「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」沢口靖子が“ルミナス会”教祖と対峙!その裏にいた意外な人物とは?第6話ネタバレと予告
11月10日に放送されたフジテレビ月9ドラマ 沢口靖子主演「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」第6話のネタバレあらすじとみどころを紹介しよう。次回7話は11月17日に放送される。予告動画はフジテレビ公式YouTubeで公開、FODで同日配信、「絶対零度」全シーズンも配信されている。
「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」は、2010年から続く人気シリーズ「絶対零度」の最新作。今作では高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関DICTが舞台。「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、私たちの身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の情報犯罪に立ち向かう。
黒幕ではなかった「ルミナス会」とオラクル
怪しげな宗教法人が掲げた「大災厄」の予言が、総理大臣が会見しなければならない一大事に。メディアが競って取り上げたりしなければ、そこまでの騒ぎにはならなかったのだろうが、巨大企業の母体でもあるルミナス会の影響力は大きかったようだ。
奈美(沢口靖子)が教祖・オラクルとオンラインで心理戦を繰り広げるシーンにはドキドキさせられた。予言時刻には、何某かの大災害が仕掛けられているのではと危惧したが、何も起こらずホッ。それどころか「大災厄」の神札は、逃走資金を集めるためで、教祖はすでに身内の人間に殺されていたという予想もしない結末。てっきり、ルミナス会の教祖オラクルが黒幕だと思っていたのだが、すでに死んでいたとは…。
真犯人はどこに?
今回の事件も、その裏に指示役がいたことが判明するが、それが何者でどんな組織なのかは、その全容が全くわかっておらず。手掛かりも費えてしまった。これからDICTはどうやって“真犯人”に迫っていくのだろうか?
家出中の総理の娘・カナ(白本彩奈)はタイかミャンマーで特殊犯罪のかけ子を強制されている。カナが国外にいることを知っている佐生(安田顕)が手の内を総理に明かさないのも気になるところ…。
次回第7話では、大学病院にサイバーテロが仕掛けられ、奈美も巻き込まれてしまう。まだまだ真犯人にはたどり着けなさそう…。
■第6話 ネタバレあらすじ
「宗教法人ルミナス会」の教祖・黒澤道文(今井清隆)が、「大災厄が日本を襲う」と終末をあおる動画を投稿、持てば救われるとする神札を信者に売りつけていた。内閣官房副長官・佐生新次郎(安田顕)は、その収益が国際犯罪組織へ流れているとにらみ、DICT室長・早見浩(松角洋平)に証拠をつかむよう命じる。
清水紗枝(黒島結菜)らは金の流れを追うが、巧妙に偽装され、送金先を特定できない。そこで二宮奈美(沢口靖子)は、オンライン潜入を提案。信者を装ってオンラインサロンに潜入し、教団施設近くの喫茶店でオフ会が開かれることをつかむ。現場に南方睦郎(一ノ瀬颯)と掛川啓(金田哲)が潜入。信者は道文ことオラクルを妄信しているが一枚岩ではないことを確認する。
そんな中、山内徹(横山裕)は刑事・酒井美香(三浦真椰)から、郊外で発見された身元不明の白骨遺体について情報を得る。遺留品にはルミナス会のアイテムがあり、教団が事件に関係している可能性が高まる。
その頃、オンラインサロンで複数の裏アカを所持し内部批判をしているユーザーを清水が発見。その身元が小泉真紀(羽柴志織)であることを突き止め、南方と掛川が接触。小泉は「教団をマスコミに売ろうとした裏切り者が裁きを受け、姿を消した」と語る。
その後オフ会に潜入したところ、信者内で対立が起きていることがわかり、不満分子から情報を得る方針へと動き出すDICT。奈美はオラクルを逮捕できる絶好の機会と意気込むが、教祖代理を務める息子の聡(市川知宏)が合わせようとしない。
オラクルの居場所がつかめないまま、「大災厄が日本を襲う」と予告された日が近づき、市民生活にも支障がでてきた。奈美らDICTはオラクルの信者を装いたSNSで接触を図ると、オラクルが興味を示し、指定の喫茶店で会うことになった。しかし、時間になってもオラクルは姿を見せない。するとDICTで待機していた奈美の元に、オラクル本人から着信が入り「どうせ君たちには私を捕まえることはできない」とDICTの作戦を見抜いていたことを明かす。
その後、「大災厄」の予告時刻をすぎるが、何も起こらない。人々は安堵するが、DICTメンバーは、この予言は逃亡資金を集めるためのものだったのではないかと予測。その矢先、行方不明だった信者の藤崎が出頭してくる。オラクルから命を狙われていると思い身を隠していたのだという。
奈美は藤崎のものだと思われていた白骨死体が、オラクルのものではないかと推理。奈美が通話した相手は左利きで、以前は右利きだった。奈美は「犯人は彼を殺害して動画で成りすました。こんなことができるのは近くにいる人間しかいない」と左利きの人間を探すよう指示。
南方と掛川は、出国しようとしていた息子の聡を逮捕する。フェイク動画のIPが聡のものと特定し、聡のPCから予言動画のフェイク画像も見つけていた。聡は、教団をつぶすことを小さい頃から願っていたと言い、金さえなくなれば教団もつぶれるはずと、金を無くす方法をSNSで呼びかけたら、手伝ってくれる人物が現れたと話す。そして聡はオラクルこと父・道文の殺害も認める。
何百億もの金を消す方法は銀行をハッキングするしかない。これまでの通信障害も聡の裏にいた指南役が行っていたのではないかと奈美たちは推測。しかし、今回も肝心の指示役の正体は何一つ掴むことはできなかった。
■第7話 あらすじ
これまでに起きたシステム障害やシステムエンジニア連続殺人、そして二宮奈美の拉致。警視庁は、これら一連の事件に同一組織が関与していると判断し、「警察庁広域重要案件“H-WKN159”」に指定。佐生はDICTに対し、その全貌解明と組織の早期壊滅を命じる。
その頃、大学病院を訪れていた奈美は、入院患者の少女・久野真由(白山乃愛)と付き添いの看護師、清掃員と共にエレベーター閉じ込められてしまう。この病院では、中野幹事長(大河内浩)の妻・光江(西見桂)の心臓手術も行われていたが、オペ室の電源も落ちて院内は混乱していた。やがて病院の全システムがハッキングされたサイバーテロであることが判明。病院側は復旧を急ぐべく、システム会社の社員・瀬野康太(味方良介)を呼ぶ。佐生は桐谷総理に本件と“H-WKN159”の関連を示唆。DICTが捜査を進める。
放送情報
ドラマ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」は、フジテレビ系にて10月6日より毎週月曜21時放送。
主題歌:十明『GRAY』
出演:沢口靖子、安田顕、横山裕(SUPER EIGHT)、黒島結菜、一ノ瀬颯、馬場園梓、金田哲、松角洋平、白本彩奈、板谷由夏 ほか。
番組公式X(Twitter)アカウントは「@zettai_0_jouhan」。
◇フジテレビ「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」番組公式サイト
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