「この川には月が流れる」キム・セジョンと体チェンジで天真爛漫なカン・テオの愛嬌に注目【第5話第6話】
キム・セジョンとカン・テオが主演を務めるMBCの金土ドラマ「この川には月が流れる」(이강에는 달이 흐른다)第5話と第6話が11月21日と22日に放送された。
第5話と第6話では、お互いの体が入れ替わってしまった世子ガン(カン・テオ)とダル(キム・セジョン)
が元通りに戻る方法を探すために孤軍奮闘しながらも互いの痛みを知り、心を通わせていく様子が描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう(ネタバレあり)
「この川には月が流れる」(脚は、笑顔を失った世子イ・ガン(カン・テオ)と、記憶をなくした行商人パク・ダリ(キム・セジョン)の“魂のチェンジ”を描くファンタジー・ロマンス時代劇。
■キャスト⇒【キャスト・登場人物を画像・人物相関図付きで徹底紹介】
イ・ガン役:カン・テオ
パク・ダル役:キム・セジョン
イ・ウン役:イ・シニョン
キム・ウヒ役:ホン・スジュ
キム・ハンチョル役:チン・グ
ほか
■第5話「易地思之 > 易地四肢)(역지사지)」あらすじ
不思議な力で体がすり替わってしまった世子イ・ガン(カン・テオ)と記憶喪失の商人ダル(キム・セジョン)は目を覚まして体の異変に大絶叫し、体が入れ替わった事実を知る。ウン(イ・シニョン)の看病で目を覚ましたガンは、自分の身体を取り戻すためにどうにか宮中に入り込む方法を模索。一方、一夜にして世子になってしまったダルは慣れない王宮での暮らしを抜け出すための方法を悩むが、すっかり喋り方が変わった世子に周囲も困惑。宰相キム・ハンチョル(チン・グ)は世子が口走ったダルという名前を聞きつけて、ダルの身元を探らせ、娘ウヒ(ホン・スジュ)を揀択(王妃選び)に参加させて嬪宮の座に就くよう命じる。ウンを復権させたいウヒは反発も虚しく言われt通り揀択に参加。ウンは悲しげにそれを見つめていた。
どうにか宮中に入りたいガンは商団の屋敷で騒ぎを起こしたところを、嬪宮に瓜二つということで大妃(ナム・ギエ)に目をつけられる。利用しようとする大妃だが、死んだ嬪宮のことまで細かに知っている娘の言葉に驚き、要求に乗って内官としてダルの目の前に現れた。二人に起きた不思議な現象の真相を探り、反発し合いながらもキスをして元の体に戻ろうとするが二人の体に変化はなかった。ダルに無理やり浴槽に沈められたガンはトラウマが蘇り顔色を変える。ダルは同じ池に落ちる方法を試すべく、身代わりを立てて護衛をまいた。
池に辿り着いた二人。ガンは体が入れ替わる前にしていた喧嘩を謝り、ダルのおかげで嬪宮を忘れることができたと打ち明けた。護衛が現れる中、池に飛び込むのを躊躇うガンを見て、事情を察したダルは怖がるガンをリードして池に飛び込むが、やはり体は元には戻らなかった。落ち込むダルをなだめたガン。世子として周りに怪しまれないように過ごすほかなくなったダル、は宮中での生活に慣れようとするが、逆に目立ち二人の噂が宮中に広まっていく。ハンチョルに顔を見られそうになりながらもセドル(ハン・サンジョ)の計らいで危機を逃れる。内官の噂を聞きつけたウヒは呼びつけて牽制、ガンは彼女の狙いを知る。
ある夜、ガンが抱いていた嬪宮の死の悪夢を見たダルは涙を流す。ガンはそんな彼女を気遣い散歩に連れ出すが、ダルが記憶喪失で父母との血の繋がりもないことを初めて知って驚く。壮絶な環境にも気丈に生きる彼女の前向きさに心打たれたガンは秘密の場所に彼女を連れて行く。雪のように降り注ぐ花びらを見たダルは感動し、ガンと見つめ合った後にいい雰囲気に…。翌朝、寄り添うように眠りから目を覚ました二人は、ウンやウヒ、内官らにそれを目撃されて思わぬピンチに追いやられてしまう…。
■見どころ
今回のサブタイトルは「立場を変えて考える」という四字熟語だが、同じ読み方の四肢に変えることで「体を考えて考える」という意味合いになっている。体が変わってしまった二人が体に「付いているべきもの」と「付いているべきでないもの」に困惑して大絶叫するコミカルな場面はスタート早々注目したい場面のひとつだ。誰にも信じてもらえない中で、入れ替わってしまった体を元通りにしようとする二人の奮闘が描かれた今回のエピソードでは、ダルの体になってしまったガンが内官としてダルに接近し、キスをしてみたり池に飛び込んでみたりとコミカルな場面が連続する。中でも目をまんまるにして恥じらったり、花吹雪に天真爛漫に微笑むカン・テオの激レアなチャーミングな姿が視聴者に鮮烈な印象を与え、今回の韓国での視聴率は全国6.1%と放送開始後最高の数値を記録した。(ニールセンコリア調べ)
●「この川には月が流れる」カン・テオ&キム・セジョン、身体が入れ替わった初日から“最大の危機”直面
■第6話「一心同体 -イ・ガンはダル (일심동체 - 이강은 달이)」あらすじ
ウヒは意図的に世子が男と寝たという噂を流し、それを知ったウンはウヒとの思い出の花壇に火をつけようとしてウヒを動揺させる。王位争いに戻るつもりはないとウヒを責めるウンだが、ウヒは世子や王を殺してでも愛するウンを王位に戻すと言って対立を深めていく。
噂は王の耳にも入り、ガンは一時的に身を隠すために王宮を飛び出すと、ダルの養父母に危険が及ばないよう逃がそうとする。それを聞いたホンナン(パク・アイン)はダルの身を案じ、養父母に逃げるよう説得するが、ダルが危険だと聞いた養父母は何が何でもダルを守ると危険を顧みず居残ると主張。一方ダルは、ハンチョルが内官が女性だという真実や、身元まで調べ上げていることを知り窮地に陥る。
ウンを訪ねたガンは、彼が母を殺した黒幕に近づこうとしていることを察するがダルの体では真実を聞き出すことができず、更に追われる身から逃れるために結婚しようと提案され困惑。父王(キム・ナムヒ)にも内官を差し出せと言われ、悩んだ末に王の前に出頭して奴隷として生きていくのが最善だと提案するダルだが、ガンは彼女がそんな不当な扱いを受けることに納得できず、自分が解決するからと安心させた。しかし直後に捕まり、ハンチョルの前に差し出されてしまう。
ハンチョルがガンを断罪しようとするが、ガンは吏曹判書(キム・ジュンギ)がダルに対して働いた無礼を告発し、場を覆そうとするが失敗。ダルは世子としてガンを島流しにしなければならない状況に追い込まれるが、事前の根回しが功を奏して大妃が登場。大妃はダルを救うと女官として王宮で働かせることにし、後宮にしてはどうかとガンに提案。嬪宮の話をされてガンが傷ついているのを察したダルはシャボン玉でガンを元気づけて悪戯に笑う。
命を救う条件として自分が後宮にならなければ、大妃に殺されかねないと知って途方に暮れるダルは、妃選びを辞めるべきだと言い張り、やられる前にやり返そうと強気でガンの背中を押す。街に繰り出したガンは、綺麗な着物に目をつけると、ダルがどれだけ美しいかを説いて、他人のために自己犠牲になろうとするなと不器用に彼女を気遣った。似顔絵も書いて天真爛漫にはしゃぐダルを見たガンは嬪宮との思い出に浸り、瓜二つのダルへの気持ちを認め始めるが、直後にハンチョルの手下の女官らに囚われ、不妊薬を飲まされそうになり、買ったばかりの美しい靴を燃やされてしまう。ダルが願っていた未来を踏みにじられそうになったガンは女官を倒して脱出、ダルに発見され抱きつくように意識を失った…。
■見どころ
今回のサブタイトル「イ・ガンはダル」は「この川は月が」とも訳すことができ、体が入れ替わってしまった二人の状況を示すダブルミーニングとなっている。内官としてダルの体で王宮に入ったガンが追われる身になってしまい、数々のピンチを切り抜けていく緊張感あふれる展開の中で、二人で買い物をしたり似顔絵を描いてもらったりと胸キュンなデート場面が描かれ、ここでもカン・テオの天真爛漫な笑顔が印象的だ。ダルを巡る王宮内での不穏な動きが大きくなる中、互いに愛し合いながらも考え方の違いから大きな溝が出来てしまったウンとウヒの関係がどうなっていくのかにも注目したい。
●ホン・スジュ、イ・シニョンへの一途な愛で“黒化”ヒロインに「この川には月が流れる」
今回の韓国での視聴率は全国5.2%だった。(ニールセンコリア調べ)(【11月22日視聴率TOP10】
キム・セジョンの初時代劇挑戦で話題を呼ぶMBCドラマ「『この川には月が流れる』は、11月7日(金)21時50分より放送をスタート。第7話は11月28日(金)放送予定。日本での配信・放送予定は未定だ。
◇YouTube|이강에는 달이 흐른다 6회 예고(第6話予告)
◇MBC「이강에는 달이 흐른다」HP
●【11月韓国でスタートの新ドラマ】