チョン・ヨビン×イ・ジョンジェ 月火ドラマ対決「優しい女 プ・セミ」最終回8.3%で圧勝、有終の美
月火ドラマ対決はチョン・ヨビンに軍配!ENA「優しい女 プ・セミ」が最終回で視聴率8.3%を記録し、有終の美を飾った。対するtvN「憎らしい恋」は第2話で4%台に後退し、明暗が分かれた。それぞれU-NEXTとPrime Videoで独占配信中だ。
●【「U-NEXT」で独占配信の韓国ドラマはこちら】 / 【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマはこちら】
ニールセンコリアによるとチョン・ヨビン主演の「優しい女 プ・セミ」(22時~)最終回の視聴率は全国8.3%、首都圏も7.2%で自己最高で有終の美を飾った。一方、放送時間は異なるが俳優イ・ジョンジェ主演の「憎らしい恋」(20時50分~)第2話は全国・首都圏共に4.8%で前回(5.5%、首都圏5.2%)より数字を下げた。
「優しい女 プ・セミ」チョン・ヨビン、“善と悪”の狭間で選んだ結末
チョン・ヨビン主演の「優しい女 プ・セミ」最終回では、契約結婚を結んだ財閥会長の死や義娘カ・ソニョン(チャン・ユンジュ)の破滅など、登場人物たちの欲望の終着点が描かれた。
極貧の少女から巨額の遺産を巡る争いに巻き込まれたセミは、最後に“善”を選択。彼女を支え続けたチョン・ドンミン(ジニョン)との関係にも穏やかな結末が訪れた。
母に捨てられ、貧しさの中で生き抜いてきたセミが、契約結婚を機に偽善と欲望に満ちた世界を知りながらも、人との共存や思いやりの大切さに気づいていく姿は、多くの視聴者の胸を打った。
最終回で見せたチョン・ヨビンの繊細で抑えた表情演技には「トゥルーマン・ショーのようなリアリティ」「彼女のワントップ主演が証明された」と称賛が相次いでいる。
「善と悪の狭間でも、人は変われる」──そんなメッセージを残し、全12話を完走した。
最終回の詳しいあらすじと見どころは【全話あらすじ・関連記事】で紹介する。
「憎らしい恋」イ・ジョンジェ、“カン・ピルグ”からの脱出に苦しむ
一方、イ・ジョンジェ主演のtvNドラマ「憎らしい恋」第2話では、スター俳優イム・ヒョンジュン(イ・ジョンジェ)が長年の代表作キャラクター“カン・ピルグ”から逃れようとする姿が描かれた。
授賞式でのハプニングにより全国生放送で“パンツ姿”を晒してしまい、ネット上で爆笑と同情を集めたヒョンジュン。続編の出演を拒むも、周囲の説得に押され、結局逃れられない現実に「俺は完全にカン・ピルグの奴隷になった」と涙する場面が話題となった。
また、新人記者ウィ・ジョンシン(イム・ジヨン)が空港でイ・ジェヒョン(キム・ジフン)と偶然の出会いを果たす場面も描かれ、今後の人間関係に波紋を呼びそうだ。
視聴者からは「笑えて泣ける」「俳優イ・ジョンジェの新境地」と好評の声も上がっている。
第2話の詳しいあらすじと見どころは【「憎らしい恋/憎たらしい恋」を2倍楽しむ】で紹介する。
次回作はユン・ゲサン×チン・ソンギュ「UDT:僕たちの町の特攻隊
「優しい女 プ・セミ」の後番組として、ENAではユン・ゲサン×チン・ソンギュの再共演作「UDT:僕たちの町の特攻隊」(UDT: 우리동네 특)が11月17日から放送開始。
国を守るためでも、地球の平和のためでもなく――ただ「自分の家族」と「自分の町」を守るために集まった予備役特殊部隊の痛快な物語が展開される。
●【11月韓国でスタートの新ドラマ】
※navicon韓流コーナー(韓国ドラマ2025年10月現在1500作品以上の紹介、ドラマの深掘りする【2倍シリーズ】、時代劇に役立つ【年表・王朝系図・地図】など図表などまとめています⇒