「ちょっとだけエスパー」第5話 白い男(麿赤兒)の登場でシリアス展開へ…ネタバレと第6話予告

00時30分ドラマ
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11月18日に大泉洋主演 野木亜紀子脚本のTBS火曜ドラマ「ちょっとだけエスパー」第5話“HERO VS VILLAIN”が放送された。気になるネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。次回第6話は11月25日に放送される。予告動画や撮影メイキング動画などは番組公式YouTubeとTverで公開。放送直後からTVer・ABEMAで無料見逃し配信、TELASA(テラサ)では見放題配信がスタート。さらに、Netflixでの世界配信も発表されている。



「ちょっとだけエスパー」は、ヒットメーカー・野木亜紀子の完全オリジナル脚本のSFラブロマンスドラマ。会社をクビになり、人生詰んだサラリーマンが「ちょっとだけエスパー」になって世界を救う姿を描く“ジャパニーズ・ヒーロードラマ”。

ビット5 vs ヤング3
文太たちビット5の敵として現れた、静電気を放つエスパー紫苑、涙と鼻水を出させるエスパー市松、高周波モスキート音エスパー九条のヤング3(なんともダサいネーミング)。しかし、若い彼らと対峙する中年の文太たちは、どうみてもヴィラン。しかも、若者たちは文太たちが「1000万人を犠牲」にしようとしている悪人だと思い込んでいるのだ。彼らがなぜそう思うようになったのか、彼らの背後にはいったいどんな人物がいるのか、謎は深まるばかり。

謎に次ぐ謎“白い男”
兆が手掛けたミッションに、突然現れて雪を降らせた全身白づくめの男(麿赤兒)。彼は「ジャンクションを元に戻す」と言って雪を降らせて消えてしまった。どうやら、この男も兆同様に“未来”を知っているようだ。

なぜ、兆や白い男は“未来”を変えようとしているのか?一万人を救うのと、一千万人を救うのは、どちらが正しい選択なのか?ここへきて、突然スケールが大きくシリアス度が増した。次の展開がまったく読めないのもワクワクさせられる。

円寂の壮絶な過去
円寂がホームレス生活をしていた理由が明らかになった。大企業の優秀な社長秘書だった円寂は、35年間支え続け、贅沢をさせてもらっていた不倫相手の結城社長(吉田鋼太郎)の横領罪を、全部かぶって10年服役。出所後は結城と復縁しなかったため、世捨て人のような生活を送ることになっていた。何か重い罪を犯していたのだろうとは予想していたが、愛した人から裏切られていたとは…。あまりに悲しい過去だった。

次週は、四季と兆の関係が深堀される。四季の記憶の中で、がれきの中に横たわる文太の顔が、兆の顔に変化…まさかと思うが、亡くなったという四季の夫は兆なのだろうか?

■第5話 ネタバレあらすじ
文太(大泉洋)のEカプセルを飲んでしまった四季(宮﨑あおい)に、なんとエスパーが発現。後日、たこっぴでは新たに生まれた“吹っ飛ばしエスパー・四季”を迎え入れ、たこ焼きパーティーでどんちゃん騒ぎ。

触れるとちょっと心の声が聞こえるエスパー・文太、花咲かエスパー・桜介(ディーン・フジオカ)、レンチンエスパー改め電磁波系エスパー・円寂(高畑淳子)、アニマルお願いエスパー・半蔵(宇野祥平)と合わせて、“ちょっとだけ”の5人だから、「Bit5」だと四季に名付けられ記念撮影をする5人。

しかし、いよいよ「ノナマーレ」の社長・兆(岡田将生)に報告すべきではないかと不安を覚えはじめる。そんな中、兆から緊急招集がかかり、「最近身近で変わったことはないか?」と尋ねられ、それぞれ思い当たることがある4人はドキリとするが、なんとかごまかす。兆は【ある組織が受け渡しを行うアタッシェケースを奪って海中に沈める】という特別ミッションを4人に与える。なんと今回の任務には人の命がかかっているらしい。

兆に居残りを命じられた文太は、“未確認因子”=ヴィランの出現によって「作りたい未来」を邪魔されていると聞かされる。文太が「作りたい未来」とは何かと問うと、十年後に起きる1万人が死ぬ大惨事を止めたいのだと兆は明かし、「ちょっとだけエスパーでも使命はちょっとだけではない」と続けた。

そして、ミッション当日。青いアタッシュケースを円寂と桜介の連携で奪い、半蔵、文太の順でリレーしながら港まで運んで行ったところ。最後にケースを手にした桜介の前に息子・紫苑(新原泰佑)が現れ、文太たちを「ヴィラン」呼ばわりしたのち、静電気の特殊能力を使ってケースを奪う。

紫苑がケースを持って車に乗り込むと、そこには“エスパー研究会”の大学生・市松(北村匠海)と、謎の女性・九条(向里祐香)がいた。文太たちはこの若者三人こそが自分たち「ヒーローの敵」だと思い、彼らからケースを奪い返そうとするが、彼らは彼らで文太たちを「ヴィラン」だと思っている様子。

それぞれの正義のためにケースの奪い合いは続き、通りかかった四季も参戦。ところが、ケースは双方の手から離れてしまう。すると、どこからか白い男(麿赤兒)が突如現れ、雪を降らせて消えていった。気が付くと、若き三人のエスパーの姿も消えていた。

四季が残されたケースを開けると、中には何も入っていなかった。ケースを追いかけてきた二人の男は、この格闘の様子をこっそり写真に収め、兆に報告する。今回のミッションは、“未確認因子”をあぶりだすための兆の罠だったのだ。兆は三人の未知のエスパーと、四季がエスパー能力を持ったことを知ることに…。

戦闘のさなか、文太は市松が「こいつら(文太たち)のせいで1000万人もの命が犠牲になる」と考えていることを知る。突然現れ「ジャンクション(分岐点)をもとに位置に戻す」と宣言した謎の男。1万人を救えと兆からは使命をうけたのに、市松たちは、文太たちを「ヴィラン(悪役)」と呼び1000万人の命が犠牲になると考えていた。文太は何を信じればよいか、わからなくなり動揺する。

■第6話 あらすじ 
Bit5の前に現れた敵-Villain-の正体は、市松、紫苑、謎の女・久条だった。彼らも“ちょっとだけエスパー”であり、更に「文太たちのミッションのせいで、1000万人が死ぬ」と糾弾する。文太たちは、その真意を確かめるため、市松たちYoung3を呼び出し、話し合いの場を設けることに。

一方、四季(宮﨑あおい)がEカプセルを飲んで“吹っ飛ばし系エスパー”になってしまったことを知った兆は、直接、四季をノナマーレに呼び出す。たびたび見ていた“ぶんちゃんが死ぬ悪夢”の文太の顔が、兆に見えるという異変が起こり始めた四季は、初対面の兆に問いかける。「私、兆さんに会ったことありますか?」世界を救っているのは、僕らのはず…そう思っていた。正義はどちらに?そして「兆」の正体とは?

テレビ朝日 2025年10月21日スタート。毎週火曜日21時放送「ちょっとだけエスパー」。脚本:野木亜紀子 出演:大泉洋、宮崎あおい、岡田将生、ディーン・フジオカ、高畑淳子、宇野祥平、北村匠海 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@chottodakeesper」

テレビ朝日「ちょっとだけエスパー」番組公式サイト

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