「終活シェアハウス」第5話ネタバレ|歌子(竹下景子)が“出来レース”に涙…第6話は息子が突然帰国へ
NHK BSドラマ「終活シェアハウス」第6話では、歌子(竹下景子)のもとにオランダで暮らす一人息子・光輝が突然帰国する。第6話の見どころとあわせて、前回放送された第5話のネタバレを紹介する。なお、第5話は今夜22日23:30から再放送される。
「終活シェアハウス」は、大学生・ 速水翔太(城桧吏)と林美果(畑芽育)が、4人のシニア世代の熟女たちが自由に暮らすシェアハウス“カメ・ハウス”の住人(竹下景子、室井滋、戸田恵子、市毛良枝)と世代を超えて“人生のしまい方”と“これからの生き方”を一緒に考える、温かくて少し切ないヒューマンドラマ。
■【第5話ネタバレ】歌子、料理番組に出演するも…まさかの“出来レース”?
物語は、歌子にテレビの料理対決番組「トキメキ食タイム」への出演依頼が届くところから始まる。テーマは「お家スイーツ」。料理研究家として腕に覚えのある歌子は、カメ・ハウスの仲間たちと相談のうえ得意の「タルトタタン」で勝負することに。
対戦相手はビジュアル系インフルエンサー・ミスター・レンジ(ゆうたろう)と、素朴な“おばさんキャラ”で人気の家庭料理研究家・白井タマコ。歌子は実力なら負けないと自信をのぞかせる。
一方、美果はスタイリストの専門学校を辞めようとしていた。そんな彼女の迷いを察した歌子は、収録当日のスタイリングを美果に依頼する。母・ゆり子(猫背椿)にも励まされ、美果は再び前を向く決意を固めた。
そして迎えた収録本番。美果が選んだ衣装で現れた歌子を待っていたのは、派手なファッションで大勢のスタッフを引き連れた白井タマコの姿──“素朴な主婦”というイメージは計算された演出だった。さらに、テーマは「お家スイーツ」のはずなのに、彼女が用意したのは豪華な“パーティースイーツ”。その時点で、すでに勝負の行方は決まっていた。
結果、優勝は白井タマコ。歌子のタルトタタンはタッパーに詰められ、粗末に扱われてしまう。負けたこと以上に、自分の料理がぞんざいに扱われたことが歌子の胸を深く傷つけた。
美果を先に帰したあと、歌子はタルトタタンを抱えたままひとり座り込む。そこへ現れたのは、最近物忘れが増えて不安を抱えていた恒子(市毛良枝)。診察の結果、認知症の進行は心配ないと知ったばかりの恒子は、歌子とともにタルトタタンを分け合い、二人でゆっくりとカメ・ハウスへ戻っていった。
第5話は、翔太が美果のアパートを訪ね、突然訪れた母・ゆり子と鉢合わせするシーンも描かれ、二人の関係は一歩前進。押し入れに隠れていた翔太が、正式に“彼氏”として紹介されて喜ぶ場面は、本作らしい温かさに満ちていた。
■【第6話予告】歌子の前に息子が帰国、翔太×美果にも転機が
あす放送の第6話では、歌子のもとにオランダで暮らす一人息子・光輝が突然帰国。資金援助を求めてきた光輝の頼みを歌子は一度は拒否するが、カメ・ハウスで仲間と暮らす日々、そして息子の覚悟に心が揺れ、ついに援助を決意する。
美果はスタイリストの夢を諦め、母へ専門学校の中退を告げることに。翔太と美果の関係にも変化が訪れそうだ。
さらに、厚子(室井滋)は体調を崩した沼袋(石坂浩二)を献身的に看病。沼袋から投げかけられる“思いがけない提案”も、第6話の見どころとなりそうだ。
■作品概要
放送:BSP4K・BS 2025年10月19日から 毎週日曜 22:00~22:45<全10話>
原作:御木本あかり
脚本:水橋文美江、鈴木裕那
演出:塚本連平、宮下直之、下向英輝
主題歌:DREAMS COME TRUE 『サンキュ.』
出演:城桧吏、畑芽育、竹下景子、室井滋、戸田恵子、市毛良枝、石坂浩二、猫背椿、日野陽仁、でんでん 他
◇NHKプレミアムドラマ「終活シェアハウス」HP
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