「もしもこの世が舞台なら」菅田将暉率いる“WS劇場軍団”のシェークスピアが面白そう【第4話ネタバレと第5話予告】

自分を追い出した劇団「天上天下」を見返したくてたまらない久部(菅田将暉)だが、リカ(二階堂ふみ)たち劇団員はそんな久部の思いとは別にどんどんと実力をつけてゆく。「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜、22時、フジテレビ)2025年10月29日第5話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」とは
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、とある劇場を舞台に、若者達の夢、挫折、恋を笑いと涙一杯に描く青春群像劇であり、脚本家の三谷幸喜の半自伝的ストーリーだ。その第4話は10月22日に放送された。
ゲネプロまでたどり着いたWS劇場の面々
これまで芝居をしたことがないダンサー、裏方を総出で駆り出して臨むシェークスピアの「夏の夜の夢」。セリフを全く覚えられない支配人・浅野(野添義弘)、台本を無視して笑いを取ろうとするうる爺(井上順)たちがいるものの、だんだんとその“生き様”を芝居に発揮できるようになり、無事にゲネプロを終えた。ウザくて鈍感な大瀬六郎(戸塚純貴)
ダンサーの毛脛モネ(秋元才加)に気がある大瀬だが、いつも空回りしてしまう。モネの子どもの朝雄の担任とモネの面談中になにかと口をつっこみ、モネから怒られてしまう。ちょいウザい役がとてもあっていると注目されている。オーナ-・ジェシー才賀(シルビア・グラフ)の意外な過去
ストリップ劇場をノーパンしゃぶしゃぶに変えるといって聞かなかったオーナーだが、芝居をするとなると結構乗り気だった。実はダンサーで舞台にたっていたことや劇団に入っていたこともあるといい、リカ(二階堂ふみ)にマイケルジャクソンのダンスを仕込む。またまた、大物ゲスト登場
脚本家・三谷幸喜作品に多数出演している俳優の近藤芳正がサプライズ出演を果たした。久部(菅田将暉)たちがパーライトが手に入らず、思いあまって、久部がもといた劇団の「天上天下」から盗み出すのだが、その劇場にいて不審がるスタッフ役として近藤芳正が登場した。贅沢な俳優陣がレギュラーやゲスト出演を果たしている。そして迎える芝居の初日
29日に放送される第5話でついに、劇団クベシアターが「夏の夜の夢」が初日を迎える。元いた劇団「天上天下」から取り戻した舞台装置と劇団「天上天下」から盗んだパーライトを使った舞台が始まる。「天上天下」の主催者・黒崎(小澤雄太)やトンちゃん(富田望生)が「面白そう」と太鼓判を押した劇だが、一般客が入った状態でどうなってゆくのか?■第4話ネタバレあらすじ
WS劇場では久部三成(菅田将暉)による「夏の夜の夢」の初日公演を翌日に控え、倖田リカ(二階堂ふみ)、蓬莱省吾(神木隆之介)らが追い込み準備に追われていた。その頃、八分神社の社務所には神社本庁の清原(坂東新悟)が来ていた。巫女の樹里(浜辺美波)は清原に八分坂を出たいのだと懇願する。出て行けば八分神社は廃社になるという清原の言葉に神主の論平(坂東彌十郎)は肩を落とす。
すると清原は「夏の夜の夢」のチラシを取り出す。「楽しみにしているんです」とはしゃぐ論平に対し、樹里は「シェイクスピアへの冒涜です!」と声を荒げた。
朝雄(佐藤大空)が描いた「夏の夜の夢」のポスターを気に入った久部はコピーして宣伝するようにという。本番前日だが、昼間はみな予定があって稽古ができない。朝雄の母・毛脛モネ(秋元才加)は朝雄の担任を面談している。
担任は朝雄には美術の才能があるが、八分坂は小学生には刺激が強すぎて環境が悪いという。モネもそれは十分にわかっているというが、担任も折れず、児童相談所に入れるべきだという。警官の大瀬六郎(戸塚純貴)や久部があれこれを口を挟む中、モネは「ダンサーはもう辞めた。これからはシェイクスピア俳優として生きる」と宣言し、担任は帰っていった。
ゲネプロを前にして、久部は蓬莱に「もうダメだ」と愚痴をこぼす。蓬莱はよくわからないままに久部を励ます。そして、たりていないパーライトを劇団「天上天下」から盗みに向かう。劇場ではスタップ(近藤芳正)が不審に思うも、電話をしている隙に奪ってきてしまった。
そして、ゲネプロが始まる。そこへ「天上天下」の主催者・黒崎(小澤雄太)やトンちゃん(富田望生)が警官の大瀬を伴って“パーライト”の窃盗の件でやってきた。ゲネプロが進む中、黒崎は久世が自分たちへの復讐のためだけにこんなことをしていると文句をつける。しかし、WS劇場の面々は外野を一切気にすることなく芝居を続ける。そんな芝居を黒崎やトンちゃん、劇団員たちは驚きをもって見ていた。
黒崎は「初日祝いにパーライトはくれてやる」といい、帰ろうとする。帰りがけに「この芝居はどう思うか?」と聞くと、トンちゃんも劇団員も“面白そう”と口をそろえた。そこにトニー(市原隼人)が強面で近づいてきた。あせる劇団員だったが、トニーはディミートリアスの芝居について助言をもらうために近づいたのだった。
■第5話あらすじ
「夏の夜の夢」公演初日。久部三成(菅田将暉)が「劇団クベシアター、旗揚げです」と高らかに宣言すると、場内は大きな歓声で包まれる。お祓いを執り行うため、八分神社の神主・江頭論平(坂東彌十郎)と江頭樹里(浜辺美波)がWS劇場にやってくる。目の前を通り過ぎる倖田リカ(二階堂ふみ)を見てにやける論平。
WS劇場のステージ上に祭壇が設けられ、いよいよお祓いが始まる。神妙な静けさの中、久部は並々ならぬ思いでステージを見つめるが……。
フジテレビ 2025年10月1日スタート。毎週水曜日22時放送「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。脚本:三谷幸喜、出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@moshi_gaku」、ハッシュタグは「#もしがく」。
◇フジテレビ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」番組公式サイト
【2025年秋ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】