「ザ・ロイヤルファミリー」馬に魅せられた妻夫木聡は元カノ・松本若菜の助言を得て勝利へ【第2話ネタバレと第3話予告】

息子・優太郎(小泉孝太郎)に中央競馬での1勝を約束させられた山王耕造(佐藤浩市)は調教師を広中(安藤政信)に変え、栗須(妻夫木聡)と勝利への道を歩む。「ザ・ロイヤルファミリー」(毎週日曜、21時、TBS)2025年10月26日、第3話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「ザ・ロイヤルファミリー」とは
「ザ・ロイヤルファミリー」あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまった税理士・栗須栄治(妻夫木聡)が、馬主である山王耕造(佐藤浩市)と出会ったことで、大きく人生を変えてゆく。波乱と情熱に満ちた20年間を描くドラマとなる。その第2話が10月19日に放送された。
競馬シーンは第2話も迫力満点
第1話で、競馬事業部の存続が決まったものの優太郎(小泉孝太郎)はなんとしてもそれを阻止したいと思い、19日に放送された第2話では中央競馬で1勝もしないなら、年内に活動を辞めさせるという。中央競馬での1勝はとても大変なことなのだが、社長の山王耕造(佐藤浩市)は丁々発止で乗せられてしまい、認めてしまう。第2話は耕造がもつ2頭の馬の新しい調教師捜しと、実際のレースでの結果に焦点があたった。調教師がどう馬を育てるのか、パドックでの様子、出発前のシーン、レース中、レース後と近接したカメラアングルがよりドラマを引き立てた。栗須(妻夫木聡)を助ける元カノであり、“馬の先輩”の加奈子(松本若菜)
第1話では競走馬の過酷な運命を栗須に教え、第2話では、調教師を探せない栗須にいい調教師を紹介した加奈子が26日に放送される第3話で大きな役割を担う。加奈子も働いている実家のノザキファームが頑固な父・剛史(木場勝己)の方針でもめてしまうのだ。さらに、耕造がねらっている馬がライバルである椎名(沢村一樹)との競りでの一騎打ちになる。有馬記念に勝利するための大事な第3話となる。JRA東京競馬場で「ザ・ロイヤルファミリー特別展」を開催中
10月4日(土)からJRA東京競馬場で「ザ・ロイヤルファミリー特別展」を開催中している。ドラマに登場する衣装のほか、劇中写真、人物相関図などを展示がある。11月30日(日)までの競馬開催日だけの開催となっている。松本若菜、念願の「日曜劇場」出演
ここ数年、大活躍を続けている松本若菜だが、実はかなり“遅咲き”な俳優人生だ。「ザ・ロイヤルファミリー」では、主人公の栗須(妻夫木聡)の元恋人で、競走馬生産牧場を営む野崎加奈子を演じている。実は「日曜劇場に出演するのが夢の一つだったので、お話を伺った時は本当にうれしかった」のだという。そして、「ものづくりとしてはどの作品も変わらずですし、何が違うということはきっとないと思うんですけど。第1話を見たときに『うわ、日劇(日曜劇場)!』と思いました。それに自分のクレジットが出たときは鳥肌が立ちました」と喜びを表している。■第2話ネタバレあらすじ
山王耕造(佐藤浩市)に誘われてロイヤルヒューマンに入社した栗須(妻夫木聡)は、競馬事業部の専任秘書の命を受ける。さらに、馬を嫌う耕造の妻・京子(黒木瞳)の対応も仕事の一つだった。京子や優太郎(小泉孝太郎)、百合子(関水渚)は耕造のこと、馬のことをよく思っていない。ある日、京子に呼び出された栗須は高額な給与など好条件で飲食事業部への転属を持ちかけられる。優太郎は今年中に中央競馬で1勝できなければ競馬事業部を撤廃するよう父である耕造に迫る。乗せられた耕造はそれを受け入れた。しかし、耕造の強引さが調教師・田所の反発を買い決別してしまう。栗須は新たな調教師探しに奔走するはめになってしまった。耕造の評判は悪く、馬の受け入れ先が見付からない。イザーニャとファイトは調教してもらうこともない状態が続く。
そんな折、生産馬のレースで東京に来ていた加奈子(松本若菜)と会った栗須は、広中(安藤政信)という優秀な調教師がいると聞いた。資料をもって広中の元へ向かう。広中は資料をもらうと、栗須に説明させることなく、「結果は後ほど」といって追い返された。
資料をよく読んだ広中は2頭の馬を両頭とも引き受けることを決めた。この2頭は2頭一緒でないとだめだと思い、さらに、耕造にある条件をもとに引き受けることを提案する。耕造はその提案を受け入れられず、断る。しかし、広中は栗須に耕造を説得するように持ちかけた。
栗須はイザーニャが生まれた時に、林田純次(尾美としのり)の亡くなった息子のことが関係していて、引き取り手がなさそうなイザーニャもファイトと一緒に耕造が引き取ったことを話す。自分に“賭けてくれ”というと、耕造も広中に馬を預けることを決めた。広中は2頭を預かるために、耕造のライバルである椎名(沢村一樹)の馬を預かれなくなった。
広中は驚きの策をとった。これまで足の調子を考えてダートを走らせていたイザーニャに芝、期待の高かったファイトにダート戦を走らせることにしたのだ。そのための調教を行い、レースを迎える。耕造、栗須、広中だけでなく、林田、加奈子、さらには百合子が感心を示す中、イザーニャは逃げ切り、優勝した。
祝勝をあげる耕造たち。耕造は「有馬記念に勝つ」と上機嫌だ。そのころ、優太郎は「親父は悪運が強い」と話していた。
■第3話あらすじ
加奈子(松本若菜)は先が見えない牧場の経営に頭を抱えていた。それは、父・剛史(木場勝己)がセリ市を介さず馬主と直接取引する「庭先取引」にこだわるも、毎回馬主を怒らせ決裂してしまうからだった。一方、栗須(妻夫木聡)は耕造(佐藤浩市)の娘・百合子(関水渚)のバースデーパーティーに参加していた。そこで京子(黒木瞳)から山王家と馬との関わりを聞かされる。
イザーニャとファイトが揃ってケガに見舞われてしまった。有馬記念勝利という夢を勝ち取るため耕造と栗須は新たな競争馬探しを始めることに。そして、優れた競走馬を数多く生産している北陵ファームのセリに賭けるが、ライバルの椎名(沢村一樹)もまた同じ馬を狙っていた。
TBS 2025年10月12日スタート。毎週日曜日21時放送「ザ・ロイヤルファミリー」。出演:妻夫木聡、佐藤浩市、目黒蓮(Snow Man)、松本若菜、沢村一樹、黒木瞳、小泉孝太郎、安藤政信、高杉真宙、津田健次郎、吉沢悠 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@royalfamily_tbs」。
◇TBS「ザ・ロイヤルファミリー」番組公式サイト
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