大人のママゴトに涙「小さい頃は、神様がいて」第7話 サザエさんエピソードにはクスッ!ネタバレと予告
11月20日(木)に放送された北村有起哉主演のフジテレビ木曜劇場「小さい頃は、神様がいて」第7話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。第8話は11月27日に放送される。予告動画は番組公式サイトで公開、最新話はTverで無料配信、FODで全話配信されている。
「小さい頃は、神様がいて」は、『最後から二番目の恋』シリーズなどで知られる脚本家・岡田惠和の完全オリジナル脚本。二人の子を持つ小倉渉(北村有起哉)と、その妻・あん(仲間由紀恵)を中心に、登場人物たちの人生模様をユーモラスかつ、温かくお届けするホームコメディー。
■第7話 ネタバレあらすじ
「たそがれステイツ」の一階の永島家で開かれたおでんパーティーの席で、小倉順(小瀧望)は小さい頃から離婚の約束を知っていたことを渉(北村有起哉)とあん(仲間由紀恵)に打ち明ける。涙が止まらない二人。三階に戻った小倉家はリビングで話をする。あんはゆず(近藤華)にいつ離婚のことを知ったのかを尋ね、彼女の二十歳の誕生日に離婚すると決めていたことを謝る。あんは離婚が子供たちのせいではないこと、そしと「昔自分とした約束を守りたい」と話す。子供たちは、あんが一度決めたことは絶対あきらめない人だからと理解を示し、これまであんが怖かったときのエピソードを話して盛り上がる。
その後寝室で、渉はあんに離婚後のお金についてのメモを渡し、離婚後にあんが貧しくなるのは絶対に嫌だと伝える。
キッチンカーを購入したかった樋口奈央(小野花梨)と高村志保(石井杏奈)は、リサイクルショップの店員に手付金を支払ったが、現実的に自分たちの収入では購入は難しいと考え、断念することを店員に伝える。それを見ていたゆずは一日だけキッチンカーを借り、映画の中に「たそがれステイツ」一同が出演する場面を取り入れることに。カオスながらも笑顔が絶えない現場を、てきぱきと懸命に仕切るゆず。
撮影した動画を編集したゆずは、さっそく奈央と志保に見てもらう。幸せなオーラにあふれた作品を観た奈央と志保は大感激。そんな2人の表情にゆずは安堵し、これまで抱え込んでいたある想いを明かす。ゆずには「ハッピーエンドな映画」を撮りたいもう一つの理由があった。それは、かつて親友から恋愛感情を告白されて受け止めきれず、距離を置いてしまったことへの後悔だった。それを知った奈央と志保はその想いは、作品を作ることで必ず伝わると慰める。
一方、渉から大事な書類を忘れてきたから会社まで届けてほしいとのメッセージを受け取るあん。渉は会議中でデスクにおらず、あんは渉の部下・山崎(高田夏帆)に書類を渡すが、その書類は特に重要なものではなかったらしく。戸惑うあんに、山崎は、「“会社に書類を届けてもらい一緒に食事に出る”ことに憧れているって言ってましたから、きれいな奥さんを自慢したかったんじゃないですか」と渉の企てを推理。
あんは呆れながらも、渉が離婚までに、やってこれなかったことをやろうとしている心意気を感じ受け止める。会議で遅れた渉が戻り、社食で「ふりかけ放題定食」をいただきながら、渉の就活を思い出すふたり。
永島家にお呼ばれしたあんと渉。慎一(草刈正雄)とさとこ(阿川佐和子)、凛(和智柚葉)と真(山本弓月)はお菓子作りをしていた。“おままごと”をする真と凛。真が主夫で、凛が仕事から帰ってくるという設定だ。2人は協力して家事と育児をこなす。子どもたちはあんと渉にも“おままごと”をするようお願いする。主夫役の渉は、家事に育児にてんてこ舞い…20年前のあんの姿が思い出され、涙がこみあげてくる。そんな渉にあんは「一緒にやろう」と言葉をかける。
奈央と志保はリサイクルショップの店員からキャンピングカーの“レンタル”を提案される。夢のような話に喜ぶ2人だったが「まずは家族のような人たちに相談してから決めます」とショップを後にする。
永島家に集まっていた「たそがれステイツ」の住人たちにすぐさま相談すると、大人たちはいい話だと大賛成する。そんな中、凛が「騙されてないですか?」と冷静にツッコミ、一同は確認のためにリサイクルショップへ直行。店員の人柄と真偽を確かめたうえ、全員一致でレンタルをお願いすることに。
奈央&志保のハッピーエンドに向けて
「キッチンカー」を借りるという名案が浮かんだゆずが、自転車に乗ってリサイクルショップへ向かう途中にかかったのが第7話の挿入歌「ルージュの伝言」。奈央と志保の夢は、ゆずが手掛けた映像の世界だけでは終わらず、実現に向けて動き出した。奈央と志保のハッピーな世界が崩れず「たそがれステイツ」の人々を“家族”として信頼を寄せている事にもホッとさせられた。
大人のママゴト
毎話かならず出てくる渉の後悔と涙。今回は、「大人のママゴト」を通じて、ワンオペ育児の大変さを実感し号泣。「一緒にやろう」というあんの言葉は、あの時、渉にかけてもらいたかった言葉だったのかもしれない。とはいえ…、不器用な渉が家事と育児を手伝っていたとしても、あんの大変さは変わらなかったような気が…。
サザエさんエピソードにクスッ
「奥さんに忘れた書類を届けてもらい、一緒に昼食を食べに行く」というサザエさんによるあるエピソードに憧れていたという渉。離婚後のあんの経済状況を気に掛け、財産分与のリストアップをしていたときに、ついでに離婚前までにやってみたいことリストも作ったのだろうか?夫婦でいられる間に、できるだけ多く渉の願いが叶いますように…。
■第8話 あらすじ
渉は仲人をお願いした会社の先輩の定年退職祝いの飲み会から酔っ払って帰ってくる。翌朝、二日酔いで起きてきた渉は、あんから何気なく離婚届を渡されて動揺し、紙の上にコーヒーをこぼす。大事な書類なので軽く渡さないでほしいと訴える渉に、反論するあん。奈央と志保は、リサイクルショップの店員に提案され、キッチンカーをレンタルして新しく事業を始めることに。今まで働いていたスーパー銭湯を退職する二人に、小倉家をはじめ「たそがれステイツ」の慎一やさとこたちはサプライズでパーティーを企画していた。
一方、あんは離婚後に住む部屋をすでに借りており、採寸に行ってくると話す。何も知らなかった渉は驚き、自分も行くと申し出る。そこへ現れたゆずも同行すると言い、さらにゆずから聞いた順も合流することに。戸惑うあんだが、小倉家一同であんの新しい部屋を見に行くことになり…。
フジテレビ 2025年10月9日スタート。毎週木曜日22時放送「小さい頃は、神様がいて」。脚本:岡田惠和/主題歌:松任谷由実『天までとどけ』(ユニバーサル ミュージック)/出演:北村有起哉 仲間由紀恵 小野花梨 石井杏奈 小瀧望(WEST.) 近藤華 阿川佐和子 草刈正雄 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@chiikami2025」。
◇フジテレビ「小さい頃は、神様がいて」番組公式サイト
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