第46回青龍映画賞 受賞結果まとめ—『仕方がない』が6冠制覇、ヒョンビン&ソン・イェジン夫妻が主演賞独占
2025年11月19日、ソウルのKBSホールで第46回青龍映画賞授賞式が盛大に行われた。韓国映画界の注目作と才能が一堂に会した。特にパク・チャヌク監督の『仕方がない』が主要6部門を独占し、作品賞と監督賞をはじめ、主演女優賞などで圧倒的な強さを見せた。YouTubeにて衆生式動画が多数公開中だ。
主演男優賞には歴史的人物・安重根役を熱演したヒョンビン(『ハルビン』)、主演女優賞には『仕方がない』で家族を支える母親を力強く演じたソン・イェジンが輝き、韓国エンタメ界の最注目カップルが揃って主演賞を獲得するという大記録を打ち立てた。
※コメント映像と授賞式の様子➡ヒョンビン&ソン・イェジン、“夫婦同時受賞”!青龍映画賞史上初、主演男女賞を制覇
助演男優賞には『仕方がない』のイ・ソンミン、助演女優賞には映画『秘顔』のパク・ジヒョンが選ばれた。新人男優賞はアン・ボヒョン(『悪魔が引っ越してきた』)、新人女優賞はキム・ドヨン(『アメーバ少女たちと学校怪談:開校記念日』)、新人監督賞にはキム・ヘヨン(『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』)が輝いた。
また、観客動員数563万人を誇る『ゾンビ娘』が最多観客賞を受賞し、興行面での成功も称えられた。青龍映画賞は1963年の創設以来、公正かつ厳格な審査基準で韓国映画界を代表する権威ある映画祭として知られている。今年は18部門で受賞者が発表され、2024年10月から1年間に劇場公開またはOTT配信された韓国映画が対象となった。専門家調査、審査員の評価、一般投票を総合し最終受賞作が決定されている。
今年の青龍映画賞は、『仕方がない』の快進撃とヒョンビン&ソン・イェジン夫妻の主演賞W受賞が際立ち、韓国映画の多様性と実力を象徴する華やかな夜となった。今後の活躍に大きな期待が寄せられている。
◇第46回青龍映画賞の公式サイト(韓国語)
【第46回青龍映画賞(2025年)の主な受賞一覧】
最優秀作品賞:『仕方がない』(어쩔수가없다)
主演男優賞:ヒョンビン(『ハルビン』(하얼빈))
主演女優賞:ソン・イェジン(『仕方がない』(어쩔수가없다))
監督賞:パク・チャヌク(『仕方がない』(어쩔수가없다))
助演男優賞:イ・ソンミン(『仕方がない』(어쩔수가없다))
助演女優賞:パク・ジヒョン(『秘顔』ヒドゥンフェイス)
最多観客賞:『ゾンビ娘』(좀비딸)
新人男優賞:アン・ボヒョン(『悪魔が引っ越してきた』(악마가 이사왔다))
新人女優賞:キム・ドヨン(『アメーバ少女たちと学校怪談:開校記念日』(아메바 소녀와 학교 괴담: 개교기념일))
新人監督賞:キム・ヘヨン(『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』(괜찮아, 괜찮아, 괜찮아)
◇YouTube|청룡영화상 시상식(第46回青龍映画賞授賞式動画一覧)
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