「ばけばけ」髙石あかりと松江中学の下川恭平はランデブーにゆくもまさかの結末…第10週ネタバレと第11週予告
病に倒れたヘブン(トミー・バストウ)を看病するトキ(髙石あかり)に婿候補の小谷(下川恭平)が現れる。ヘブンに積極的なリヨ(北香那)はさらに積極的になり、トキの心はいろいろ波立つ。小谷とのランデブーから帰ったトキをみてヘブンの心も波立つ。NHK朝ドラ「ばけばけ」の第11週「ガンバレ、オジョウサマ。」(12月8日~12月12日)のあらすじとみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトに公開されている。
朝ドラ「ばけばけ」とは
「ばけばけ」松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語だ。その第10週が12月1日から放送された。
トキ(髙石あかり)を慕う松江中学の生徒・小谷春夫(下川恭平)の積極性
トキを好きになった小谷はトキの家の前で様子をうかがったり、サワ(円井わん)にトキの好きなものを聞いたりして皆にばれてしまう。だいぶトキが年上に見えるが、燃え上がる小谷の心を止めることは出来ない。さらに司之介(岡部たかし)、フミ(池脇千鶴)、勘右衛門(小日向文世)から婿候補として認められ、晴れてランデブーの日を迎えた。怪談好きなトキに合わせたが、どうしても怪談を好きになれず、「ごめんなさい」と、まるでトキが振られたかのような結末を迎えた。久々に登場の三之丞(板垣李光人)となみ(さとうほなみ)
2日に放送された第47話に久しぶりに遊女のなみが登場した。ヘブン(トミー・バストウ)の女中を狙っていたなみだが、その仕事についてトキに優しく接した。そして、三之丞も登場だ。トキの月の給金の半分をもらうその姿は“みじめ”な雰囲気を醸し出している。演じている板垣李光人は、声で出演している12月5日公開のアニメ映画『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』のチャリティ上映で、愛子様と“同級生トーク”を繰り広げたことでもニュースとなった。トキ(髙石あかり)がヘブン(トミー・バストウ)を思う心、ヘブンがトキを思う心に変化?
ヘブンが病に伏せているトキに、ヘブンの見舞いを称して、トキに会いに来た小谷(下川恭平)と話したことを、ヘブンに確認され、“二人で出かける”と答える。聞いた割にヘブンはなんの反応もしない。そんなヘブンに対して、「なんか 先生がようわからんっていうか」と心が揺れていることがわかる。リヨに対しても、小さな嫉妬のようなものもある。少しずつヘブンへの気持ちが揺らいでいることがわかる。12月8日から放送される第11週では、積極的なリヨ(北香那)がついにヘブンに自らプロポーズすることで、ヘブンは自分の過去を皆に語ることになる。その場にはいないトキだが、リヨの告白を心配しながら、少しずつ少しずつヘブンへの思いを募らせてゆく。【第10週(2025/12/1-12/5)ネタバレあらすじ】
松江に冬がやってきた。トキ(髙石あかり)は、はじめての松江の寒さに震えるヘブン(トミー・バストウ)を温めながら見守る。ヘブンは日本家屋の寒さにまいってしまっている。火鉢など役にたたないと怒るが、トキに促されて早い時間から風呂に入る。そんな中、松江中学の生徒・小谷春夫(下川恭平)がヘブンの忘れ物を届けに現れる。寒さのあまりお風呂にいってしまったヘブンを待つ間に、交流を深めるトキと小谷。どうやらトキと話すのが目的だったようだ。数日後、トキの家の前をウロウロする小谷をサワ(円井わん)が目撃する。話を聞くと、トキの顔が大好きなのだという。
リヨ(北香那)によるヘブンへのアピールは続いていた。日本好きのヘブンのために琴を披露するリヨをヘブンは称賛する。一方、トキはタエ(北川景子)のもとで三味線の稽古に励み、その上達ぶりを褒められる。そんな中、リヨとトキが再会。リヨはトキが三味線や花を生けると自分のアピールが台無しになると怒るのだった。リヨに頼まれたように花や三味線をやめてしまうのは、風情がなくなると困ってしまう。
それから数日後。慌てた様子の錦織(吉沢亮)がヘブンを抱えて現れる。松江の寒さに酷い風邪を引いてしまったのだ。“寒い”“寒い”と連呼しながら布団で休んでいるヘブンの回復を祈り必死に看病するトキのもとに、小谷(下川恭平)がお見舞いに駆けつける。ヘブンを元気づけようとする小谷に対し、トキはヘブンの姿に亡くなった傳(堤真一)を重ね、不安を募らせていた。傳を看病しているときにももっと出来ることがあったのではないか、自分の看病がたりなかったのではと思い、ヘブンにはどうしても回復してほしいと思う。
小谷はトキを励まそうと怪談の舞台地巡りに誘うのだった。ヘブンは病に伏せながらも、小谷とトキがなにかを話しているのを聞いていた。
その頃、松野家ではサワから小谷がトキに好意があることが伝わる。そんな中、小谷がトキのことをもっと知るため、サワの元を訪れる。そこにフミ(池脇千鶴)も現れ、気づけば松野家総出のトキの新たな婿候補面談会になった。小谷が士族の出であるか、家禄はいくらだったか、婿に入っても良いのか、長屋生活に耐えられるかなどの司之介(岡部たかし)や勘右衛門(小日向文世)らの質問にも耐え、小谷は松野家公認の婿候補として応援されることになる。
トキの懸命の看病のかいもあり、ヘブンは元気を取り戻した。すると、自分が寝ている間にトキと小谷でなんの話をしていたのかと聞いてきた。トキは素直に、二人で出かける約束をしたというが、ヘブンはなんの反応もなかった。トキの心は少し波立ってくる。
トキと小谷の約束の日が近づいていた。トキのあずかり知らぬところで、小谷の応援をすることになった松野家の面々もソワソワする中、出勤前のトキに小谷は正式にランデブーを申し込む。そして迎えた当日、小谷がトキを案内したのは怪談の名所であり、トキのよく知る清光院だった。気づけばトキが小谷をリードして清光院でのランデブーが続く中、いよいよ小谷が想いをぶつける。トキに「謡曲の松風を歌うと彼女の幽霊が現れる」といわれ、その場で謡曲を歌うが、何も起こらない。小谷はトキが好きな“怪談”には到底付き合えないといって、“怪談”が好きだというトキに「ごめんなさい」といって去って行った。
家に戻るとヘブンは小谷とのランデブーがどうだったかを聞いてくる。トキは「楽しい…ノーありませんでした」と楽しくなかったことを告げると、なんだかヘブンは満足そうだった。トキになにか話しかけるが、トキが「何ですか?」と聞けば、何も答えず、執筆して、夕日を眺めていた。
【第11週(2025/12/8-12/12)あらすじ】
■第51話(月)
新年を迎えた松江。トキ(髙石あかり)はヘブン(トミー・バストウ)に新年の挨拶を教えていた。そこに錦織(吉沢亮)がやってきて、新年の抱負を教え合うことに。ヘブンは日本滞在記を書き上げる、そのためのラストピースを見つけたいと語る。その後、トキたちは花田旅館で松野家、平太(生瀬勝久)たちと新年会に。挨拶をふられたヘブンは、「ツギ、フユ、ワタシ、マツエ、イナイ」と宣言。お祝いの空気が一変する。■第52話(火)
来年には松江を去る宣言をしたヘブン(トミー・バストウ)。ヘブンがいなくなれば、また地獄のような借金生活がはじまってしまう。焦る松野家は、リヨ(北香那)がヘブンを射止めれば、トキ(髙石あかり)も県知事一家の女中になり給料が上がる!と勝手にリヨの恋を応戦しはじめる。しかし、トキだけは素直に応援できずにいた。そんな中、リヨはヘブンを快気祝いパーティーに招待。トキはそこでリヨが告白するという話を耳にする。■第53話(水)
リヨ(北香那)がヘブン(トミー・バストウ)にプロポーズするという話を聞き、なぜか落ち着かないトキ(髙石あかり)。その頃、快気祝いパーティーではまさにリヨがヘブンに告白していた。リヨの自分への想いを知ったヘブンは、返事の前に自分の過去を聞いてほしいと話し始める。ヘブンが語りはじめたのは、アメリカ時代に経験した一人の女性との思い出だった。それは、ヘブンの心に今も深く刻まれた大切で悲しい記憶。■第54話(木)
ヘブン(トミー・バストウ)が自分の過去をリヨ(北香那)や錦織(吉沢亮)に語っていた頃、トキ(髙石あかり)は胸のモヤモヤの答えもわからずサワの元にいた。そこに司之介(岡部たかし)が合流し、サワもリヨの応援をすることになってしまい、トキのモヤモヤが加速する。一方、ヘブンの話は過去の結婚生活に差し掛かっていた。かつてある女性と結婚していたと語るヘブンはそこで自分が犯してしまった過ちを告げる。■第55話(金)
リヨ(北香那)の恋が終った。ヘブン(トミー・バストウ)は過去を話した余韻が抜けず、アメリカにいるイライザ(シャーロット・ケイト・フォックス)に想いをはせる。翌朝、出勤するトキ(髙石あかり)の前にリヨが今までの応援のお礼に現れる。お礼のついでに発したリヨの一言に、トキは動揺する。一方、ヘブンを迎えに来た錦織(吉沢亮)の様子がどこかぎこちない。ヘブンにある質問をした錦織は、その翌朝迎えに現れなかった。■スタッフ他
作:ふじきみつ彦
音楽:牛尾憲輔
主題歌: ハンバート ハンバート「笑ったり転んだり」
出演:髙石あかり,トミー・バストウ,小日向文世,生瀬勝久,池脇千鶴,池谷のぶえ,岡部たかし,北香那,シャーロット・ケイト・フォックス,渡辺江里子,木村美穂,杉田雷麟,日高由起刀,下川恭平,野内まる,瀧沢修,他
<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
(土)午前9時45分~11時[1週間分]
◇NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式サイト
◇ NHK朝ドラ「ばけばけ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
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