「新東京水上警察」山下美月「ソラナギ事件」の捜査で活躍、プロポーズの答えは？（第8話ネタバレ）

11月25日（火）に放送された、佐藤隆太主演「新東京水上警察」（フジテレビ／毎週火曜21時）の第8話では、有馬（山下美月）が捜査に正式に参加し活躍を見せた。第8話あらすじ、見どころを紹介しよう。第9話予告動画は番組公式サイトで公開中だ。（ネタバレあり）

ドラマ「新東京水上警察」の原作は、人気ミステリー作家・吉川英梨の同名シリーズ。日本連ドラ史上初の「水上警察」をテーマに、東京の海や川を駆け巡りあらゆるジャンルの事件に挑んでいく。今までになかった、船×海×刑事という新ジャンルで描かれ、大迫力のマリン×クライムエンタテーメントが誕生した。

■第8話あらすじ：有馬がチームの一員として正式に捜査に参加
「も～、駄目な男だね。カワイイ彼女をこんなに悩ましちゃって」細野（山口紗弥加）は、有馬（山下美月）と日下部（加藤シゲアキ〈NEWS〉）の関係に気づいていた。有馬は「何ていうか、最近自分がすごく揺れやすい気がしてて」と心の内を明かす。

碇（佐藤隆太）から連絡を受けた有馬は捜査に参加する。2日前の朝7時、東京湾で一隻のボートに乗った状態で漂流している遺体が発見。遺体の身元は都内の産業廃棄物処理業者・桂。発見時、遺体は鎖でぐるぐる巻きにされ、胸には銛が突き刺さっていた。その姿から、今回の事件は「ソラナギ事件（ソラナギ＝絵本に出てくる海の神様の名前）」と呼ばれ、状況から捜査は行き詰っていた。

有馬は計算で、遺体を乗せたボートの出発地点と時刻を割り出す。被害者・桂のスマホデータが復元し、有馬の提案でAIを使うことにした碇は、桂が漁業関係者・辻村のことで悩んでいたことを知る。

有馬が割り出した出発地点・笹良漁港には血痕が見つかり、桂のものだと分かる。碇は辻村を取り調べする。辻村は桂に廃棄物処理を依頼していた。そして、犯行推定時刻には漁師仲間と飲んでいたと話す。

桂の会社は過去に産業廃棄物を一般廃棄物と偽って処理し着服もしていた。会社ぐるみの犯行は今も続いていて、海への不法投棄をしていたら…と考える有馬のところに、本部がやってくる。本部は、事件の日の深夜0時に漁港で待ち合わせをするという会話を桂のドライブレコーダーから確認。辻村を重要参考人として引っ張ろうとしていた。だが行方をくらましてしまい「素人が捜査を振り回すな！」と有馬は責められる。海技職員OB・大沢（小林隆）は「進まなければいつか沈んでしまう。揺れながら進むんだよ。船も人間も」と落ち込む有馬を励ます。碇は「奴のアリバイを崩してくれ」と有馬に頼む。

辻村を見つけた碇は、有馬と一緒に取調室へ入る。有馬は遺体を乗せていたボートに結束されていたロープを出し、結び方がおかしいと辻村に話す。そして現場で実験をした結果、工作が可能である以上アリバイは成立しないと告げる。碇も0時過ぎの飲み会を提案したのが辻村であることを漁師仲間に確認。「もう言い逃れはできない。観念しろ、辻村」と言う。「あいつは海を汚したんだ！俺はあいつを裁いただけだ」と訴える辻村に、有馬は「海を汚したのはあなたも同じです。あなたに海に関わる資格なんてない！」と言い放つ。

日下部は「こないだの返事、聞かせてくれる？」と有馬に聞く。「迷ってる。大事なことだからもっと悩んでもいいかな？」と答える有馬に「わかった。でも俺の気持ちは変わらないから」と伝える。

黒木（柿澤勇人）の名前を情報提供メールで見た碇は、有馬とともに料亭に張り込む。大沢が姿を現し驚く2人は――。



■第8話の見どころ：有馬の活躍とプロポーズの答え
第8話では、有馬が正式に捜査に参加し犯人のアリバイを崩す。「ふざけないで！波は遺体を流すために流れているわけじゃない」というセリフに、有馬の海に対する真摯な気持ちが表れていた。今回の事件捜査ではAIを活用するシーンも見られ、最新技術に沿った視点がうかがえた。

そして、日下部からのプロポーズの答えはまだ迷い中だ。有馬と日下部の関係に、碇がどのように関わっていくのだろうか？

次回第9話はいよいよ最終章に突入。12月2日（火）21：00より放送予定。お楽しみに。

■第9話予告
碇と有馬が料亭に張り込むと、黒木とともに大沢が現れる。大沢は撮影されていることに気づき、黒木に伝える。碇は通報があったと言って料亭に乗り込もうとするが、黒木は令状を持ってこいと言い放つ。大沢はなぜ黒木と一緒にいたのか…。碇と有馬は真相がわからないいままその場を後にする。そんな中、船の中での密室殺人事件が発生する。

■放送情報
『新東京水上警察』
フジテレビ系
2025年10月7日（火）スタート
毎週火曜 21:00〜21:54（初回15分拡大）

■キャスト
佐藤隆太、加藤シゲアキ（NEWS）、山下美月、中尾明慶、山口紗弥加、齋藤璃佑、皆川猿時、椎名桔平、松本怜生、柿澤勇人、谷田歩、長谷川純、小林隆　ほか

■スタッフ
原作：吉川英梨
『新東京水上警察』シリーズ（講談社文庫）
脚本：我人祥太
音楽：得田真裕
プロデュース：大野公紀、山崎淳子
演出：西岡和宏、柳沢凌介、土方政人、朝比奈陽子

◇フジテレビ「新東京水上警察」HP

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