「新東京水上警察」加藤シゲアキ（NEWS）、完全黙秘の松本怜生の心を開く（第2話ネタバレ）

10月14日（火）に放送された、佐藤隆太主演「新東京水上警察」（フジテレビ／毎週火曜21時）の第2話では、日下部（加藤シゲアキ（NEWS））が三上（松本怜生）に親身となり、田淵（山崎裕太）の目的を知る。第2話あらすじ、見どころを紹介しよう。第3話予告動画は番組公式サイトで公開中だ。（ネタバレあり）

ドラマ「新東京水上警察」の原作は、人気ミステリー作家・吉川英梨の同名シリーズ。日本連ドラ史上初の「水上警察」をテーマに、東京の海や川を駆け巡りあらゆるジャンルの事件に挑んでいく。今までになかった、船×海×刑事という新ジャンルで描かれ、大迫力のマリン×クライムエンタテーメントが誕生した。

■第2話あらすじ：暴走族「湾岸ウォリアーズ」が舞台を海へ、再び出現
田淵（山崎裕太）に拳銃で撃たれた三上（松本怜生）は海へ転落。海を見つめたまま動けない碇（佐藤隆太）を見た有馬（山下美月）は、自ら海に飛び込み三上を救出する。有馬は「本当なんですね、水恐怖症って。無理なんじゃないですか？ 水上警察署で働くのは」と問いかける。碇は何も言わず、その場を後にする。

碇は、田淵を薬物密輸船を狙った強盗グループの主犯格としてマークしていた。田淵は、すでに解散した暴走族「湾岸ウォリアーズ」の元メンバーでもあった。碇は「最悪なのは、舞台を陸から海に移して活動を続けるってパターンだ」と危惧する。

三上の意識が戻り、碇と日下部（加藤シゲアキ〈NEWS〉）は面会に行く。日下部は「俺には君がお年寄りを殴るような人には見えない。お年寄りを殺すような人にもね」と語りかける。すると三上は「あの、信じてもらえないかもしれないっすけど」と話し始め、第六台場の遺体・服部が自殺だったと明かす。田淵の行方について「観閲式の日……」と言いかけたところで、湾岸署の和田（谷田歩）らがやって来る。「身柄を引き渡せ！」と言われ、日下部は病室から追い出されてしまう。

その後、捜査一課との合同会議が開かれる。検体が残っていた「キズナオーシャン豊洲」の入居者の体内からコノトキシンが検出された。発泡スチロールの箱に入っていた右手の小指――中川の時と同じ毒物だった。

遺体の死亡推定時刻を調べる碇は、「キズナオーシャン豊洲」の殺人が毎週水曜日ではなく火曜日に起きていたことを突き止める。そして、同施設では不定期ながら必ず火曜日に「エンジェルとよす保育園」とのランチ交流会を行っていた。有馬に妻役を頼み、娘の莉穂を連れて保育園を調べに行く。

碇と有馬は、「キズナオーシャン豊洲」と「エンジェルとよす保育園」が騒音トラブルを抱えていたことを知る。ランチ交流会に付き添う保育園のスタッフは毎回固定。碇は「連続毒殺犯は必ずその中にいる」と考え、翌日から徹底的に調べようと意気込む。だが署長の玉虫（椎名桔平）から「君たちは各地で警備だ。明日の観閲式には一人も休むな」と指示される。

一方、日下部は湾岸署の田所の協力を得て単独で捜査を進めていた。三上が自分を呼べと言っていると聞いた日下部は取調室に乗り込み、「また後悔することになるぞ！ それでもいいのか！？」と訴える。その姿を見た三上は、完全黙秘を破り、少しずつ話し始める。

三上から「山崎が警備艇を乗っ取って観閲式に突っ込もうとしている」と聞いた日下部は碇に連絡。碇は警戒用の船を出して乗り込めるよう、課長の高橋（皆川猿時）に手配を頼む。日下部が警備艇に無線を入れると、山崎が有馬の船を乗っ取ったことを知り、部屋を飛び出す。細野（山口紗弥加）は会場で「湾岸ウォリアーズ」の総長・黒木（柿澤勇人）を発見。碇は「黒木が…」と立ちすくむ──。



■第2話の見どころ：碇の娘が登場、父親としての一面
第2話では、日下部が三上の心を掴み、山崎の目的を明らかにする。暴走族「湾岸ウォリアーズ」総長・黒木も姿を見せ、水上署にはさらに厳しい試練が待ち受ける展開に。そして今回の大きな注目点が、碇の娘・莉穂の登場だ。碇は「自慢の娘だ。まっ、育ててんのは元妻だけどな」と語り、父親としての一面が初めて描かれた。

山崎に拘束された有馬を無事に救い出せるのか？次回、第3話は、10月21日（火）21：00より放送予定。お見逃しなく。

■第3話予告
有馬が田淵に拘束されてしまう。田淵は奪った警備艇「あかつき」で観閲式会場に突っ込もうとしていた。会場には暴走族「湾岸ウォリアーズ」総長・黒木の姿が…。碇は別艇に乗り込み、日下部と合流して「あかつき」の後を追う。一方、細野は来賓客を落ちつかせるために、展示訓練だとアナウンスする。

■放送情報
『新東京水上警察』
フジテレビ系
2025年10月7日（火）スタート
毎週火曜 21:00〜21:54（初回15分拡大）

■キャスト
佐藤隆太、加藤シゲアキ（NEWS）、山下美月、中尾明慶、齋藤璃佑、松本怜生、山口紗弥加、柿澤勇人、長谷川純、谷田歩、小林隆、皆川猿時、椎名桔平　ほか

■スタッフ
原作：吉川英梨
『新東京水上警察』シリーズ（講談社文庫）
脚本：我人祥太
音楽：得田真裕
プロデュース：大野公紀、山崎淳子
演出：西岡和宏、柳沢凌介、土方政人、朝比奈陽子

◇フジテレビ「新東京水上警察」HP

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