キム・ユジョン、微笑の奥に潜む“狂気”—TVING新作「親愛なるX」メインポスター&予告映像公開

13時13分ドラマ
画像:TVING「친애하는 X」

美しい顔に隠された残酷な本性が、ついにベールを脱ぐ。

俳優キム・ユジョンが主演を務めるTVINGオリジナルシリーズ「親愛なるX」(脚本:チェ・ジャウォン、パン・ジウン/演出:イ・ウンボク、パク・ソヒョン)のメインポスターとメイントレーラーが公開された。



「親愛なるX」(친애하는 X)は、同名の人気ウェブトゥーンを原作にした“破滅型メロ・サスペンス”。地獄のような現実から抜け出し、誰にも支配されない場所を目指して生きる女性ペク・アジン(キム・ユジョン)と、そんな彼女に翻弄され、あるいは破滅させられた“X”たちの物語が描かれる。アジンを守るために自ら地獄へ堕ちていくユン・ジュンソ(キム・ヨンデ)の切ない愛も、作品の軸をなす。

公開されたポスターでは、冷たい瞳で正面を見据えるペク・アジンの姿が印象的だ。彼女の前には血のように赤い糸が“X”の形に交差し、「地獄から始まった人生なら、自ら怪物になる方がいいんじゃないですか?」という挑発的なコピーが添えられている。美しさと狂気が紙一重に交錯するビジュアルは、アジンというキャラクターの危うさを象徴している。

同時公開されたメイントレーラーは、ペク・アジンの“実像”を暴くインタビューから始まる。「頭が良くて、優しくて、完璧だった」と語る証言が続く一方で、「彼女を間近で見てきた人たちは、まったく違う話をしています」というナレーションが不穏な空気を漂わせる。

続いて、「ペク・アジン、あの子は本当に悪辣だった」と、彼女の学生時代を知る人物が告白する場面が挿入され、怒りと恐怖が入り混じった声が見る者の神経を刺激する。さらに、ユン・ジュンソの「当時は、それがアジンのためになると思っていた」という意味深な言葉が、二人の過去に秘められた複雑な感情を暗示する。

ラストでは、「誰にも支配されない場所まで上り詰めてやる」と言い放つアジンの声とともに、狂気に満ちた笑みが映し出される。欲望、支配、そして愛と破滅が絡み合う危険な世界の幕開けを予感させる瞬間だ。

YouTube|메인 예고ㅣTVING | Dear X(メイン予告)

キム・ユジョンは今回、これまでの清純なイメージを一変させ、欲望と本能のはざまで揺れる“悪女”ペク・アジン役に挑戦。圧倒的なカリスマと繊細な心理描写で新境地を見せる。演出を手がけるのは『太陽の末裔』『スイートホーム』などで知られるイ・ウンボク監督。映像美と緊張感あふれる演出で、キム・ユジョンの新たな魅力を最大限に引き出すことが期待される。

TVINGオリジナルシリーズ『親愛なるX』は、11月6日より配信スタート。美貌と狂気、愛と破滅が交錯する“ダークメロ・サスペンス”に注目が集まっている。日本での配信は未定だ。

【11月韓国でスタートの新ドラマ】

kandoratop【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】