ホン・スジュ、イ・シニョンへの一途な愛で“黒化”ヒロインに「この川には月が流れる」
ホン・スジュが魅せる切ない純愛と強い意志 「イガンには月が流れる」で新たなヒロイン像を鮮烈に演じる。
物語でホン・スジュがドラマの緊迫感を高める重要な役どころを果たしている。彼女が演じるのは、強い意志を持つ女性キム・ウヒ。幼い頃から深い絆で結ばれてきたジェウン大君イ・ウン(イ・シニョン)の世子(王位継承者)冊立のため、命の危険も顧みず立ち向かう姿が視聴者の心を掴んでいる。
キム・ウヒが絶対的権力者で父親のキム・ハンチョル(チン・グ)が策謀した国の権力闘争の渦中に置かれている。父の野望を背景に、第3話・第4話で彼女は王世子イ・ガン(カン・テオ)との政略結婚を強いられる危機に陥るが、自身の信念を貫き、心のない結婚をきっぱり拒絶。その覚悟は、王世子を狙った危険な銃撃で頂点に達し、彼の心臓に銃口を向ける大胆な決断に繋がる。
この衝撃的な展開は、キム・ウヒが世子妃となるための精神修養を装った偽りの姿であったことを明らかにし、視聴者のみならず登場人物たちも驚かせた。彼女は父親に向かって「ジェウン大君を世子に立てるため、世子を撃った」と宣言し、もはや父の道具であり、次の王の座も自分の手で作るという強烈な決意を示した。こうして、愛する者のためにすべてを賭ける“黒化”したヒロインの姿が深く描かれている。
さらに、死んだと思われていた世子の生存する可能性が浮上するや否や、キム・ウヒは漢陽へ向かう全ての道に待ち伏せを仕掛け、彼の帰還を阻止しようと執念深く行動。イウンが罠に掛かると、父親に強く反抗し、自身の揺れる心の葛藤も見せる。流刑に赴く恋人を見送る際には命を懸ける覚悟を見せ、物語の緊張感は最高潮に達している。
ホン・スジュはこの複雑なキャラクターを、揺るぎない眼差しと毅然とした表情で丁寧に表現。愛と野望、忠誠の間で揺れる強い女性像を繊細に描き出している。⇒【キャスト・キャラクターを画像・人物相関図付きで徹底紹介】
「この川には月が流れる」(脚は、笑顔を失った世子イ・ガン(カン・テオ)と、記憶をなくした行商人パク・ダリ(キム・セジョン)の“魂のチェンジ”を描くファンタジー・ロマンス時代劇。これまでのあらすじと見どころ、時代背景や制作発表会レポート、キャストの紹介などは【「この川には月が流れる」を2倍楽しむ】で紹介している。
毎週金曜21時40分、土曜夜21時50分に放送され、視聴者を魅了し続けている。第5話は11月21日(金)放送予定。日本での配信・放送予定は未定だ。
◇YouTube|이강에는 달이 흐른다 5회 예고(第5話予告)
◇MBC「이강에는 달이 흐른다」HP
●【11月韓国でスタートの新ドラマ】