「もしもこの世が舞台なら」小栗旬のサプライズ登場に驚き…菅田将暉は劇場を守れるか?【第9話ネタバレと第10話予告】

09時06分ドラマ
@フジテレビ

シェイクスピアの「冬物語」を上演し終えた久部(菅田将暉)を待っていたのはレジェンド演出家・蜷川幸雄(小栗旬)だった。有頂天になる久部はトニー(市原隼人)が残した録音を元にオーナー(シルビア・グラブ)と対決するが…。「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(毎週水曜、22時、フジテレビ)2025年12月10日第10話を放送する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」とは
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、とある劇場を舞台に、若者達の夢、挫折、恋を笑いと涙一杯に描く青春群像劇であり、脚本家の三谷幸喜の半自伝的ストーリーだ。その第9話は11月26日に放送された。

小栗旬がレジェンド演出家・蜷川幸雄役でサプライズ登場

これまでも“三谷ファミリー”の俳優を中心として、豪華俳優陣の出演が続いていたが、26日に放送された第9話のラストに登場した俳優には誰もが驚いた。菅田将暉演じる久部が敬愛してやまないレジェンド演出家・蜷川幸雄が久部に会いに来てくれた。その役を小栗旬が演じていた。なんの告知もなかっただけに、ネットも「え?小栗旬?」と驚きの声が多く上がった。小栗旬は蜷川作品に多く出演していて「蜷川さんと過ごした日々を思い返しながら、私が出会った蜷川さんよりも若いころの蜷川幸雄を想像し、自分の中にある蜷川さんの面影を追いかけるように演じさせていただきました」とコメントしている。

第10話では劇場存続、久部の求心力に焦点が

第10話は、1週おいて12月10日に放送される。劇場存続に向けて、逮捕されたトニー(市原隼人)の録音をもとに、オーナーのジェシー(シルビア・グラブ)と対峙する。しかし、蜷川に褒められ、リカ(二階堂ふみ)に言い寄られている久部は周りの人の気持ちを無視し始める。そして、これまで献身的に支えてくれた蓬莱(神木隆之介)や樹里(浜辺美波)は“ついていけない”を言い出した。

WS劇場のオーナー・ジェシー(シルビア・グラブ)の秘書役が二人に?

秘書の乱士郎を演じているのは、佳久創なのだが、実は双子。双子の兄であり、元社会人野球選手の佳久耀が、登場し、ドラマを盛り上げた。佳久耀は共演に際して弟との共演は初めての経験だったので、とても楽しかったです。この双子役のお話をいただいたとき、弟に「どんな役なの?」と聞くと、無口で怖い役と聞かされたので、それがさらにもう1人増えたら小さい子どもが泣いちゃうよ、と驚きました。でも、実際には少しコミカルでどこか憎めないようなキャラクターで、放送をいつも楽しみに見ています。双子ならではのシンクロした演技と、2人の仲の良さが伝わるといいです」とコメントを出している。そんな兄を役者を本業とする弟・佳久創は「双子ならではのコンビネーションが光る、面白いシーンになりましたので、ぜひそこもご注目ください」と語った。

■第9話ネタバレあらすじ

リカ(二階堂ふみ)の元情夫・トロ(生田斗真)を追い出した久部の勇敢な一面を見て、リカも少しずつ久部に惹かれ始めていた。

次回予定のハムレットは久部自身が演じ、その恋人・オフィーリアはリカに演じてほしいと言う。2人は手をつなぐと飲み屋へと向かう。

その頃、八分神社の居間では巫女の江頭樹里(浜辺美波)が物思いにふけっていた。久部とリカの関係が気になってしょうがないのだ。そんな娘の気持ちを悟った父の論平(坂東彌十郎)は、「あの二人に恋愛関係はないような気がするなあ」とつぶやきながら、すごすごと去って行く。しかし、樹里はどうしても不安を打ち消せない。

トニー(市原隼人)は誰よりも早く準備に入り、稽古に余念がない。そんなトニーを劇場オーナーのジェシー才賀(シルビア・グラブ)が公演時間前までに戻すからといって、"汚い仕事“に駆り出す。久部も最初はしぶったが、今週の売り上げいかんに関わらず、来週の公演を許可するというと、パトラ(アンミカ)にトニーを説得するように頼む。そして、トニーは出ていった。

警官の大瀬(戸塚純貴)は上司たちに劇場に入り浸っていて、劇に出演していることがばれた。すると大瀬はあっさり警官を辞めてしまった。

トニーが時間までに戻ってこない場合、舞台に穴があいてしまう。これまで時間を短くするために切っていたシーンやコントを途中にいれることにする。おばば(菊地凛子)のシーンを復活させたり、パトラとフォルモン(西村瑞樹・バイきんぐ)がコントをし、是尾礼三郎(浅野和之)の第1幕のセリフを回想シーンとして復活させてつなぐ。それでもトニーは帰ってこない。そこで、論平にリカの相手役をやってもらうことを思いつく。論平はリカにぞっこんで毎日来ていたのだ。論平がセリフを言い出すと、やっとやってきたトニーが「そいつは偽物だ」といって劇に戻る。そして、上映は終わったが、警察官たちがトニーを追ってきていた。

トニーが劇団員だとばれると上映は続けられない。そのため、トニーに悪役になってもらう。ストリップをしていないと文句をいって暴れる客として、警察官に連れて行かれた。トニーはいつも稽古のために持ち歩いているカセットテープを久部に渡す。そこにはオーナーに頼まれていった先でおきたことが録音されているようだ。久部はそれを警察に渡さず、オーナーとの取引に使おうと思いついた。

久部のもとに、久部に会いに来ている人がいると連絡が入る。ジャズ喫茶「テンペスト」に向かうと、なんとカリスマ演出家・蜷川幸雄(小栗旬)がいた。

■第10話あらすじ

「冬物語」を上演し終えた夜。ジャズ喫茶「テンペスト」で久部三成(菅田将暉)を待っていたのは、カリスマ演出家・蜷川幸雄(小栗旬)だった。蜷川から褒められ、「とにかく今は、がむしゃらに突き進みなさい」と激励され、震えるほどの感動を味わう。一方、久部が気付かないところで蜷川は、マスター・風呂須太郎(小林薫)とも親しそうに談笑を交わす。

久部は支配人・浅野大門(野添義弘)と共に、劇場オーナーのジェシー才賀(シルビア・グラブ)と対峙していた。置かれたラジカセからは、逮捕されたトニー(市原隼人)の肉声が流れてきていた。

フジテレビ 2025年10月1日スタート。毎週水曜日22時放送「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」。脚本:三谷幸喜、出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@moshi_gaku」、ハッシュタグは「#もしがく」。

フジテレビ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」番組公式サイト

【2025年秋ドラマ紹介】【全話あらすじ・関連記事】