テレ東「朝鮮心医ユ・セプン」第47話~第50話:王命にも変わらないキム・ミンジェの恋慕、キム・スアンの出自
テレビ東京で地上波初放送中の「朝鮮心医ユ・セプン」(全62話)の2025年11月22日(土)~30日(日)までの第47話~第50話のあらすじを紹介、予告映像はYouTubeにて公開中だ。【日本語字幕付 二カ国語放送】(ネタバレあり)
心を癒す“新しい医師”の物語
「朝鮮心医ユ・セプン」は、2022年に韓国tvNで放送されたヒューマンドラマ。今回、テレビ東京ではシーズン1(全12話)とシーズン2(全10話)のシリーズ全話22話を全62話に編集して放送する。今回紹介する第47話~第50話はオリジナル全22話版の17話後半~18話(中盤)まで。⇒【第12話(S1最終回)ネタバレ】、【第22話(S2最終回)ネタバレ】
キャスト
ユ・セプン役/本名ユ・セヨプ:キム・ミンジェソ・ウヌ役:キム・ヒャンギ
ケ・ジハン役:キム・サンギョン
マンボク役:アン・チャンファン
ハルメ(ばあちゃん)役:チョン・グクヒャン
ナメさん役:ヨン・ボラ
イップン役:キム・スアン
チャングン役:ハン・チャンミン
ほか
原題:조선 정신과 의사 유세풍(朝鮮精神科医ユ・セプン)
■第47話
翁主は、先日助けた見返りとしてセプン(セヨプ)の心が欲しいとウヌに迫る。寡婦のくせに、元高官の息子に恋慕するのは許せないと言う翁主に、ウヌは恋慕ではない。セプンの手になっているだけという。それならここを立ち去れという翁主に「先生が刺鍼できるまで去りません」といい切った。そんな二人の会話を、ウヌを迎えにきたセプンが聞いてしまう。帰路、「私が鍼を持てるようになったら去るのですか?」と聞くセプンに、「先生は、翁主と婚姻しないのですか?私がずっとおそばにいても大丈夫ですか?」と質問で返した。セプンは「私は翁主を恋慕していない」、「私の心は他の人に向いています。たとえ王命でも変えられません」とウヌへの深い愛を口にした。
翁主の心が落ち着かない原因は、翁主が婚姻を約束していた領議政の息子ユン・ジホ(キム・ギミン)にあると考えたセプンは、王のもとを訪れる。王(オ・ギョンジュ)は、母の身分が低いことで孤独感を感じていた翁主を、亡き父も自分も愛し、幸せになってほしいと願っている、とセプンに伝えた。そして婚礼前日のことを打ち明けた。
婚礼前日、翁主はなぜか周囲に知らせることもなく突然逃げ出してしまった。王にさえ理由を明かさなかった翁主は、その後、怒りを抑えられないなど、いわゆる「心の病」になっていたのだった。そして領議政側は今も翁主との婚礼を望んでいると聞いたセプンは、ジホに会いに行くが、遠くへ行ったと不在だった。
■第48話
領議政の息子ユ・ジホがケス医院を訪ねてきた。ジホが感情表現の不器用な男だと知ったセプンとウヌは、翁主とジホの間で起きたことをケス医院の面々の前で再現する。ケス医院の皆はその告白に仰天する。実は、ジホは翁主に恋慕したが、「卑しい出自だ」と平然と口にするほど気が利かない男だったのだ。そこで、ケス医院の面々はジホが翁主へ想いを伝えられるようにするための恋の告白講義を開く。ジホは、恋愛下手のセプンもあきれるほどだった。その頃、翁主は恋愛小説で現実逃避をしていた。ウヌは翁主を訪ねて彼女の好きな恋バナを聞き出す。翁主のお気に入りは『トッケビ伝』。
翁主の好みを聞き出したウヌは、ジホの告白ストーリーを描きあげる。これにはセプンも手放しでほめる。一方、ジハンはチョン尚宮(チョン・ソン)に、「ジホ、告白計画」への協力を求める。
ケス医院の面々はチョン尚宮と手を組み、翁主を散歩へ誘い出す。
■第49話
いよいよ告白の時。ケス医院の面々の助言に従い、ジホは再びソイに愛を告白する。初めての出会いをロマンチックには語り始めるジホ。しかし、決定的な瞬間でまた同じ過ちを犯してしまう。怒って蹴り飛ばした翁主の靴がハチの巣に命中!するとジホは、蜂の襲撃から身を挺して翁主を守った。セプンの治療を受けるジホを心配しながらも、口では「セプンの作戦に乗らない」と強がる翁主。セプンが何にそんなに苦しんでいるのですか?と聞くと、翁主は母が芸妓という身分が低いせいで重圧を感じながら生きてきたことを打ち明ける。
セプンは、嫁いだ日に夫に死なれた挙句に何度も命を狙われた女人の話をする。そんな中でもその女人は「自分らしき生きたい」とセプンに話した。自暴自棄だったセプンはその勇気ある言葉に恥ずかしくなったと。翁主はそれがウヌのことだと分かっており、二人の間には誰も割り込めないと悟った。
セプンは翁主に「持てない物を願わないこと。翁主は周りを明るくする」、そして「自分を大切にすれば他人からも大切にされます」と諭す。翁主は、ジホときちんと向き合い再び愛を始められるようになった。
二人の心を一度に治したと褒めるウヌに、セプンは「三人です」と答えた。そして翁主が現れてからずっと心を痛めていたウヌに、男として謝った。「先生が刺鍼できるようになっても去りたくないです」と言うウヌを抱きしめた。
また、実はジハンが宮殿を追放される原因になった、助け出した元侍女が、チョン尚宮だということも明らかになり、二人は文通を約束した。
■第50話
チュ・ガンイル医官(カン・ヨンソク)が倒れた状態でケス医院に運ばれてくる。ガンイルにこっぴどく苦しめられたケス医院の仲間は、回復したガンイルは追い出すつもりだった。ガンイルは内医院を追い出されたといい、行くところも手持ちのお金もなく、しばらく医院で働くことに。セプンは相変わらず融通が利かないが、ガンイルは文句を言う患者をそつなく納得させる。それでもセプンを苦しめたガンイルを許せないウヌは、回復したら立ち去ってくださいと釘をさす。
一方、県令のアン・ハクス(ペク・ソンチョル)は自らの出世の手立てに若い娘を左議政の親戚に嫁がせたいと企む。その時、市場で見かけたジハンが、かつて逃げた義妹チャン・ギョンスクを匿った名医だと思い出す。そして産み落としたのが娘イップンだと気づく。
ジハンはイップンを守るために、外出禁止を厳しく言い渡す。しかし、悪夢にうなされたジハンのために、イップンは市場へ買い物にで駆けてしまう。市場でイップンを見かけたアン・ハクスは、母親の名がチャン・ギョンスクだと聞きだす。そしてギュンスクがアン・ハクスの弟の嫁だと教える。さらには、ジハンが母を死なせたと嘘を吹き込む。
これを信じたイップンは医院に戻り、ジハンに泣きながら文句を言う。思わずジハンは、「父親が両班で良かったな!役所で暮せ」と心にもない言葉で怒鳴り返してしまう。夜、セプンはジハンが見る悪夢を教えてほしいと、酒に付き合う。ところが、飲めない酒を口にしたセプンは、すっかり人格崩壊。大騒ぎし、ウヌに熱烈告白。ウヌたち皆を驚かせる。
その頃、イップンは一人部屋で実の両親に想いを馳せていた。その夜もジハンは悪夢にうなされ、ついにイップンの出自を打ち明けるのだった。
◇テレ東「朝鮮心医ユ・セプン」ページ
2025年6月14日スタート 土・日6:00~6:30
◇YouTube「朝鮮心医ユ・セプン」予告動画
【作品詳細】【「朝鮮心医ユ・セプン」を2倍楽しむ】