「この川には月が流れる」カン・テオとキム・セジョン、身分を超えた家族の物語が織り成すロマンス時代劇

10月22日13時52分ドラマ
画像:MBC drama公式Xより

10月31日に初放送を控えたMBC新ドラマ「この川には月が流れる」(脚本:チョ・スンヒ/演出:イ・ドンヒョン/企画:クォン・ソンチャン/制作:ハイジウムスタジオ)のスチール写真が公開され、身分も家柄も異なる“多彩な家族の物語”が予告されている。



「この川には月が流れる」は、笑顔を失った世子イ・ガン(カン・テオ)と記憶を失った行商人“褓負商(ポブサン)”パク・ダリ(キム・セジョン)の魂が入れ替わりながら繰り広げられる“立場逆転”ロマンス・ファンタジー時代劇。

ある日突然、体が入れ替わってしまった王世子イ・ガン(カン・テオ)と行商人パク・ダリ(キム・セジョン)。ここに王室の実権を握ろうとする左議政キム・ハンチョル(チン・グ)の思惑が複雑に交錯し、さらに身分の異なるさまざまな家門の物語にも注目が集まっている。

まず、国王である父イ・ヒ(キム・ナムヒ)の代わりに政務を執っているイ・ガンは、王室一家の一員。絶対的な権力を持っているように見えるが、それは名ばかりであり、実際には宮廷の実権を握る左議政の思惑に縛られている。世子イ・ガンは、この状況を打開しようと動き始めるが、最高の地位にありながらも不安定な王室の運命に注目が集まる。

一方、パク・ダリは温かい行商人一家の中でにぎやかに暮らしている。商館を営む叔母のもとで商団の仕事に携わる父(イム・ギホン)と母(パク・ボギョン)のおかげで、彼女も行商人として生活を送ってきた。身分は高くないが、人情味あふれる家族の中で幸せに暮らしてきた。しかし、この家族にもそれぞれ隠された秘密があり、物語にさらなる好奇心をかき立てる。

また、宮廷を牛耳る左議政一家は野心に満ちている。絶対的な権力を手に入れるためには手段を選ばない父キム・ハンチョル、そしてそんな父に似て自分の人生のために誰よりも高みに登ろうとする娘キム・ウヒ(ホン・スジュ)。それぞれ異なる欲望を抱え、相反する道を歩む父娘の危うい関係が織りなす緊張感にも期待が高まる。

このように「この川には月が流れる」は、王家から商人、士大夫(上流貴族)まで、多種多様な家族たちが織り成すドラマチックで豊かな物語を描く。彼らが抱えるそれぞれの事情や秘密がどのように絡み合い、物語が展開していくのか、早くも注目が集まっている。

MBC新金土ドラマ「この川には月が流れる」は「月まで行こう」(달까지가자)のあと、10月31日21時50分から初放送される。10月3日現在、日本での配信は未定。

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