「UDT:私たちの町の特殊部隊」ハン・ジェソク、軍の闇を追う“冷徹な次官”で存在感
U-NEXTで配信中の「UDT:私たちの町の特殊部隊」で俳優ハン・ジェソクが圧倒的な存在感を見せている。
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Coupang Play×Genie TVオリジナルシリーズ「UDT:私たちの町の特殊部隊」(UDT: 우리 동네 특공대)で、国防部次官イ・グンチョル役を演じているハン・ジェソクは、抑えた感情の中に冷徹さを繊細に描き出し、物語の流れを動かす“パズルメーカー”として強烈な印象を残した。
「UDT:私たちの町の特殊部隊」は、「家族」と「町」を守るために立ち上がった元・特殊部隊員たちの奮闘を、笑いと感動を交えて描くアクションコメディ。ハン・ジェソクが演じるイ・グンチョルは、軍内部の不正の影を追う冷静な戦略家で、言葉より行動で示すキャラクターを緻密な視線と呼吸で表現した。
劇中でイ・グンチョルは、キユン市で発生した連続爆発事件の背後に軍関係者が関与している可能性を誰よりも早く察知する。彼は密かに資料と現場を追跡し、出動記録が消去された軍用車両や軍用爆発物の流出、異常な指揮系統の動きを掴んでいく。そして、チェ・ガン(ユン・ゲサン)を呼び出し、爆発物の正体を解明する決定的な手掛かりを提示し、“パズルメーカー”としての面目を証明した。
さらに、キム・インソプ(チョ・ドンイン)PDを守るためにガソリンスタンドの地下に秘密のバンカーを用意するなど、見えないところで事件を操る“見えざる手”としての存在も際立っていた。軍から外に流れた軍需品が民間地域で爆発したという点を根拠に、国防部長官(チョ・ハンチョル)に「大臣、この件について何かお話はありませんか?」と問いただし、真っ向から対立する構図を生み出す場面も印象的だ。真実を追いながら静かにひびを入れる“ミステリアスな官僚”としての一面を鮮やかに描き出した。
ハン・ジェソクは、複雑な内面を持つイ・グンチョルという人物の繊細な感情の揺れを説得力たっぷりに表現。抑制された表情やトーンの中に冷静さと沈着さを込め、視聴者の没入感を高めている。善悪の境界があいまいな“謎多き次官”として存在感を確立し、今後、長官との対立の中でどのような選択を下すのか注目が集まっている。
「UDT:私たちの町の特殊部隊」は、毎週月曜・火曜の22時にクーパンプレイ、Genie TV、ENAで同時配信中。その後、U-NEXTで独占配信される(1話440円・税込、視聴期間3日間)。