「ばけばけ」佐野史郎の娘・北香那が積極的にヘブンにアタック…髙石あかりは味方できる？第9週ネタバレと第10週予告

英語に堪能なリヨ（北香那）は父親（佐野史郎）に反対されても全く動じない。ヘブン（トミー・バストウ）に積極的な態度にでる。リヨからは恋の味方を、錦織（吉沢亮）たちからは恋を阻止するように頼まれてトキ（髙石あかり）はどうする？NHK朝ドラ「ばけばけ」の第10週「トオリ、スガリ。」（12月1日～12月5日）のあらすじとみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトに公開されている。

朝ドラ「ばけばけ」とは
「ばけばけ」松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語だ。その第9週が11月24日から放送された。

トキ（髙石あかり）の“ライバル”となるリヨ（北香那）登場

ヘブン（トミー・バストウ）を松江に呼んだ江藤知事（佐野史郎）の娘・リヨ（北香那）は東京の女学校で英語を学び、外国人の友人もいるというインテリ才女だ。そんなリヨがヘブンに恋心を抱く。トキにとっては“将来のライバル”となる存在だ。24日から始まった第9週、12月1日から始まる第10週で、リヨvsトキの争いが激化してゆく。

花田旅館の平太（生瀬勝久）とツル（池谷のぶえ）のシーンが評判

リヨという"劇薬“が入ってきたことで、第9週は平穏な生活に大きな波がたってゆく。”ウグイス“なのか”メジロ“なのかわからない鳥をヘブンへのプレゼントとしておいてゆくのだが、それをめぐって花田旅館の平太とツルの言い争いが始まる。平太はかっとしやすいために、ヘブンともすぐに喧嘩ごしになってしまうが、それをうまくいなしながら、自分のいいたいことをいうツルとの会話が楽しいと評判になっている。

トキが年下の学生、松江中学の生徒・小谷春夫（下川恭平）からモテモテ？

ヘブンの家に訪ねてきて、クイズ大会を一緒にやった小谷がまた家にやってくる。しかし、目的はヘブンに会うことではなく、なんとトキ（髙石あかり）に会う為なのだ。大分、年下の学生から好意を寄せられ、二番目の婿候補に！そして、二人もランデブーにこぎつける。トキの恋物語も始まってゆくのか？

【第9週（2025/11/24-11/28）ネタバレあらすじ】

ヘブン（トミー・バストウ）と錦織（吉沢亮）は、知事（佐野史郎）に案内されて月照寺を訪れていた。そこに、知事の娘・リヨ（北香那）が現れる。東京の女学校で英語を学んだリヨは、ヘブンと積極的にコミュニケーションをとる。娘が何をヘブンと話しているのか気が気でない知事だったが、日本を愛するヘブンに伝説を聞かれると、得意げに話した。リヨはその様子をみて、ヘブンの気を引くには“日本的なもの”がいいのだと理解した。

数日後、女中仕事に励むトキのもとをリヨが訪ねてくる。「あなたは私のライバルなのかしら？」と問いかけるリヨにトキ（髙石あかり）は、“ライバル”がなにかわからないが、自分は違うと思うという。するとリヨはトキに、ヘブンとの恋の協力をしてほしいと頼んできた。

トキとヘブンは、リヨにプレゼントされたウグイスを花田旅館でお披露目していた。なかなか「ホーホケキョ」と鳴かないウグイスに違う鳥ではないかと疑いはじめるトキとヘブンだったが、平太（生瀬勝久）の解説でウグイスだと納得する。ウグイスは雄しか鳴かず、それも季節が春だけだというのだ。しかし、そこにきた新聞記者の梶谷（岩崎う大）はかごに入っている鳥はウグイスではなく、メジロだという。だから鳴かないのだと。

数日後、ヘブンはリヨに招かれて知事の家でディナーをする。西洋の料理を手作りして、流ちょうな英語で対応するなどリヨは積極的だ。そんなリヨの姿勢に知事と錦織はヘブンへの恋心に気づく。知事はリヨに、外国人との結婚がいかに大変なのかを説得しようとするが、リヨは全く聞く耳を持たない。かえって反発しているようだ。

トキのもとに錦織が訪ねてくる。錦織は知事にリヨがヘブンと恋仲にならないよう命じられ、そのサポートをトキに頼みに来たのだった。しかし、リヨにもヘブンとの恋の応援を頼まれていたトキは板挟みにあう。錦織とリヨ、どちらを手助けすればいいのか迷うトキ。そこにリヨがヘブンを求め訪ねてくる。本当はヘブンは家にいたが、錦織の頼みから、会わせるわけにはいかないと考え、リヨに不在だと嘘をつく。リヨはそれならと、トキに付きあって欲しい場所があるという。仕方なく、一緒にゆくことになった。

リヨに連れられてきたのは、八重垣神社、恋占いの池だった。リヨはヘブンとの恋がうまくいくよう恋占いに挑む。ヘブンが“遠く”から来た人と考えたリヨは、できるだけ遠くで早く沈むように願うが、錦織から恋が上手くいかないよう頼まれたトキは、いい結果が出るように応援しつつ、なるべく近くにとどまり沈まないようにと、祈っていた。

トキの願いもむなしくリヨは占いの結果に満足し、ヘブンにランデブーの約束をとりつける。いつ、どこでランデブーをするのかを聞きだそうとするも、リヨは“二人のもの”だからと口を閉ざす。約束の日にちを聞き出せないでいるトキと錦織だったが、なんとヘブンは生徒たちへの授業の一環で、リヨとの約束を話す。錦織はその日に別の誘いをするが、ヘブンに「約束があります」と断られた。

ヘブンとリヨのランデブーを錦織は陰から見張るのだった。

一方、トキは花田旅館でツル（池谷のぶえ）や梶谷とランデブーの行く末を話し合う。梶谷の持つ情報を聞いたトキは、リヨのランデブーが成功するのではと次第に不安になる。

リヨは父である知事が「松江県庁」なら案内してもいいと許可したこともあり、西洋建築の松江県庁を見せる。錦織と知事が二人の様子を見守っている。お昼になったが、ヘブンは別の場所を見たいという。それは、城山稲荷神社だ。錦織が見守っているのに気がついていたヘブンは錦織に声をかけて、神社を案内してもらう。リヨは機嫌を悪くしたが、ヘブンは気がついていなかった。

家にもどったヘブンは神社のことを記事にする。そして、きつねやカメの石像の絵を描くとともに、トキが柱にいけていた花も絵に描いていた。それをみたトキはうれしくなり、帰り道、“思わず”スキップしてしまう。これまでできなかったスキップができるようになってウキウキしながら帰って行った。

【第10週（2025/12/1-12/5）あらすじ】

■第46話（月）

松江に冬がやってきた。トキ（髙石あかり）は、はじめての松江の寒さに震えるヘブン（トミー・バストウ）を温めながら見守る。そんな中、松江中学の生徒・小谷春夫（下川恭平）がヘブンの忘れ物を届けに現れる。寒さのあまりお風呂にいってしまったヘブンを待つ間に、交流を深めるトキと小谷。どうやらトキと話すのが目的だったようで…数日後、トキの家の前をウロウロする小谷をサワ（円井わん）が目撃する。

■第47話（火）

リヨ（北香那）によるヘブン（トミー・バストウ）へのアピールは続いていた。日本好きのヘブンのために琴を披露するリヨをヘブンは称賛する。一方、トキ（髙石あかり）はタエ（北川景子）のもとで三味線の稽古に励み、その上達ぶりを褒められる。そんな中、リヨとトキが再会。リヨはトキが三味線や花を生けると自分のアピールが台無しになると怒るのだった。それから数日後。慌てた様子の錦織（吉沢亮）がヘブンを抱えて現れる。

■第48話（水）

松江の寒さに風邪を引いてしまったヘブン（トミー・バストウ）。ヘブンの回復を祈り必死に看病するトキ（髙石あかり）のもとに、小谷（下川恭平）がお見舞いに駆けつける。ヘブンを元気づけようとする小谷に対し、トキはヘブンの姿に亡くなった傳（堤真一）を重ね、不安を募らせていた。小谷はトキを励まそうと怪談の舞台地巡りに誘うのだった。その頃、松野家ではサワ（円井わん）から小谷がトキに好意があることが伝わる。

■第49話（木）

トキ（髙石あかり）をランデブーに誘った小谷（下川恭平）。トキのことをもっと知るため、サワ（円井わん）の元を訪れる。そこにフミ（池脇千鶴）も現れ、気づけば松野家総出のトキの新たな婿候補面談会に。司之介（岡部たかし）や勘右衛門（小日向文世）らの質問にも耐え、小谷は松野家公認の婿候補として応援されることになる。そんな中、ヘブン（トミー・バストウ）の体調が回復に向かい、トキと小谷のランデブーが迫る。

■第50話（金）

トキ（髙石あかり）と小谷（下川恭平）の約束の日が近づいていた。トキのあずかり知らぬところで、小谷の応援をすることになった松野家の面々もソワソワする中、出勤前のトキに小谷は正式にランデブーを申し込む。そして迎えた当日、小谷がトキを案内したのは怪談の名所であり、トキのよく知る清光院だった。気づけばトキが小谷をリードして清光院でのランデブーが続く中、いよいよ小谷が想いをぶつける。

■スタッフ他

作：ふじきみつ彦
音楽：牛尾憲輔
主題歌： ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
出演：髙石あかり，トミー・バストウ，小日向文世，池脇千鶴，岡部たかし，円井わん，前原瑞樹，渡辺江里子，木村美穂，下川恭平，野内まる，他

　＜総合＞（月～土）午前8時～8時15分／午後0時45分～1時［再］
　＜BSプレミアム＞（月～土）午前7時30分～7時45分／午後11時00分～11時30分［再］
　　　（土）午前9時45分～11時［1週間分］

◇NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式サイト
◇ NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk

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