「ラブミー(Love Me)」最も孤独な家族の物語、ソ・ヒョンジン×ユ・ジェミョン×イ・シウ出演の第1次ティーザー公開

20時53分ドラマ
画像:YouTube|JTBC drama「러브 미」1차 티저 より

12月19日スタートのJTBC金曜ドラマ「ラブミー(Love Me)」(러브 미)の第1次ティーザー映像が公開され、主演のソ・ヒョンジン、ユ・ジェミョン、イ・シウが演じる家族の複雑な関係性が明らかになった。



公開された映像では、映像では、互いに最も孤独な存在となったジュンギョン(ソ・ヒョンジン)、ジンホ(ユ・ジェミョン)、末っ子ジュンソ(イ・シウ)の家族が、それぞれの思いを抱えながら生きてきた姿が描かれている。

少し自己中心的で、でもどこか普通の家族
「ラブミー」は、家族と自分の人生を大切にしてきた、少しわがままな普通の家族が、それぞれの恋を通じて成長していく姿を描く感性ラブストーリー。監督はNetflixシリーズ「ウンジュンとサンヨン」を手掛けたチョ・ヨンミンが務める。

ジュンギョンは一人でいることが最も快適だと装うが、夜通し寝返りを打ち、夜の街を歩きながら孤独を耐えている。ジンホは毎日、妻ミラン(チャン・ヘジン)を献身的に介護しながらも、「正直かなり疲れている」と心の内を明かす。末っ子ジュンソも華やかなライトの下で青春を謳歌するように見えるが、「自分が世界で一番孤独な人間のようだ」と迷いながら過ごす。さらに、三人は出会えば互いのことを考えず、自分の苦しさだけを主張し、口論になることもしばしばだ。

7年間耐えてきた孤独、そして突発的な悲劇
家族でありながら互いに届かず、それぞれの方法で耐えてきた時間は実に7年。すべてはミランの事故という突発的な出来事から始まった。その後、ミランの介護と生活を支えるジンホ、責任と後悔の間で葛藤する娘ジュンギョン、どこにも頼れず彷徨うジュンソに、最悪の不幸が次々と訪れる。

「4人だったこの家族は、ある日突然3人になった」というジュンギョンのナレーションは、ミランの死を暗示し、視聴者に衝撃を与える。さらに、教会での葬儀ミサで並んで座る三人の空虚な表情から、取り戻せない喪失感が浮かび上がる。車で出かけた先での衝突事故に重なる「私たちは本当にお互いに良い家族じゃない気がする」というジュンギョンの告白は、家族の現実をありのままに映し出している。

外で愛し、家で孤独――成長と回復の物語へ
制作陣は、「一見普通に見えるジュンギョン、ジンホ、ジュンソは、ひとりでは孤独を感じ、共にいても孤独になる現実の皮肉に抗いながら生きてきた家族だ。そして彼らに訪れた不幸を契機に、孤独だからこそ愛し、愛するからこそ孤独になる“花様年華”の時間へと歩み出す」と語る。

本作は、ヨセフィン・ボルネブッシュのスウェーデンオリジナルシリーズが原作で、オーストラリアでも『Love Me』としてリメイクされている。放送は12月19日(金)20時50分から、JTBCで1~2話連続でスタートする。

YouTube〈러브 미〉第1次ティーザー

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