューマン社の会議に乗り込んだ栗須は、そこで、競馬事業部の不正を行っていたのが、社長の耕造ではなく、部下の金城だったことを発表する。コンサル会社の方も調べ、5年もの間に使い込んだ額は馬の育成費用がまかなえるほどだった。耕造の不正ではないことがわかったところで、耕造は赤字を計上しているのは競馬事業部だけではなく、妻・京子(黒木瞳)も大きく関与している飲食事業だと指摘する。反論しようとする優太郎だったが、耕造が押さえ込んだ。

優太郎の希望通りの結果をださなかった栗須は税理士事務所を首になる。耕造に誘われて、新潟の夏競馬を見にゆく。栗須は馬にだんだんを魅了されてゆく。栗須は耕造に父との別れについて話す。そして、人の役にたつ仕事ができたと耕造に感謝する。すると、耕造はその言葉は父親に言うべきだといい、お墓参りに行ってきてから、自分の会社で働くように話した。

■第2話あらすじ

山王耕造(佐藤浩市)に誘われてロイヤルヒューマンに入社した栗須(妻夫木聡)は、競馬事業部の専任秘書の命を受ける。さらに、馬を嫌う耕造の妻・京子(黒木瞳)の対応も仕事の一つだった。

ある日、優太郎(小泉孝太郎)は今年中に中央競馬で1勝できなければ競馬事業部を撤廃するよう父である耕造に迫る。耕造はそれを受け入れた。しかし、耕造の強引さが調教師・田所の反発を買い決別してしまう。栗須は新たな調教師探しに奔走するはめになってしまった。

そんな折、生産馬のレースで東京に来ていた加奈子(松本若菜)と会った栗須は、広中(安藤政信)という優秀な調教師がいると聞いた。

TBS 2025年10月12日スタート。毎週日曜日21時放送「ザ・ロイヤルファミリー」。出演:妻夫木聡、佐藤浩市、目黒蓮(Snow Man)、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@royalfamily_tbs」。

TBS「ザ・ロイヤルファミリー」番組公式サイト

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