「テプン商事」イ・ジュノ片思い中のキム・ミンハを救うため火の中へ【第11話第12話】
「テプン商事」Netflixで独占配信中
11月15日、16日に配信されたNetflixシリーズ「テプン商事」第11話第12話では、奮闘の末、成功を目の前にしたテプン(イ・ジュノ)とミソン(キム・ミンハ)に危機が迫る様子が描かれた。こちらではあらすじと見どころ、視聴者の声を紹介。(ネタバレあり)
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「テプン商事」は、1997年のIMF危機という激動の時代を舞台に、不器用だが懸命に生きる若者や家族たちの熱い人生ドラマだ。【「テプン商事」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころや【制作発表会】動画&レポートまとめ、視聴率、視聴者の反応、関連動画などをまとめている。
■キャスト⇒キャスト、キャラクターを画像・相関図付きで徹底紹介
カン・テプン役:イ・ジュノ(2PM)
オ・ミソン役:キム・ミンハ
ワン・ナムモ役:キム・ミンソク
コ・マジン役:イ・チャンフン
チャ・ソンテク役:キム・ジェファ
カン・ジニョン役:ソン・ドンイル
チョン・ジョンミ役:キム・ジヨン
ピョ・バクホ役:キム・サンホ
ピョ・ヒョンジュン役:ム・ジンソン
ほか
■第11話「明日は愛」あらすじ
「テプン商事」Netflixで独占配信中
家計の困窮に悩むチャ次長(キム・ジェファ)を買収していたピョ社長(キム・サンホ)。弱みにつけ込まれた彼女は消えた借用書を探すよう脅される。これにチャ次長は泣くことしか出来なかった。その頃、テプン(イ・ジュノ)は破られた帳簿を思い出し、父が何に苦しんでいたのか疑問に思う。
一方で安定した事業をしたいと考えるテプンは、調達庁の存在を知る。そこで公共事業に新たなチャンスを見出した彼は、経験者のク理事(キム・ソンイル)に会う。しかし、カルト宗教にハマったク理事(キム・ソンイル)はテプン、ミソン(キム・ミンハ)の言うことに聞く耳を持たない。
⚫︎ Y2K問題〜1997年の社会不安と新興宗教のリアル〜
ク理事に追い払われるも、彼を信じるテプンはその一方でミソンに愛を注ぎ続ける。そんな彼にミソンは、今は仕事に集中したい、と一線を引く。
後日、テプン商事に調達庁から入札参加不可の知らせが届く。一同がこれに肩を落とす中、布教に現れたク理事。しかし入札不可の書類を見るや否や、彼は正気に戻ったかのように異議申し立てを行なうようテプンに助言した。
ク理事のお陰で入札に参加出来ることになったテプン商事。テプンは改めて会社に戻ってきて欲しいと彼に頼むも、ク理事は背を向ける。その夜、会社に残っていたテプンはチャ次長と話すことに。彼女の異変に気付いたテプンは少しの疑心を向ける。
調達庁の事業の申請に向かったテプンは、そこでヒョンジュン(ム・ジンソン)の妨害にあう。このせいで事態が複雑化する中、フランスから届いた雑な手書きの商品資料が届く。語学堪能なペ代理(イ・サンジン)がタイピングし直すも、印刷の過程でそれらは文字化けしてしまい一同は頭を抱えた。
そこにク理事が救世主の如く現れる。素早く丁寧に資料を清書した彼に、テプン達は拍手を送った。その後、テプン商事の一同は戻ってきたク理事の歓迎会を行う。
歓迎会後ミソンと帰路につくテプンは、公私は分けると約束した上で彼女を愛し続ける、と語る。いきなりの片思い宣言にミソンは胸の高鳴りを隠した。
■第11話「明日は愛」見どころ
テプンの片思い宣言が見どころとなっていた今回!ミソンが引いた一線を守りつつも、自分の想いを無かったことにしない彼は「どうやったらこんなに淡泊且つスイートな告白ができるの・・・」、「テプンは私の人生の最推しキャラクターになると思う」、「エンディングシーンにすごくときめいた・・・」とまたも多くの視聴者を虜にした。
その一方で、テプンが父、そしてチャ次長の秘密に気付き始めた展開も注目を集めている。「チャ次長の習慣をしっかりと覚えていたテプンに鳥肌が立った。この人を誤魔化すことは出来ない・・・」、「テプンは明るい笑顔の下に恐ろしいまでの洞察力を隠しているよね」と、テプンの意外な一面に息を飲むと共に、期待を覚える視聴者が続出している。
なお、本作は韓国ではtvNで放送されており、第11話の視聴率は全国8.5%、首都圏8.7%だった。
⇒【11月15日視聴率TOP10】
■第12話「恐れ知らずの愛」あらすじ
「テプン商事」Netflixで独占配信中
片思い宣言後、堂々とミソンに尽くし始めるテプン。公私は分けるという約束を守る彼は、会社では仕事に専念した。
テプン商事は競争入札で不利な状況に立たされる。そこでテプンは卸売価格よりも安い工場原価で商品を仕入れる策を思いつ機、ペ代理をマレーシアへと送った。目的の工場が無くなっており頭を抱えるペ代理。国際電話が繋がりにくく彼との連絡が取りにくい状況の中テプンは入札日を迎える。
ペ代理を信じるテプン商事の社員一同は、彼からの連絡が来るまで入札開始時間を引き延ばそうと奮闘。無情に入札が開始されるも、時間ギリギリまで連絡を待ったテプンの元にペ代理からの電報が届いた。
電報に記された情報を元に商品の価格を記入し、入札を終えたテプン。その価格はヒョンジュンが提示したものよりも低く、テプン商事は見事落札に成功した。テプン商事一同が大喜びする中、勝ちを確信していたヒョンジュンは膝をつく。
無くなった工場が保有していた在庫に目を付けたミソン。彼女の指示を受けたペ代理は懸命な価格交渉の末、元値の4割引で商品を買い取ることに成功していた。入札確定書類を手にし、微笑むミソンを見たテプンもまた優しく微笑む。
一方、ミソンの妹・ミホ(クォン・ハンソル)と交際するナムモ(キム・ミンソク)。これを知った彼の母・ウルニョ(パク・ソンヨン)は、両親のいない貧困家庭の育ちのミホと別れるよう言う。母の意見に背いたナムモは後日、ウルニョの直談判に涙するミホの姿を見た。
ナムモは自身達が落ちぶれた不満をミホにぶつけるような物言いをするウルニョに怒る。ミホの手を引きその場を後にしたナムモ。その手を振りほどいたミホは、悔しさをぶつけると共に彼を突き放した。彼女の背中にナムモが謝る頃、ウルニョも涙で顔を濡らしながら帰路に着く。
テプンに負けた後、ヒョンジュンはピョ社長から激しく叱咤される。見放されつつあることを感じた彼はチャ次長に探りを入れ、ピョ社長が借用書を探していることを突き止めた。
その頃、受け取った商品の個数を確認していたミソンは倉庫で火事に見舞われる。何者かにより閉じ込められた彼女がパニックになる頃、黒煙に気付いたテプンは急いでミソンを救いに向かう。
■第12話「恐れ知らずの愛」見どころ
テプンの奇策から始まり、社員一丸となってヒョンジュンに勝利したテプン商事の一同の姿が見どころとなっていた今回。勝利の決め手を作ったペ代理は「ペ代理ちゃんと仕事が出来る人だったんだ!(笑)」、「大活躍のはずなのに何故か面白い」と、視聴者の笑いをよんだ。
また、倉庫が火事になるラストに驚いた視聴者も多い。「これ以上テプン達を苦しめないでよ」、「ミソンの名前を呼んで必死に助けようとするテプンの姿が辛い・・・」という声が聞かれる一方で、「また商品にトラブルが発生する展開を繰り返して一体いつテプンの成長が見られるの?」、「苦難と克服を無限に繰り返すドラマになっている気がする」と、ストーリーのワンパターン化に対する不満も目立った。
なお、本作は韓国ではtvNで放送されており、第12話の視聴率は全国9.9%、首都圏10.0%と、自己最高視聴率を更新した。⇒【11月16日視聴率TOP10】
「テプン商事」はNシリーズ、Netflixで2025年10月11日から独占配信された。
◇ tvN「태풍상사」HP
◇YouTube|tvN「태풍상사」13話予告(日本語字幕なし)