玉山鉄二「私の半分はマッサンかもしれません」—連続テレビ小説「マッサン」、11年ぶりに総合テレビで再放送決定

22時10分ドラマ
画像提供:NHK

NHKは、2014年度後期の連続テレビ小説「マッサン」を、12月22日(月)より総合テレビで再放送すると発表した。放送は毎週月曜〜金曜の午後0時30分〜0時45分、全150回。NHK ONE(新NHKプラス)でも同時・見逃し配信が行われる。



■国産ウイスキー誕生を夢見た夫婦の物語が再び
マッサン「マッサン」は、ウイスキーづくりに人生を懸けた青年・亀山政春(玉山鉄二)と、スコットランドから日本へやってきた妻・エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が、文化の違いと時代の荒波の中で支え合いながら夢を追う姿を描いた物語。2014年の初放送時には、国境を越えた夫婦愛や、日本のウイスキー文化の原点を描いた人間ドラマとして大きな反響を呼んだ。
【全話あらすじと見どころ】


■玉山鉄二「“夫婦”として過ごした時間が、今の自分をつくった」
マッサン再放送決定を受け、主演の玉山鉄二は次のように語っている。

「『マッサン』が再放送されます! あの時のことを振り返ると、私の人生において激動の1年でした。11年経った今でも街で“マッサン!”と声をかけていただけることがあり、そのたびに素晴らしい作品に出会えたと実感します。私の身体の半分はマッサンなのかもしれません(笑)。シャーロットと描いた、笑い、涙、苦しみ、苛立ち……そんな夫婦愛をもう一度楽しんでいただけたら幸いです。共演者、スタッフ、そしてマッサン夫婦を愛してくださった皆さま、本当にありがとうございました。私の一生の宝物です。」

作品を語るその言葉からは、撮影当時の熱や、共演者たちとの絆がいまも鮮やかに息づいていることが伝わる。


■再び注目される“国産ウイスキーの原点”と“異文化を越えた愛”
『マッサン』は、実在のウイスキー職人をモチーフに、日本の洋酒文化の黎明期を描いたヒューマンドラマ。
エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスが朝ドラ史上初の外国人ヒロインとして話題を集めたほか、中島みゆきの主題歌「麦の唄」も作品の象徴として長く愛されている。
脚本は羽原大介、音楽は富貴晴美。堤真一、泉ピン子、小池栄子、相武紗季、西田尚美ら豪華キャストが脇を固める。

放送から11年、ウイスキー人気が高まるいま、“夢を信じ、愛に生きる”マッサンとエリーの物語は、再び多くの人の胸を温めるに違いない。


『連続テレビ小説 マッサン』
総合テレビ:2025年12月22日(月)放送開始
毎週月〜金曜 午後0:30〜0:45(全150回)
同時・見逃し配信:NHK ONE(新NHKプラス)

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