「100番の思い出」あと2話-視聴者がハマった“マノク姉妹”から新カップルまで徹底分析

11時45分ドラマ
画像:이원정Instagramより

レトロな映像美と“友情×初恋”の切なさで話題を集めるJTBC土日ドラマ「100番の思い出」が、いよいよクライマックスを迎える。

U-NEXTで配信中の本作は、残す放送があと2回。1980年代を舞台に、キム・ダミとシン・イェウンが演じる少女たちの友情と、ホ・ナムジュンとの初恋をノスタルジックに描き出すのが魅力だ。さらに、周囲の人物たちの細やかな物語も豊かに描かれており、作品全体に温かな余韻を添えている。サンチョル役のイ・ウォンジョンがInstagramに投稿した共演陣との仲睦まじいオフショットも話題に。今回は、主役たち以外にも視聴者を虜にしている“ケミストリー”に注目したい。

【「U-NEXT」で独占配信の韓国ドラマはこちら】



「100番の思い出」は、1980年代の100番バスの車掌ヨンレ(キム・ダミ)とジョンヒ(シン・イェウン)、そして二人の間で芽生える切なくも輝かしい初恋を描くニュートロ(New+Retro)青春メロドラマだ。

舞台を7年後に移し、再会したヨンレとジョンヒが、初恋の人ジェピル(ホ・ナムジュン)のことで、親友の間に微妙な空気が流れた。しかしジェピルがこれまで自分を支えてくれたヨンレを選び、視聴者を安心させた。本作では他にも世代や立場を越えた多彩なケミストリーと、それぞれのキャラクターに宿る生き生きとした物語で視聴者を引き付けている。そんな彼らの物語はどんなエンディングを迎えるのか、それぞれのケミストリーバトルを振り返る。

“マノク姉妹”の友情に癒やされる

JTBC「100番の思い出」画像:JTBC「백번의 추억」より市場でたくましく働くヨンレの母パク・マノクと、世間知らずな百貨店夫人から生活感あふれる働き手となったジェピルの継母ソン・マノク。同じ名前の二人のユニークな友情は、時に毒舌でありながらも、家族を思う真心がにじむ温かいもの。百貨店が倒産し新たな仕事に励むソン・マノクに、ヨンレの母はいつも味方で、互いを支え合う“マノク姉妹”の絆が視聴者の共感を呼んだ。家族同士のトラブルや悩み、喜びを分かち合う姿は、本作の根底にあるヒューマンな優しさを象徴する。

立場逆転の青春ロマンス

画像画像:조이현Instagram/김태연Instagramより次世代の恋模様にも“ケミ味”は健在。ヨンベ(チョ・イヒョン)とセリ(キム・テヨン)は、当初セリの優しさに惹かれたヨンベが、7年後には勉強熱心な青年へと成長し、今度は自由奔放なセリが彼に惹かれていくという逆転構図が描かれる。幼さの残る“ときめき”から、成長を経た等身大の恋愛へと変化する姿は、視聴者に新鮮な感動を与えている。“Don’t worry, be happy!”のメッセージが印象的に響く、ピュアで愛らしいやり取りも見どころだ。

シングルマザーの幸せを願うロマンス

画像画像:JTBC「백번의 추억」よりヨンレの友人ジョンブン(キム・ジョンシク)と、彼女を長年支えてきたサンチョル(イ・ウォンジョン)の関係も多くの共感を呼んでいる。過去の恋人キム・ジョンシク(イ・ジェウォン)との再会や、隠されていた真実に揺れるジョンブン。そのそばで静かに支えるサンチョルの優しさが、視聴者の心を温かく包み込む。困った時に自然と恋人役を買って出る彼の思いやりは、作品の根底に流れるヒューマンな温かさを象徴している。

スタッフは、「残り2話ではどんなカップルが結ばれるかは予測不能」とコメントしており、意外な“メロ爆誕”に期待するファンの声も高まっている。第11話は10月18日、最終回は19日放送予定。どのキャラクターにも訪れる「100番の思い出」のエンディングが、どんな余韻を残すのか注目だ。

【「100番の思い出」を2倍楽しむ】では、制作発表会まとめ、配信にあわせて全話あらすじと見どころをまとめている。

【2025年10月韓国でスタートの新ドラマ】/【11月韓国でスタートの新ドラマ】

YouTube|JTBC Drama「백번의 추억10회 예고편」(EP10予告)
JTBC「백번의 추억」HP

U-NEXT
U-NEXT SQUARE

kandoratop【作品詳細】【「100番の思い出」を2倍楽しむ】