「もしもこの世が舞台なら」WS劇場での芝居の稽古が始まり、菅田将暉のイライラはピークに【第3話ネタバレと第4話予告】

ストリップ劇場を利用して“自分”のシェイクスピアを披露したい久部三成(菅田将暉)だが、自由すぎる劇団員(二階堂ふみ、アンミカ、市原隼人、西村瑞樹/バイきんぐ)たちをどう盛り上げて行くのか?「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜、22時、フジテレビ)2025年10月22日第4話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」とは
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、とある劇場を舞台に、若者達の夢、挫折、恋を笑いと涙一杯に描く青春群像劇であり、脚本家の三谷幸喜の半自伝的ストーリーだ。その第3話は10月15日に放送された。
いらつく久部三成(菅田将暉)だが、劇団員たちはどこ吹く風
台本ができずイライラ、台本ができて稽古をはじめてもイライラ、元いた劇団を尋ねて笑われてイライラとイライラが募り続ける久部だが、なんとか灰皿を投げるのは抑える。そして、イライラしている久部をみても、劇団員たちの大半はなにも感じない。しかし、少しずつ形にやってゆく。トニー安藤(市原隼人)、彗星フォルモン(西村瑞樹・バイきんぐ)が大覚醒
稽古を始めても声が小さすぎて全くきこえないトニー。役としてパトラ鈴木(アンミカ)に叩かれるのが嫌で嫌でたまらない彗星フォルモン。しかし、この二人が覚醒を見せる。久部のもといた劇団にいった時に、対決しようと言われ、完璧にセリフを言い回して周りを驚かす。そして、彗星フォルモンも実はつっこみではなくボケのほうをやれば笑いでも一段と輝くことを知り、パトラに遠慮せずに芝居するようにいった。今後も劇団員たちの成長が見込まれる。ついに幕が上がる
22日に放送される第4話で、劇場の存続をかけた芝居がついに始まる。みんなには「絶対に成功する」といいながら、本心では「失敗する」と思っている久世はどんな手を打つのか?元の劇団員たちが見に来るが、一発触発、なにが起きるのか?」ということを■第3話ネタバレあらすじ
久部三成(菅田将暉)が必死になって台本を書いている。シェイクスピアの「夏の夜の夢」を、WS劇場で上演するために書き換えているのだ。しかし、なかなかうまくいかない。久部が書き終えた原稿をリカ(二階堂ふみ)が読もうとすると、異常なほどに久部はガードする。そんな久部に対し「長いと客が飽きる」「出来るだけセリフは少ない方が助かる」などとリカと蓬莱省吾(神木隆之介)は言いたい放題だ。すると久部はかんしゃくを起こし、書いていた原稿をビリビリに破ってしまう。
ついに完成した台本を劇団員たちに配る。読み合わせを始めるが、とてもではないが聞いていられない。これまで芝居の経験がないので当たり前だが、久世はいらだって灰皿を投げる寸前になってしまう。しばらく個人で稽古するようにさせる。
久部は知り合いにチラシを置いてもらうために配り歩く。そして江頭樹里(浜辺美波)の神社にも向かい、ストリップは辞めて、芝居をやるのだといい、チラシの束を置いてくる。
元いた劇団にも向かう。読み合わせでは声がいっさいでていなかったトニー安藤(市原隼人)を引き連れていた。元の劇団員たちは同じ演目を演じるときき、トニーが演じるライサンダーで対決しようと言い出す。久部はトニーには無理だと思い、帰ろうとするが、トニーがセリフをよどみなく話し出した。元いた劇団の劇団員達は圧倒されてしまう。
立ち稽古が始まると、今度はパトラ鈴木(アンミカ)に尻と叩かれる彗星フォルモン(西村瑞樹・バイきんぐ)が文句を言う。人に叩かれるのがいやなのだと。王子はるお(大水洋介・ラバーガール)との笑いでも彗星フォルモンは突っ込みだ。しかし、久世は彗星フォルモンがたまにみせる悲痛な顔がとてもいいという。蓬莱も二人の笑いがうまくいかないのは立ち位置が逆なのではないかと思う。彗星フォルモンをボケにしたほうがいいという。彗星フォルモンはでていってしまうが、王子はるおがおいかけた。そして屋上で、二人は役割をかえて笑いのネタをやってみる。しっくりときたことを彗星フォルモンも感じた。
彗星フォルモンは舞台にもどり、稽古が再開される。パトラに思い切って尻を叩くように言い、そこがいい芝居になった。
■第4話あらすじ
WS劇場では久部三成(菅田将暉)による「夏の夜の夢」の初日公演を翌日に控え、倖田リカ(二階堂ふみ)、蓬莱省吾(神木隆之介)らが追い込み準備に追われていた。その頃、八分神社の社務所には神社本庁の清原(坂東新悟)が来ていた。巫女の樹里(浜辺美波)は清原に八分坂を出たいのだと懇願する。出て行けば八分神社は廃社になるという清原の言葉に神主の論平(坂東彌十郎)は肩を落とす。
すると清原は「夏の夜の夢」のチラシを取り出す。「楽しみにしているんです」とはしゃぐ論平に対し、樹里は「シェイクスピアへの冒涜です!」と声を荒げた。
フジテレビ 2025年10月1日スタート。毎週水曜日22時放送「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。脚本:三谷幸喜、出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@moshi_gaku」、ハッシュタグは「#もしがく」。
◇フジテレビ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」番組公式サイト
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