【最終回ネタバレ】「捏造された都市」仲間を人質に取られピンチのチ・チャンウク、ド・ギョンスとの最終対決の結末は【第11話第12話】

12月04日23時55分ドラマ
© 2025 Disney and its related entities
Disney+(ディズニープラス)で独占配信中

Disney+(ディズニープラス)オリジナルシリーズ「捏造された都市(조각도시)」が、11月5日より全世界で独占配信をスタート。5週目となる12月3日に遂にクライマックスとなる第11話と12話が配信を開始した。

第11話と第12話では事件の黒幕ヨハン(ド・ギョンス)に大事な仲間を痛めつけら、窮地に立たされながらもテジュン(チ・チャンウク)が最終対決へと突き進んでいく様子が描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう(ネタバレあり)。

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「捏造された都市」は、平凡な人生を送っていたテジュンが、ある日理不尽にも凶悪な犯罪に巻き込まれ投獄されることになり、すべてがヨハンによって仕組まれたものだと知って、彼に復讐を実行するというアクションドラマだ。

■キャスト⇒【キャスト・登場人物を画像付きで徹底紹介】
パク・テジュン役:チ・チャンウク
アン・ハヨン役:ド・ギョンス(D.O.ディオ/EXO)
ノ・ヨンシク役:キム・ジョンス
ノ・ウンビ役:チョ・ユンス
ペク・ドギョン役:イ・グァンス
 ほか

■第11話あらすじ

自分に殺人の罪をなすりつけたドギョン(イ・グァンス)への報復を果たし、事件の黒幕がヨハン(ド・ギョンス)だと知ったテジュン(チ・チャンウク)。突然の捜索中止命令にイルグク(イ・ソンウ)は顔を綻ばせるが、ヤン刑務官(キム・ジェチョル)は納得がいかない。そして突然ヨハンの身代わりにペク議員殺害容疑をかけられ逮捕されたヨンシク(キム・ジョンス)に娘ウンビ(チョ・ユンス)は泣き叫ぶ。

当然のように証拠も捏造され、言い逃れできない状況でヨンシクはウンビの身を案じて疲弊し、幼いウンビ服役を経て再会した彼女の本当の気持ちを思い返し涙する。ニュースを見てウンビのもとに駆けつけたテジュンは責任を感じて事件を解決すると約束。怒りに駆られヨハンに連絡したテジュンだが、ヨンシクの代わりに自首するか大金を手に入れて自由に暮らすかの選択を強いられる。

ウンビを守るために殺害を自供したヨンシク。ヤン刑務官はそれが嘘だと見抜く。ある晩、突然釈放されたヨンシクは、テジュンが身代わりに自首したと知り困惑しながらもウンビの元に戻り、親子の絆を再確認する。ヨハンはヨンシクが釈放されたことに腹を立て、警察署までやってくるが、思い通りにならないテジュンの行動と、ガキ呼ばわりされたことで次第にペースを乱されていく。

テジュンはヤン刑務官に引き取られ、刑務所に戻されることになるが、テジュンから刑務所や警察とも癒着したヨハンの犯行計画を聞いて調べていたヤン刑務官はテジュンを解放した。教えられたままに進んだ所で待っていたのはヨンシクとウンビだった。グロテスクな彫刻で評判が高いアルリーことヨハンの100作目の作品を記念した展示会が開かれようとする中、ヨンシク親子と合流したテジュンは真の悪を潰すため、遂に最終決戦に乗り出す…。

■見どころ

最終決戦への火蓋が切って落とされた第11話では、ヨンシクがヨハンの罠にはまり、殺人の罪を着せられ、テジュンが彼を救おうと再び警察に捕まるという、血栓から遠ざかるようなピンチが緊迫感たっぷりに描かれた。テジュンとウンビを庇って罪を被る決断を下したヨンシクが、ヨハンともコネのある警察の監視下でどんな目に遭うかわからない緊張感の中、ヨンシクとウンビの幼い頃のエピソードが効果的に挿入され、強がっていても実は父親が大好きなウンビとの親子愛が印象的に描かれた。

テジュンが逮捕されたことで決戦からは遠ざかったものの、正義感が強いヤン刑務官の見事なアシストで再び自由になり、それを待っていたのがヨンシクら親子だったという流れも感慨深い。再び自由になり、いよいよヨハンとの最終対決に向かうテジュンにどんな未来が待っているのか期待は高まる。



■第12話(最終回)あらすじ

捏造された© 2025 Disney and its related entities
Disney+(ディズニープラス)で独占配信中
最後の決着を前に、監視装置だらけだったヨンシクの電器屋から、思い出の場所へアジトを移したテジュン。

オークションを控えるヨハンに、刑務所長はヤン刑務官の脅しでテジュンが自殺したと嘘の報告をするが、直後にヤン刑務官は収賄の容疑を捏造され連行されてしまう。テジュンらも事件と彫刻作品の関連に気づき、翌日行われるオークションで作戦を決行することに。オークション当日、作品を手に入れようとする乳母(チョン・インジ)だが、他にも高額の入札者がいた。不審に思ったヨハンが探すと、そこには重傷を負いながらも命を取り留めたドギョンの姿が。テジュンに脅されたドギョンはヨハンをおびき出し、ヨハンを逮捕させた。

しかし、ヨハンは服役していたドクス(ヤン・ドングン)の組織に警察署を襲撃させ脱出。その過程でイルグクも呆気なく殺害される。ヨハンはドギョンを殺害し、ヨハンの右腕であるチョンリ(イ・ヒョンジン)がヨンシクに致命傷を負わせ、ウンビも殺そうとする。昔からの仲間たちの協力もあり、ヨハンの屋敷に忍び込むことに成功したテジュンは犯罪の証拠を集めるが、ドクスに待ち伏せされ、一味に包囲されてしまう。ドクスを抑えたテジュンだが、戻ってきたヨハンに狙撃されただけでなく、ウンビを人質に取られ窮地に陥る。

ドクスを殺すかウンビを死なせるか選択を強いられ、武器を置いたテジュンだが、ヨハンは臆さずドクスを刀で刺殺した。一瞬の隙を突いてウンビを救ったテジュンだが、斬りつけられながらもヨハンと一騎打ちになり遂には制圧する。追い詰められたヨハンは弟が殺される瞬間を流して高笑いを浮かべ、怒りに駆られたテジュンはヨハンを刀で貫くが、とどめを刺さず一発のパンチに全ての復讐を込めた。

屋敷の火災でヨハンは死亡し、彼が関連していたおぞましい事件が報道される。ヨンシクは一命を取り留め、テジュンは無罪が認められるが、彼が払った犠牲は取り戻すことはできなかった。6ヶ月後、普通の生活を取り戻したテジュンは大好きな植物に囲まれたカフェを開き、植物の育て方をウンビにレクチャーする。ヤン刑務官も開店祝いに訪れ、ヨンシクも経営を手伝う。テジュンらが平凡で幸せな生活を取り戻した一方、燃えたはずのモニタリングルームでヨハンに似た人物は、その日も誰かを監視していた…。

■見どころ

いよいよ迎えたクライマックスでは冒頭からテジュンの作戦が炸裂し、いきなりヨハンが殺人の容疑で警察に逮捕されるという予想外の展開から始まるが、そこは政治家や警察にもコネを持つヨハンらしく、刑務所から非合法に解き放ったマフィアに警察署で惨殺事件を起こさせ、すぐに脱出してしまう。この過程で悪徳刑事イルグクは因果応報とも言うべき裏切りに遭って呆気なく刺殺されてしまう。

仲間が襲撃に遭う中、ヨハンの屋敷に忍び込んだテジュンは刑務所での宿敵だったドクスとの対決や、ウンビを人質に取られ不利な中での最終対決とスリリングな展開が続き、最後はヨハンに打ち勝つが、敢えて殺さずに屋敷を去って行った。エピローグでは無事に無罪を勝ち取り、親友やヨンシクら親子と新たな幸せな生活を送る様子が描かれる一方で、ヨハンと思しき人物が再構築されたモニタリングルームで街を監視している不穏なカットで幕を閉じた。これは続編への伏線なのか、それとも凶悪犯罪の芽は簡単には摘めないというメッセージなのか現時点ではわからないが、乳母の動向が途中から全く描かれていない点や、テジュンが生かしたはずのヨハンが報道では死んだことになっている点、最後にテジュンが刀から抜き出したデータファイルのようなものの正体が描かれていない点など、 物語が続く可能性も否めない。

【最終回考】「捏造された都市」はなぜ心に残るのか?テジュンとヨンシク親子が紡ぐ“人間ドラマ”を徹底解説

「捏造された都市」全12話は、ディズニー+で独占配信中だ。

kandoratop【作品詳細】【「捏造された都市」を2倍楽しむ】