「もしもこの世が舞台なら」菅田将暉への勘違いから事故にあう井上順が切ない【第6話ネタバレと第7話予告】

11時03分ドラマ
©フジテレビ

芝居の初日は終わったものの久部(菅田将暉)は落ち着かない。シェイクスピア俳優の是尾(浅野和之)との出会いに感激したものの是尾は道路工事の誘導員だった。そして、うる爺(井上順)が勘違いして小屋を飛び出し事故にあってしまう。「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜、22時、フジテレビ)2025年11月12日第7話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」とは
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、とある劇場を舞台に、若者達の夢、挫折、恋を笑いと涙一杯に描く青春群像劇であり、脚本家の三谷幸喜の半自伝的ストーリーだ。その第6話は11月5日に放送された。

久部(菅田将暉)をめぐるリカ(二階堂ふみ)と樹里(浜辺美波)のバチバチ

これまでは久部が一方的にリカに好意をもっていてリカはその気持ちを弄んでいるような所もあった。そして、巫女の樹里は久部に嫌悪感をもっているかのようだったのだが、「夏の夜の夢」の芝居を見た樹里は久部に“尊敬”の念を持つ。そんな樹里に対応する久部をみるのはリカにとって気持ちいいものではない。リカが樹里に絡んでくる。この三角関係はもっと複雑になる。助手の蓬莱省吾(神木隆之介)は樹里が好きで、さらに、リカの元カレ、危険な匂いを漂わせる色男・トロ(生田斗真)が19日に放送される第8話に登場する。八分坂では、恋の5角関係が繰り広げられる。

うる爺(井上順)の切ない表情が評判

初日の舞台で、勝手に15分間も踊ったうる爺は反省して、徹底的に稽古を始める。久部になんども自分を下ろす気はないかと確認をとり、久部がうる爺のままでゆくと答えてほっとしていたが、なんとうちあげの場でうる爺のまねをした警官の大瀬六郎(戸塚純貴)をみて、久部が自分の役を大瀬にまわそうとしている勘違いしてしまう。このシーンでの井上順のあまりにも切ない表情が評判となった。

またまた大物登場!生田斗真がリカ(二階堂ふみ)の元カレ役で登場

第7話でドラマを引っかき回すのはリカの元カレ・トロ(生田斗真)だ。危険な色気を出す役で、生田斗真は現在放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」でもくせの強い一橋治済役でも話題となっている。三谷作品ではどんな役をみせてくれるのか?

■第6話ネタバレあらすじ

久部(菅田将暉)はシェイクスピア俳優の是尾(浅野和之)との対面に深く感激する。是尾は「クベ版「夏の夜の夢」に対して一定の評価を示す。その言葉に舞い上がる久部は、是尾を打ち上げ会場へ連れて行く。

すると、手にメモをもった巫女の樹里(浜辺美波)の姿が。樹里のことが気になっている蓬莱省吾(神木隆之介)は樹里を打ち上げに誘う。しかし樹里の目には久部しか映っていない様子だ。久部は是尾を会場に送っていったらもどってくるといい、樹里はその場で待つことにした。蓬莱がなにを話しかけても樹里はうわの空だ。

そして、打ち上げ会場には、久部を見る目が変わった倖田リカ(二階堂ふみ)が待っていた。乾杯が終り席を立とうとしても、引き留める。

そのころ、初日の舞台をめちゃくちゃにしてしまったと反省しているうる爺(井上順)はケントちゃん(松田慎也)と稽古に励む。うる爺は自分が降板させられるかもと心配している。久部は役は変えないと何回も告げるが信じ切れないのだ。

樹里の元に戻った久部は樹里の話を聞く。メモにかきとったことを久部に話す。久部から打ち上げに誘われると、喜んで、家に戻って父親(坂東彌十郎)を連れてきた。

打ち上げの場についた樹里にリカが徹底的にからむ。芝居をしている人たちが楽しそうだといえば、「どうやってそれがわかったのか?」と聞き、なにか答えると、全て反論する。そんなリカとのやりとりに嫌気がさして、樹里は父をつれて帰ってしまった。そして、やはり八分坂をでてゆくと叫んだ。

打ち上げ会場ではテレビ局のプロデューサーとあってきた、王子はるお(大水洋介)がやってきた。自分に自信がないはるおだが、実は父親は有名なタレントのトニー田中(堺正章)だった。

打ち上げが盛り上がったところで、警官の大瀬六郎(戸塚純貴)がうる爺のまねを始める。完成度が高く、みなで盛り上がり、「もう大瀬でいいか?」となったところ、うる爺が会場に来てそれを見てしまった。うる爺は久部に下ろすならちゃんと自分に言ってくれといって、出ていってしまった。久部はなんども「そうではない」と言ったが、うる爺の心には届かなかった。

やがて、うる爺が交通事故にあったという話が入ってきた。

久部は是尾がいないことに気がついた。「テンペスト」のマスター(小林薫)は是尾が時間をとても気にして出ていったと聞く。うる爺のこともあり、久部は自分がみなの人生を変えてしまったと口にするが、マスターは“それは違う”という。みな大人なのだと。

リカがオーナーのジェシー斎賀(シルビアグラフ)を送って店の外にでると、男性(生田斗真)が手を振ってきた。

久部はおばば(菊地凛子)に相談にゆく。するとそこに、うる爺の怪我は両足骨折で命に別状はないという連絡が入った。おばばはうる爺が治るまで休演だという。

外にでた久部は道路工事の誘導員をしている是尾をみかけた。

■第7話あらすじ

久部三成(菅田将暉)は大御所俳優・是尾礼三郎(浅野和之)を迎えて稽古する日々を送っていた。「夏の夜の夢」の売り上げは目標の半分にも満たない状況だが、来週からはシェイクスピア後期の名作「冬物語」を上演すると久部は息巻くのだった。

支配人・浅野大門(野添義弘)の妻・フレ(長野里美)は、売上金を持って田舎へ帰ろうと大門を誘う。大門はもう一度の再起を決める。

翌日の朝、オーナーのジェシー才賀(シルビア・グラブ)がやってくる。「今週の売り上げです」とノルマの封筒を差し出す大門だが…。

フジテレビ 2025年10月1日スタート。毎週水曜日22時放送「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。脚本:三谷幸喜、出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@moshi_gaku」、ハッシュタグは「#もしがく」。

フジテレビ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」番組公式サイト

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