ヒョンデ、大阪・関西万博成功裏に終了-EVバス「ELEC CITY TOWN」が延べ47万人の快適な体験を支える

14時09分社会

韓国の自動車ブランド・ヒョンデ(Hyundai Mobility Japan株式会社)が、大阪・関西万博の「スマートモビリティ万博」にブロンズパートナーとして協賛活動を行い、10月13日の閉幕とともに活動を成功裏に終えた。ヒョンデについて詳しくは「HUNDAI公式」サイトで動画などで公開中だ。



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期間中、ヒョンデは中型電気バス「ELEC CITY TOWN(エレク シティ タウン)」2台をスタッフ送迎用に、さらに1台を休憩用スペース「Green Park Bus(グリーン パーク バス)」として提供。合計で約47万人が利用し、真夏や雨天といった厳しい環境の中でも、快適な移動と休息を提供した。

万博スタッフ送迎用EVバス「ELEC CITY TOWN(エレク シティ タウン)」 / 休憩用ラウンジEVバス「Green Park Bus(グリーン パーク バス)」

「ELEC CITY TOWN」は排出ガスゼロを実現するEVバスで、静かでなめらかな乗り心地が特徴。来場者からは「想像以上に涼しく快適」「バスの中でスマホ充電ができてうれしい」「電気バスって本当に静か」といった好評の声が寄せられた。スタッフ送迎バスでは「炎天下を歩かずに済んだ」「雨の日でも助かった」との声も多く、快適性と利便性の高さが際立った。

ヒョンデ代表取締役社長・七五三木敏幸氏は、「ELEC CITY TOWNを通じて、人と環境が共に輝く未来の姿を多くの方に感じていただけた。この経験を糧に、ゼロエミッション社会の実現に向けて一層努力を続けていく」とコメントしている。

「ELEC CITY TOWN」は、日本の路線バス規格に適合した国産仕様のEVバスで、1回の充電で220km以上の走行が可能。安全支援機能「SEW-Near」や「VDC(車輌安定装置)」を標準装備し、静粛さだけでなく安全性と信頼性も高めている。また、アフターサービス体制も充実しており、国内翌日納品率95%以上を目指すなど、導入後の運行サポートにも力を入れている。

JATA(日本自動車輸送技術協会)から補助対象車両として認定されており、導入するバス事業者や自治体には1台あたり約1,769万円の補助金が交付される。

ヒョンデは今後も、地球環境に配慮したモビリティを通じて、誰もが心地よく移動できる社会を目指していく姿勢を示した。

HUNDAI公式サイト