大団円の「ゲゲゲの女房」、NHKオンデマンドで10月8日まで配信

2010年09月25日20時40分ドラマ
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9月25日(土)に晴れて大団円を迎えた連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」、朝ドラとしては近年にない話題作がすっと幕を閉じたことに一抹の寂しさを覚えているファンは少なくにはずだ。そんな気持ちに答えてくれるかのように、NHKオンデマンドでは最終週「ありがとう」を10月第1週(3〜8日)まで配信している。視聴料金は1話105円。

■あらすじ
「ゲゲゲの鬼太郎」の3度目のアニメ放送が始まった昭和60年10月。布美枝(松下奈緒)の父・源兵衛(大杉漣)が、脳こうそくで倒れたという知らせが届き、布美枝は1人、安来へと見舞いに向かう。実家では、床で眠る源兵衛に、ミヤコ(古手川祐子)や兄嫁・邦子(桂亜沙美)たちが、心配そうに付き添っていた。源兵衛は、自分が倒れたことを東京の布美枝に知らせようとはせず、源兵衛の容体が落ち着くのを待って、家族が布美枝に連絡をしたということだった。

父・ 源兵衛の病が気がかりな一方、これまでドラマに関わってきた懐かしい人々が布美枝たち夫婦の元へ集ってくる、まさにドラマの集大成といえるお話だ。見舞いに訪れた安来で幼なじみのチョ子(平井紙)と昔を懐かしむ布美枝。そして、水木プロ20年記念パーティに顔を見せた戌井夫妻やかつてのアシスタント・倉田(窪田正孝)と小峰(斎藤工)、雄玄社編集部の面々、さらに布美枝が初めてであった茂の漫画の読者・太一(鈴木裕樹)。どれも長らくドラマを見守ってきたファンにはたまらない顔見せだ。

そんな総登場だけでなく、“点々の菅ちゃん”ことアシスタントの菅井(柄本佑)にまつわるちょっとイイ話など、気配りのきいたサイドストーリーも見逃せない。

そして最終回、派手さこそないものの、しみじみと味あわせてくれる「ゲゲゲ」ならではのラストシーンへと展開していく。

他局のバラエティ番組までが特集で取り上げるほど一大ブームを引き起こした稀代の名作、オンデマンド配信でもうちょっこし余韻に浸ってみては?

連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」 NHKオンデマンド