逆風を追い風に変える2PMジュノ、「テプン商社」で見せる真のビジネスマン魂で海外ルート確保できるか?

09時52分ドラマ

tvNドラマ「テプン商社」で、イ・ジュノが演じるカン・テプンが再び注目を集めている。どんな荒波にも怯まず挑み続ける姿が、まさに“嵐の中の商社マン”そのものだからだ。危機のたびに力を増すテプンの姿に、視聴者からは「これぞ本物のビジネスマン」と称賛の声が上がっている。

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「テプン商事」は、1997年のIMF危機という激動の時代を舞台に、不器用だが懸命に生きる若者や家族たちの熱い人生ドラマ。どんな状況でも折れない商社マンの信念を描く物語。イ・ジュノ扮するカン・テプンは、困難を前にしても立ち止まらず、むしろピンチをチャンスに変える力で突き進む。

テプンの最大の武器は“現場を読む目”。デバン繊維の倒産を、わずかな異変――電話線の抜けた事務所や空のトレイ、厚手のダウンを着た社員の姿――から即座に見抜いた。保管倉庫が確保できないときには、仁川港の空き駐車場を活用して危機を回避。さらにオ・ミソン(キム・ミンハ)の返品計画にも冷静に対応し、為替変動を利用して利益を導くなど、柔軟かつ大胆な判断力を発揮してきた。

彼の勝負勘は、ピョ・バクホ社長(キム・サンホ)との駆け引きでも光る。契約書の単位を逆手に取り、残った生地を3倍の価格で売り返すという逆転劇を成功させたのだ。釜山では安全靴ブランド「シューパク」の可能性をいち早く見抜き、商品価値を世界に広げるビジョンを描いた。

しかし、テプンの真価は“人を信じる力”にある。すべてを失ったシューパク社長(チン・ソンギュ)を見放さず、「この目を担保に7000足を売ってみせる」と約束。映像を使った販促を自ら企画し、海外バイヤーに直接アピールするなど、時代を先取りする発想で契約を勝ち取った。IMF危機の中でも「人を信じることこそ最大の資産」と証明してみせたのだ。

前回第6話の放送では、ピョ・ヒョンジュン(ム・ジンソン)の妨害で海運ルートが封鎖され、遠洋漁船の船長から塩を浴びせられるなど、新たな試練に見舞われた。それでもテプンは動じない。逆境こそ自らを鍛える場だと信じ、再び前へ進む姿が、作品のメッセージである“人間のしなやかな強さ”を体現している。

今夜放送の第7話では、テプンたちに塩をかけた船長が、亡き父(ソン・ドンイル)を“カイサル(シーザー)”と呼ぶ懇意な人物だと判明する。父から受け継いだ「人を信じることが結果を生む」という信条を胸に、テプンは今日も道を切り拓く。信頼と誠実さを糧に成長し続ける彼が、この嵐の時代にどんな実を結ぶのか――今夜放送の第7話に注目が高まっている。

tvN Drama 公式X「태풍상사」[7화 선공개](7話先行公開)

果たしてカン・テプンは、遠洋漁船に安全靴を積み込むという新たな挑戦をどう乗り越えるのか。tvN「テプン商社」第7話は、11月1日(土)21時10分より放送。

tvN「태풍상사」HP

YouTube|tvN「태풍상사」7話予告(日本語字幕なし)

kandoratop【作品詳細】【「テプン商事」を2倍楽しむ】