「終幕のロンド」風吹ジュンの死で、また一歩、草彅剛と中村ゆりの“許されぬ”距離が近づいた【第7話ネタバレと第8話予告】
真琴(中村ゆり)は利人(要潤)に離婚を切り出すが、利人は認めない。そんな中、こはる(風吹ジュン)がなくなり、真琴と樹(草彅剛)は二人っきりで散骨に向かう。「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」(毎週月曜、22時、カンテレ・フジテレビ)2025年12月1日、第8話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」とは
「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」は、シングルファーザーで、遺品整理人が仲間とともにときに孤独死した方の特殊清掃や遺品整理から、依頼主と直接向き合う生前整理まで、さまざまな事情を抱えた家族に寄り添っていく、心温まるヒューマンドラマだ。その第7話が11月24日に放送された。
こはる(風吹ジュン)の死
こはるの生前整理を頼まれていた樹(草彅剛)と、こはるの娘の真琴(中村ゆり)は、こはるの過去をたどったりしているうちに、どんどんと距離を縮めていた。それは、ゆりの夫・利人(要潤)にとっては“どうしようもなく”許せないことだ。自分はみずから不倫をしていながら、従順な妻でなくなった真琴に影響を与えているのが別の男性だと知ると、真琴との話に応じない。さらに、12月1日に放送される第8話では、海岸で寄り添う二人の写真が利人の元に届く。利人はどうするのか?そして、樹と真琴は許されない愛を貫いてゆくのか?『御厨ホームズ』で、また、不幸が…
『Heaven’s messenger』の社長・磯部(中村雅俊)の息子も御厨で働いていて、自死をしている。そして大勢の人間が自死をしているが社長の剛太郎(村上弘明)は隠蔽しようとしている。そんな中、また、自死した社員が発覚した。その遺品整理を『Heaven’s messenger』で引き受けたことから、磯部は集団訴訟に加わろうと決意した。中村雅俊と小澤竜心のインタビュー記事が公開された
保護司であり、樹(草彅剛)たちが働いている『Heaven’s messenger』の社長でもある磯部を演じている中村雅俊、そして従業員・碧役の小澤竜心のインタビュー記事が番組公式サイトに掲載された。24日に放送された第7話では、碧に対して磯部が言葉をかけた後、碧が泣くシーンについても、「素晴らしい“泣き”シーンができていた」と賛辞を贈っている。それに対して小澤は「恐れ多いです…」といい、「『どう泣けばいいんですか?』って、八木(莉可子)さんや塩野(瑛久)さん、いろんな人に聞きしました。泣ける映画を観たりして(笑)。試行錯誤でした」と素直に話した。中村雅俊は視聴者に対して「ただのヒューマンドラマではなく、実はサスペンスでもあったり。え?あの『死』には、そんな裏が隠されているのか…、そして次は、ラブストーリーが加味されるという。贅沢で欲張りなドラマですので、最後まで見逃さずご覧いただければと思います」とメッセージを送っている。全文は番組公式サイトに掲載されている。■第7話ネタバレあらすじ
警察から連絡を受けて駆けつけた磯部(中村雅俊)と樹(草彅剛)は、碧(小澤竜心)が磯部の裁判費用を工面しようとして闇バイトに巻き込まれたことを知る。碧は保護司の磯部や会社に迷惑はかけられないと退職を申し出るが、それを聞いた磯部は声を荒らげて怒り、樹はある思いを口にする。一方、御厨家では、真琴(中村ゆり)が利人(要潤)と向き合おうとしていた。しかし、従順だった妻の心を動かしたのが樹だと気づいた利人は、まともに応じようとしない。真琴は離婚を決意していたのだった。
そんななか、こはる(風吹ジュン)が誕生日を迎え、樹、真琴、そして陸(永瀬矢紘)は、こはるの誕生日会を開催する。余命3カ月を宣告されているこはるにとっては、“人生最後のお誕生日会”だ。まるで娘家族に祝ってもらっているような楽しい時間を過ごす。
数日後、『Heaven’s messenger』に一件の依頼が舞い込む。故人様は、自ら命を絶った『御厨ホームズ』の若きチームリーダー・小林太陽(末廣拓也)だ。磯部は波多野(古川雄大)に聞いていた通り、息子の死から10年たった今なお悲劇が続いていることに絶句する。
樹たちが遺品整理に赴くと、ルームメイトの藤崎壮太と弟の陽翔(山時聡真)が待っていた。陽翔は兄の死が受け入れられず、精気を失っていた。太陽は社長に会食に呼ばれ、自分の若い頃に似ていると言われると、社長に傾倒していったという。太陽は陽翔の学費の面倒も見ていたが、陽翔は兄のものはなにもいらないし、学校の退学するといいだす。陽翔名義の預金通帳も要らないという事だが、樹は藤崎に確認して、一時敵に『Heaven’s messenger』で預かる。
そのころ、御厨彩芽(月城かなと)は、母・富美子(小柳ルミ子)に強引に見合いさせられていた。しかし、断られるように仕向けた。富美子は嘆くが、彩芽は真琴が好きなのだ。利人と結婚してくれれば、家族になれると思ったのだという。真琴から離婚の相談をされると彩芽は「絶対にダメ」と大声を出してしまう。
樹たちは社に戻り、磯部に話しをすると、社長は未だに御厨でなにか問題が起きていると思い、集団訴訟に加わる決意をする。
こはるが亡くなったという連絡をうけて、真琴を樹は海に散骨に向かう。気落ちする真琴に優しい言葉をかける樹。二人の距離は縮んでいった。その二人の姿を何者かが見ていた。
■第8話あらすじ
樹(草彅剛)がこはる(風吹ジュン)の散骨に真琴(中村ゆり)に同行したことはすぐさま利人(要潤)の耳にも入った。下田の海岸で樹が真琴の肩を抱いている写真を見たのだ。『御厨ホームズ』と戦う決意をした磯部(中村雅俊)。樹は、御厨の闇を暴こうとする波多野(古川雄大)から集団訴訟に必要な証拠の話を聞く中で、亡くなった磯部の息子の恋人の存在を気にかける。
樹は、『御厨ホームズ』の14人目の被害者、小林太陽(末廣拓也)の遺品整理に向き合ううち、1枚の売買契約書を発見する。
一方、その太陽の自死を受け入れられない弟の陽翔(山時聡真)は、相変わらず精気を失ったままだったが、陽翔は自ら死を選んだ兄の気持ちを知りたい一心で、遺品の中に見当たらなかった太陽のスマホとパソコンを探し求める。
カンテレ・フジテレビ 2025年10月13日スタート。毎週月曜日22時放送「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」。出演:草彅剛、中村ゆり、八木莉可子、塩野瑛久、長井短、小澤竜心、石山順征、永瀬矢紘、要潤、国仲涼子、古川雄大、月城かなと、大島蓉子、小柳ルミ子、村上弘明、中村雅俊、風吹ジュン ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@shumaku_rondo」。
◇カンテレ・フジテレビ「終幕のロンド —もう二度と、会えないあなたに—」番組公式サイト
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