「捏造された都市」無期懲役囚チ・チャンウク、全てを失った彼を待ち受けていた驚愕の事実とは【第1話第2話】

Disney+（ディズニープラス）オリジナルシリーズ「捏造された都市（조각도시）」が、11月5日より全世界で独占配信をスタート。初回は第1話から第4話までが一挙公開された。

序章となる第1話と第2話では主人公パク・テジュン（チ・チャンウク）が強姦・殺人の濡れ衣を着せられ、収監される転落人生から、再び人の心に触れ、5年の月日を経て真実を知った彼が立ち上がるまでが描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう（ネタバレあり）。

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「捏造された都市」は、平凡な人生を送っていたテジュンが、ある日理不尽にも凶悪な犯罪に巻き込まれ投獄されることになり、すべてがヨハンによって仕組まれたものだと知って、彼に復讐を実行するというアクションドラマだ。

■キャスト⇒【キャスト・登場人物を画像付きで徹底紹介】
パク・テジュン役：チ・チャンウク
アン・ハヨン役：ド・ギョンス（D.O.ディオ/EXO）
ノ・ヨンシク役：キム・ジョンス
ノ・ウンビ役：チョ・ユンス
ペク・ドギョン役：イ・グァンス
　ほか

■第1話あらすじ

バイクで猛スピードで疾走する男と、それを追う黄色い車。壮絶な事件に巻き込まれる物語の主人公テジュン（チ・チャンウク）は熱心に出前配達の仕事で受験を控えた弟テジン（アン・ジホ）のために生活費を稼いでいた。金持ちの若者に仲間が見下されると目の色を変えて追いかけ、対価を払わせる仲間思いの彼は店を開く準備をしていた。

友人や彼女スジ（ピョ・イェジン）に囲まれ、困っている人を見捨てられない優しい性格の彼だが、ある夜、落ちていた携帯電話を電話の主の言う通りの場所に届けて報酬を受け取ったことで思わぬ方向に激変してしまう。

突然、やって来た刑事に逮捕されたテジュン。彼は携帯を届けたトンネルで起きた女性のバラバラ殺人事件の容疑者となってしまった。全く身に覚えがないテジュンは否定するが警察には受け入れてもらえない。いつかは信じてもらえると耐えるが、面会に来た友人からは、個人情報が拡散されて店も荒らされていた。スジはテジュンを信じて弁護士を手配し、勇気を出して面会に訪れ、彼の言葉を信じるが、手錠をかけられた恋人を見てショックを受けてしまう。

テジンやスジ、仲間たちはアリバイを証明しようと配達記録を調べ始め、テジュンも当日の配達の記憶を辿り無実を証明しようとする。こうして開かれた裁判ではテジュンの人柄のよさを訴えて無実を主張するが、テジュンが知らずに被害者宅に宅配していたことや、親切心があだとなって空白の時間を作ってしまったことが検察の疑いを深めてしまう。当日にした人助けが一つ一つ殺人事件に結びついてしまい、被害者の携帯電話を運んだことを指摘され立場は一気に不利に。必死に無実を叫ぶが、遺体の切断現場からはテジュンのDNAが検出され、テジュンは錯乱してしまう。

法廷で検察が提出した証拠を見て弁護士は辞退し、スジもテジュンへの疑いを抱き始め、反省して刑期を縮める提案をしてテジュンを失望させた。こうしてテジュンは強姦・殺人・遺体遺棄の容疑で無期懲役で刑務所に収監されてしまうことに…。

■見どころ

序章となる第1話前半では、困っている人を見捨てられずに無視も殺せないほど優しい主人公テジュンや、そんな人柄のおかげで頼れる友人や最愛の彼女に囲まれ、唯一の家族である弟と支え合うテジュンの善人っぷりが強調され、後半からはそんな彼の性格があだとなって、凄惨な事件の容疑者として罪が「捏造」されていく様子が描かれ、前半での幸せな描写が、その絶望感をより引き立たせている。

最終的に音を立てて崩れたテジュンの人生は無期懲役囚として刑務所に収監される場面で次のエピソードへと続いていくのだが、第1話の時点ではイ・グァンスもド・ギョンスも登場せず、この先どのタイミングでどんな風に物語に関わっていくのか興味を高めた。またテジョンの人助けのひとつひとつがどのように殺人事件に結びつけられてしまったのかというトリックの真相にも期待したい。

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■第2話あらすじ

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Disney+（ディズニープラス）で独占配信中人助けをしたせいで強姦殺人の犯人として刑務所に入れられて、憔悴していくテジュンを弁護士サンナク（キム・ジュンヒ）が訪れる。判決に疑問を抱くサンラクに最後の期待を寄せるテジュン。しかし刑務所内でも強姦殺人を恨むドクス（ヤン・ドングン）らに目をつけられてしまう。更に現実を受け止められずテジンが首をつって自殺をしたと告げたサンナクも力なく弁護を諦め、テジュンは完全に希望を失ってしまう。

後を追おうと度々自殺を図っては救助され、身も心もぼろぼろになっていくテジュンを気にかけたのは囚人で、ミサを手伝う侍者ヨンシク（キム・ジョンス）だった。彼の言葉で目が冷めたテジュンは獄中での暴行にも耐えながら体を鍛え、植物を育て、技能を高めて資格を取るなど自分のために時間を使うようになる。

5年が経ったある日、不気味な「オブジェ」が並ぶ屋敷で、不穏な会話をするヨハン（ド・ギョンス）。彼が見つめるモニターにはかつてのテジュンのような普通の市民が映し出されていた。テジュンは誠実に行き、獄中で教官の信頼も得るようになっていた。そんな矢先にヨンシクの出所が決まる。唯一気を許せる友人だったヨンシクとの別れに涙するテジュンは、彼から引き継いだ教会での仕事で、同じように獄中で暴行を受けていた囚人の心のサポートを始めるが、ある若者が自分と同じ手口で無実の罪を被せられたと知り、5年間押し殺していた感情がフラッシュバック。サンナクもグルだったと知り、テジンの自殺が嘘なのではないかと疑い始める。若者は自分が渡した聖書を飲み込み自殺してしまった。

サンナクを呼び出したテジュンは若者が死んだことを告げ、誰がテジンを殺したのかを聞き出そうと掴みかかる。本性を現したサンナクは自分がテジンを殺したと不敵に笑い、テジュンは復讐を誓い、大胆な計画をスタートさせる…。

■見どころ

第2話では舞台を刑務所に移し、無実の罪で無期懲役刑を食らい、弟が自殺し、獄中での暴行の的になってしまうテジュンの絶望と再起が描かれた。ここでは、心を閉ざしたテジュンに再び人の心を思い出させ、恩師であり友として大事な存在になっていったヨンシクが登場。後半では一気に5年の月日が過ぎ、遂に真実を知ったテジュンが復讐を決意し、脱獄に向けて計画をスタート。また、第2話では遂にド・ギョンス演じるヨハンが後ろ姿だけ登場し、善良な市民を殺人犯に仕立て上げる驚きの手口と、それを斡旋する闇の組織の存在が示唆され、第3話への期待感を一気に高めた

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「捏造された都市」は2025年11月5日よりディズニープラスで独占配信を開始。初日に4話が一挙公開され、その後毎週2話ずつ更新される予定で、全12話構成となる。

【作品詳細】【「捏造された都市」を2倍楽しむ】