中島健人 NHKドラマ初主演「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」 2026年春 放送スタート決定

11月20日22時00分ドラマ

中島健人主演のNHK新ドラマ「コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店」の制作決定が発表された。放送は2026年春、NHK総合およびNHK ONE(新NHKプラス)での同時・見逃し配信も予定されている。



中島健人にとってNHKドラマ初出演かつ初主演となる。原作は町田そのこ、脚本は根本ノンジが担当する。

物語は福岡県北九州市門司港を舞台に、地域に根ざしたコンビニチェーン「テンダネス門司港こがね村店」で繰り広げられる。主人公の店長・志波三彦は老若男女から愛される魔性のフェロモン店長。彼のもとには個性豊かな常連客や店員たちが集まり、彼らが抱える悩みや無理難題を三彦と弟のような謎の男ツギがスタイリッシュかつスピーディーに解決するハートフルでミステリアスな人間ドラマだ。パート店員の中尾光莉は漫画家志望で、主人公を題材にしたWEB漫画を執筆し話題を呼んでいる。

ドラマの舞台である門司港は、かつて海外の玄関口として栄えた歴史ある港町で美しいレトロな街並みが特徴だ。物語は地域の人々の営みや優しさをコンビニという身近な場所を通じて描き、視聴者に心温まるメッセージを届ける。

主演の中島健人は「フェロモン店長」という言葉に惹かれ、見た目の色気ではなく優しさを表現したいと語っており、原作者町田そのこもドラマ化に喜びを感じている。脚本家根本ノンジは「あなたの居場所はここにある」というテーマで、誰もが寄り添える温かい場所としてのコンビニを描く意気込みだ。

制作統括の山本敏彦は、原作の持つ人間味あふれる物語にふさわしいキャスティングと脚本体制に自信を示し、門司港の港町の美しさと人々の優しさを映像化して届けることを約束している。

ドラマは全10話、2026年2月から5月にかけて福岡県北九州市や都内近郊で撮影予定だ。

このドラマは地域密着型のコンビニを舞台にした新しいタイプのヒューマンコメディーで、主演中島健人の魅力と共に、多様な人間ドラマを楽しめる作品として期待される。ファンも増えそうな話題作だ。

【放送予定】
2026年春 放送スタート
※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定